おいしいんですよね、がじゃまめ。
最近週に一回は一袋買って帰って、そっこう食べきってます。とまらないの。ちょっと気分悪くなってきても、食べきるまではとまらない（やめーや…）。
がじゃまめとは。
ピーナッツに黒糖をからめた、奄美の名産おやつ。…らしい。
うち、このがじゃまめって…実に10年近く好きだけど、ずっと沖縄のおやつだと思ってた。今食べてるのんも、沖縄特産って印刷されてるし。…まあ、黒糖が豊富な地方ではポピュラーなお菓子なんでしょうね。
おいしい。コンビニにいろいろ出てる、上品なお味のチョコレート菓子もいいけど、たまにこういうボリボリしたものも食べたくなる。アゴ疲れるけど。でもその疲労もまた心地よい！
そもそもこのお菓子、英語を習ってる時…中学生の時に、お兄さん先生がお土産でくれて、みんなで食べて、みんなですごいおいしい！って盛り上がって、取り寄せてよ！（沖縄まで…）って盛り上がって、当時毎週やってた10問くらいの単語テスト、皆満点だったら取り寄せたるわって先生が……いや違うか？うちらから満点とったるからがじゃまめ約束やで！！って詰め寄ったんやったかな。たぶん後者だな。
それで「よーし！」ってなってみんな真剣に単語勉強しだしてんけど、たぶん結構範囲が広いとこから10個やから難しくて……。みんな採点しながら「がじゃまめがー！！（←8点）」とかうめいてた。で、来週こそ！って……結局最後まで全員満点はなかったんだけど、十分すぎるほどの原動力になったよなあ、がじゃまめ。
ノートにさあ、来週の範囲のページをメモするんだけどさあ、そのメモが途中から「がじゃ P.38～P.40」とかになってんの！目的になってる…。
うちの親御さんは、たとえばお手伝いするからおこづかいをあげる、とかいうのは大嫌いだったみたい。目的のためにお手伝いはするものではない、って（そもそも我が家はおこづかいという制度がなかった）。それはまあそうだよね。だけど…ごほうびがあるからがんばれるっていうのもあるんだよね…。難しいよなあ。
うちが今食べてるがじゃまめは駅前のお菓子専門店で買いましたが、例えば当時、そういうのがあればそこまでがんばれなかったかもしれない…。がじゃまめなんてあの時だけで。本気で沖縄の会社から取り寄せないと二度と食べれないと思ってた（名産品ってことも知らなかったし）。だからがんばれた。10点満点なんてありえないことだったのに（難しかったの！！）、そこを目指した。なかなか届かないけど、あきらめられなくて毎週がんばった…。あの努力が、無駄だったわけない。
ボリボリ食べつつ、色々考えた。
…うちの一番長い習い事である英語教室。あっこ、結構おもろいブームが何度かあったよなあ…。砂入りカエルのお人形とか（手触りが超いい）、メローイエローとか（生徒皆酔っ払い状態になった謎飲料。それ以来目にすることもない…）。