中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

「小さき声のカノン――選択する人々」観てきました!

2015年03月20日 | 自然環境・脱原発
3月7日に公開された「小さき声のカノン――選択する人々」(鎌仲ひとみ監督作品)を先日渋谷のシアター・イメージフォーラムで観てきました。平日でしたが満員でした。

上映のスケジュールなどはこちらから。 

福島で暮らす選択をした小さな子供を含む一家を中心に据えたドキュメンタリーです。

子供やお母さん、お父さんの苦しみや負担は4年の歳月が減らしてくれているのではなく、むしろこれからを案じる気持ちは増していくのではないでしょうか。

チェルノブイリ原発事故(1986)後のベラルーシ共和国での取り組みも紹介されています。
子供たちを「保養」として、定期的に空気の綺麗なところへ行かせ、しばらく過ごし放射性物質を体内から排除する方法もとり始めています。

原発の問題は根が深く、ネット上でも様々な言説がありますが、地域の周りの人との関係性も浮き彫りになります。
対立や孤立感を深めたりもします。

でもお母さんたちが安全な食のことを通じてつながり始め、今までよりも強い関係性を持っていきます。

4年前のこの事故では福島だけが被爆したわけではなく、放射能は大気に乗り拡散されました。
東北、関東、中部までも広がりました。雨が降り大地を汚染しました。
原発から漏れ出た汚染水は海へと流れました。
他人ごとではありません。

そしてこれからも核のゴミの問題、廃炉の困難さ、国民の経済的負担――人の手に負えるものではないことは誰しもがすでにわかっていること。

福島を風化させてはならないし、世界中の問題として一人ひとりが真摯に向き合わなければならないことだと思います。

国や主要メディアは原発の問題を今わかる事実、今わからないことがら、コソコソしないでもっとオープンに様々な角度で提示して欲しいと思います。

私たちは陽の光を浴び、空気を吸い、水を飲み、新鮮な旬の食材を食べ、ただ普通に生きていきたいだけです。
それこそが幸せの源泉にあるものです。

事故後4年たった今、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。
身近な方にもこの映画の輪を広げてください。




コメント

作品集『樹の滴』を読み解く――気の布

2015年03月05日 | 作品集『樹の滴』



終了しました。ご参加くださった皆様ありがとうございました

7日11時~に迫りました「かたち塾」の準備を進めています。

作品集『樹の滴』に「気の布」というタイトルで笹山央さんの文章があるのですが、
私の文中にもそのことは随所に散りばめてあります。
今回の塾ではその一つ一つを作品集に即して読み解いていきます。
また実際に糸に触れ、光にかざし、繭玉からも一本の糸を引き出してもらう予定です。

紬織物に大切なことはジャンルを超えてそれぞれの方に普遍性を持って受け止めてもらえるものだと思います。

遠くからの参加者、また今までの紬塾修了の方からも参加いただけ嬉しいことです。

東京はあいにく曇りのち雨の予報ですが、、気をつけてお出かけください。
観楼会のメニューも桜をテーマに散りばめて考えております。(*^_^*)

ぜひ楽しんで頂きたいと思っています。
あと2名でしたら受付可能です。お急ぎください。
作品集『樹の滴』をお持ちの方はご持参ください。

お申込はこちらから。
またはお電話でお願いします→080-6775-4892(かたちの会)。


受付は締め切りました。
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