中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

アート鑑賞いろは塾

2013年09月20日 | かたち塾、アート鑑賞いろは塾


昨日19日は満月でした。工房のリンゴの木の上の方にくっきりと見えてました。
月見酒を愉しみました~。 *^‐^*            




先日行われましたアート鑑賞いろは塾 、
[作品世界へのアプローチ――「美術がわかる」ために]を
10月13日(日)に鶴川の和光大学ポプリホール、会議室に於いて、再度行います。
今回も前回同様の内容で初級編です。
最初は笹山さんの美術記者時代のエピソードから始まりました。
そして後半は感じたことを言葉にするワークショップをしました。

アート鑑賞は、「よかった」とか「好きではない」とか誰でも感じるものはあると思います。
その感じた言葉をもう少し具体的に言葉にしていくとそこに宿る意味が自ずと見えてきます。
作品と向き合い言葉にしてみることは良きにつけ、悪しきにつけ、とても新鮮で、何か気づかずにいたものがクリアに見えてきたり、未知のものと出会ったような驚きがあります。

講師の笹山先生は難しい言葉は使いません。わかりやすく、親切に対応してくれます。
講義の最後には自分でも思いがけない感想文が出来上がるはずです。
とても貴重で、楽しい会でした。
ご参会をお勧め致します。


秋の月は澄みわたり、アートを楽しむのにも良い季節です。
工芸やアート、着物などの作品に少しでも関心のある方は、初心者とか、上級者とかの区別なくご参加下さい。ライターの方などにも参考になるはずです。

美術の知識などは何もなくて大丈夫です、というか、あってもなくても変な脚色をせずに素直に客観的に観ることが大切かと思います。
そのほうがスっと作品世界へ入っていけるように思います。

紬塾の関連の方が、前回参加して下さり、感想をくださいました。
かたちの会のフェイスブックでご覧ください。
私もコメントを入れています。

10月16日の詳細は『モノ・語り』をご覧ください。

お申し込みをお待ちしています。











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櫻工房へやって来た赤とんぼ

2013年09月07日 | こぼれ話




工房の紫陽花の根元に置かれた鉢植え(椿の枯れ木。≧_≦;)に赤とんぼが止まっていました。
あわてて携帯カメラでそうっと近づきパチリ!

大きな目をクルクルさせていましたが、動きません。

暑い日の日中でしたので、木陰で休んでいるのだろうと思っていました。
暑い最中にあくせく働く人間より賢い!と思ったりしていました。
が、1時間経っても2時間経っても動きません。

ネットで調べてみると、トンボは羽化してから、体が固まるまではじいっとしているようで、そのためだったのかもしれません。

この夏同じ場所で2回見かけたのですが、前に見たのは胴がオレンジ色でした。

陶芸家の桶谷寧さんは「自然のものは彩度が高い」と言ってます。
(曜変天目アップ画像、矢印ボタンを押すと3秒間隔のスライドショーになっています)

桶谷さんの茶碗も彩度が高く美しいですが、赤とんぼも、赤い胴体、黒の透ける羽。
確かに彩度が高いです。

赤とんぼに限りませんが、花も鳥も虫も、自然の色は鮮やかでも深さもあり美しいです。















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