遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」
☆この色は社長のセリフ
☆社長のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ(えー)。まだ毎日使ってます。
☆海馬ランドトートバッグも予約しました(ええー)。
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さて、12巻です。
「半分いったんだし、一回最初っから読み返してみよう!」とかやってたら少し時間があいてしまいました。
ちなみに読み返した感想は「めっちゃ内容もりだくさんなマンガなんやなあ」。
結構…時間かかったしね。ゲームの説明とかちゃんと読むと、もっともっと時間かかる。熱いし、おもろいし。細かい。
そして、ここまで…社長が出てない期間っていうのも、結構あるんだなあと思った。
ペガサス城での死ぬ死ぬ詐欺のあたりで、遊戯が「今なお俺に牙を向くのか!」みたいなことを言ってて、「?…今なお??てか、ずっとやん?」とか思ってたんだけど…それは私が社長の出るとこばっかり読んでるからであって、あのシーンって二人にとっては実はすっごい久々な…DEATH-T決勝以来の対決なんやね。
あと、初期(カラーコピーあたり)の海馬の小物っぷり、マジパねえっす!よかったよ…あのまんま物語が進まなくて…。
さて、12巻の表紙は、社長です!
新型デュエルディスクを手に、不敵に笑う社長、と、オベリスク。
…この遊戯王文庫版を大人買いしたその日、この表紙を見て、「ここはもうバトルシティ編なんだ」とワクワクしたものです。
…ええと、私はこの文庫版、22冊を一括で本屋さんに注文→まとめて引き取り、という過程を経てゲットしたので、…表紙をよく見てないんですよね。…たぶん、棚からカウンターに持って行って何冊かずつ購入、とかだったら表紙をじっくり見る時間もあったでしょうが、それがなかったせいで、見る機会がなかった。また、ゲットした後は、お楽しみのためにあんまりじっくり見ないでおこう、と決めてた(だから毎巻、実際ワクワクです。舞さんとかの表紙には普通にびっくりした)。
…ただ、最初に、そろえてきちんと紙袋に入れなおすときに…2列に分けてて…だから、1巻と、そのすぐ下の2巻と、この2列目最初の12巻だけの表紙が見えることになったわけです。もちろん社長が表紙、しかも大好きなバトルシティ編だとわかったらすぐにでも開けてしまいたい衝動にもかられたのですが、…もうあの上記の「誓い」を立てた後だったので、我慢してました。
表紙の話が長くなってしまった…。
タロットは城之内。お話も、城之内vsHAGAからスタートです。
蟲野郎が出てくるとHAGAAAAAAAAAAAAAと叫びたくなる。仕方ないね。この徹底した姑息さ、汚さ、ある意味さすがだね。あと、女王様めっちゃ怖い。
全然別の方向性で怖いのは、海馬コーポレーション。
衛星使って何してんの!?と思ってたら、怖さ宇宙規模の社長登場。
「まだ見つからないのか!『神のカード』を持つ、グールズのレア・ハンターの所在地は…!」
わあ…すごいことしてる……。
社長が街中どこでも決闘場!とか宣言しちゃうから、サーチにも手間や時間がかかっているっつーのに、先手は渡さんとか言って社員たちをせかす社長。が…がんばってください…みなさん…。社長短気そうだから大変だろうな…。
ていうか、どっから通信してるのかと思ったら、
そのジュラルミンケースどないなってるの!!??
カードびっちりでしたよね…!?二重構造でそんなパソコンまで入ってるなんて(そういや前は旧式決闘盤入れてたしな…)、めっちゃ重いんじゃ…。そんなんモクバに持たせてるのか!あと、そんなんで人殴ったりしてたんですか社長!!
次のコマ、ケースのフタを閉めつつ、得意げにモクバに語る姿が愛おしい…!
「フ…海馬コーポレーションのハイテク技術を使えば、やつらを捕えるのは時間の問題だ!我が社のゲーム・ネットワーク用通信衛星には、NASの軍事用地上監視システムも搭載しているのだ!」
うわあ…。怖いなあ…。
でもモクバはちっとも怖くないみたい。空を見上げ、
「へへ!やつらもまさか空の上から網を張られているとは思っても見ないだろーぜ!」とか。めっちゃかわいい…!
と思ったら、兄サマもニヤリとして、
「クク…この大会の開催こそがオレの仕掛けた罠だからな!」って!
かわいい!!
つか…いいなあ、海馬兄弟…。なんだかんだいって、似てるよ…。
ここで、マリクが童実野町近くの港に到着する。
待機していた手下に、決闘盤を手渡され、一言。
「へー……。ワリと軽いんだね…。」
ワリと軽い!
ワリと軽い!!!(←うるさいよ…)
これは、ほめてくれてるんだよね!?
ってかさ、ここまで誰もほめてくれてないけどさ、決闘盤ってすごいよ!旧式の時からさあ…!社長はすごいがんばったんだよ!ホラ、イシズと会った時も、あれを開発するために「多忙を極める身」とか自分で言っちゃってたし!
しかもこのマリクのセリフでわかる、社長の、決闘者達への気遣い!!
使う人の立場で開発したんですよね!さすが社長、お優しい…!(まあ自分もめちゃ使うからだろうけど…)
で、でっかいバイクで童実野町を目指すマリク。
目指しつつ、神のカード・オシリスを持つレア・ハンター、「人形」を使って、遊戯に闘いを挑む!
…事故らないでね~。
「オシリスの天空竜」が初めて出るこのデュエル。
アニメで見たときも思ったけど…やっぱおもしろい!
つーか、めっちゃ怖い!!神のカードの恐ろしさ、すごい、わかった…!
なんと言っても、最大の見せ場は…
社長の激励&アドバイス!ですよね!
無限に攻撃力を上げていくオシリスの前に、ついに、勝てない…とひざをつく遊戯。
そこに、…まさに、絶望にとらわれそうになったその瞬間に、最大のライバルである社長が現れる!そして叫ぶ!!
「立て!遊戯!!貴様はここで終わる決闘者ではない!」
おおおおおおおおおおおお!!熱い!!熱いッス!!
ていうか本当に今更だけど…コートすげえ…。どんだけ布使ってるの…。
…いやいや、ここで注目すべきはコートではなく、端っこにいる黒服と、リムジンらしきものですよね!
神のカード発見、そしてそれに対峙しているのが遊戯だという報告を受け…社長は、すぐさまここに駆けつけたんですね。…多分、社員にまた「すぐ車をまわせ!」とか怒鳴って。社員さんも大変だあ…。がんばってください、ホント…。
高いところからえらそうにしかも腕組んで、社長の激励は続きます。
「貴様はオレが認めた誇り高き決闘者だ!このオレの前でぶざまな敗北を喫するなど断じて許さん!」
…うーん…。ツンデレ語は難しいなあ…。
続いてモクバが叫ぶ。
「遊戯ー!お前はこの大会で、兄サマと闘わなくちゃならないんだ!そんなツルッパゲ野郎なんかに負けるんじゃねぇやい!」
…てか兄サマの言葉の意訳かも。よりわかりやすく。できた弟だ…(えー)。
「遊戯、貴様にも見えるハズだ!見果てぬ先まで続くオレ達の闘いのロード!!
貴様は…ここで立ち止まるのか!!」
ロード入りましたー。
「先に神が立ちふさがるなら…神をなぎ倒して行け!!遊戯!!」
ムチャ言いますね……。
でも遊戯には届いた模様!立ち上がるのん、かっこいい!
社長の登場で、一人、マリクはほくそ笑む。
…マリクが探しているのはオベリスク。それの所持者が現れてくれた。探す手間がはぶけたって。
「(遊戯を抹殺したら…次はお前の番だ!海馬!!)」
「(遊戯を倒すのはオレだ!!)」
なんという遊戯の取り合い。モテモテですね!
…てか、ずっと思ってたけどさ…マリク、いい表情するよなあ…。
半目で…怖いわあ。病んでる感じがめっちゃする。でもいいわあ、こういう表情大好き……(ええええ)。
ちょっと見ただけで、瞬時にデュエルの状況を判断する海馬兄弟すげえ。
で、「無限の攻撃力」という言葉で、はっと何かに気づく社長!
スーパー助言タイムです!
「遊戯!聞け!!『無限』などない!それは神のまやかしにすぎない!!」
…社長のヒントマジ難しい!!
でもやっぱり、遊戯には伝わったようです!…すげーよあんたら…。
神の攻略法がわかった、という遊戯。動揺するマリク。
この状況をひっくり返す手段がわからないのは、マリクと…モクバ。
なお尋ねようとするモクバを制する社長。
「モクバ、よく見ておけ!真の決闘者の可能性を!」
ちょ、超デレとる…!(←コメントで台無し)
運命のラストターン。
ここの闇様超かっこいい!ドローしたカードを高く掲げたまま、
「オレの勝ちだ。マリク。」とか言う姿に、全力で惚れそうです!!
その言葉で、キーカードを見事引き当てたことを察する社長。
「(フフ…やはり!神のカードは常に最も誇り高き決闘者を…持ち主に選ぶ!!)」
うれしそう!!てか、それは自分もそうだって言いたいんですね!
んもう!そういうところも大好きだー!社長ー!!
神の、無限…いや、極限コンボを打ち砕き、見事勝利した遊戯。
神の弱点は、奴の言葉で気づくことができた、と、社長の方を見やる。…素直で大変よろしいですね!どっかの誰かさんとは大違い!
遊戯の勝利に、喜んで駆け出すモクバ。
腕組んで、見下ろしたままの社長。でも満足そうににやりと笑います…。
「(オレにとって敵とは常に最強でなければ気が済まない…。相応に価値を高めてもらわなくては、貴様を倒す意味はないからな!)」
こういう感覚持ってる人って…一般的になんて言うのかな。
…どM?(なんか当たらずとも遠からずみたいな感じなのはなぜなのだろう…)
あー、運営委員長なモクバかわええー!!
公平に、アンティルールの元、神のカードを遊戯に渡した、その上でこれ。
「だがなー!オシリスのカードはすぐに兄サマのものになるだろーぜ!ギャハハハ!」
っか、かわいいなあ~!!
でも、そう言ったモクバですら、まさか兄サマがこの場で闘おうとするなんで予想外すぎたらしい…。そりゃそうだよな。
「(遊戯…わかっているな。バトル・シティでは、決闘者が対峙すればそこが闘いの場になる!!)」
社長…。一戦終えたばかりの、精神的にも肉体的にもちょっと疲れてるかもしれない相手を全力で叩き潰すのは、いいんだ…。いいんだな、きっと。社長の美学的に問題ないんだな…。
でも、そうはいかなかった。
人形が再起動(ここのモクバめっちゃかわえええええ!萌ええええええ!!)。マリクが…遊戯にとっては最悪のメッセージを残していく。
仲間が…城之内が狙われている。
たった今、遊戯に奪われたオシリスのカードを取り戻すために、グールズはすぐにでも彼らを「利用」するだろう。
それを聞いて激怒する遊戯。人形を通していたマリクとの通信はここで切れ、いてもたってもいられない遊戯は、走り出す…!
「逃げるのか!遊戯!!」
社長空気嫁。
まあそんなんできひんでこそ社長よね!びしっと指まで指してるし!
ええい、うるさい!とか言わないで、ちゃんと説明して駆け出す闇様はえらいと思います。
「海馬…。今、お前と戦うことはできない…。
城之内くんがグールズに狙われている…!オレは友達を見殺しにはできない!!」
そして置いていかれる社長。
「フン!プライドより仲間を選ぶとはな…」とか言いつつ、なんか背中がさみしそうです!
そんで次のコマがこれ!
無言で、遊戯の消えた方向を睨みつける。
…あかん、どうしてもここで笑ってしまう!
かわいそうになあー、アンタ!あはあははあは!!(ひでええ私)
仲間たちを探して町中を走る遊戯の前に、二人組みのレア・ハンターが立ちふさがる。
順番を決めるジャンケンとかで時間稼ぎにふざける二人にキレたのは、遊戯ではなく…なんと、後ろから追ってきた社長でした!
「ならばタッグでかかって来い!ブタ共ぉ!!オレが遊戯と組む!!」
しゃ、しゃちょおおお~~~!!
あなた、走って追っかけてきたんですか!?遊戯を!
おいいい!めっちゃかわいいなあアンタ!あはあははあは!!(またかい)
心底驚いている闇様の顔にも笑ってしまう。
まだ信じられない、という表情の闇様の横で、無言でデッキを決闘盤にセットする姿は、めちゃくちゃかっこいいです。
でも次の言葉が
「だが勘違いするな…遊戯…。」なのでやっぱり笑ってしまう。アンタほんっとかわいいなあ…!
「オレがバトル・シティを開催した目的のひとつは…レアカード強奪団・グールズ壊滅!貴様や…貴様のお友達に手を貸すワケではない!」
はいはい、よーくわかってますよー。
とりあえずオベリスクの自慢したかったんだよね!
オシリスだけじゃなくて、オレの神も見ろ!ってことなんですよね!わかります。
なにより、社長が楽しそうで何よりです!
でも、
「これがオレのオベリスクだ!ワハハハハ!」って、なんて頭の悪そうなセリフなんだろうか!社長が言うからいいものの…(そうか?)。
で、こっからはその、狙われてる城之内の…梶木とのデュエルなんだ、けど。
狙われてるの城之内だけじゃなかった!!
……宿主いいいいいいいいいい!!!!!
バクラてめえ、なんてことしやがる!!ちょっと今回はマジひでえ!!
バクラとマリクの会話は非常におもしろかったんだけど…ナイフ!ナイフ!!やりすぎだよバクラぁ!ていうかナイフなんで持ってたの!?宿主が持ってたの!?あとオカルトデッキって絶対バクラの趣味だと思ってたのに宿主もかよぉぉ!!怖ぇよ!!
腕からいっぱい血を流して、フラフラになりながら、なにがあったかわからない、覚えてない、という宿主がかわいそうすぎて…泣きそうになります。てめえナム、覚えてやがれ~!!一発かばってくれたくらいじゃ許されないぞ!!
自分には心当たりがない…っていうの、まさに、獏良本編登場あたりのデジャヴが…。宿主だってさすがに気づくんじゃないだろうか…。また、あいつが、なにかしようとしてるんだって…!また、自分の大事な仲間や自分自身を傷つけようとしてるんだって…!
でも、それは、リングをかけた自分の責任でもある、って、また、苦しむのかな…。
腕から血を流して苦しむ姿が、バクラの演技ならどれだけ救われるかわからない(つか演技力に感動するわ!)。でも…貸してやるって言ってたし…お目覚めだって言ってたし…確実に宿主だよな…うううううう。
早く来て!助けて!!
お願いだよ…最強タッグのお二人さん!!
ああでも、二人が並んで歩いてるとか、…だめだ、なんだかうれしくなってしまう。
行くぞ!13巻!!