「パティシエになりたーい!」ブログ。

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TOEICの禁止行為の追加と、うちの思い出

2012-11-15 23:55:56 | きょうのできごと
ちょっと遅い話題なんですけど、先日知って驚愕したので。

TOEICの試験の「禁止行為」追加。

試験中の「禁止行為」っていうのは、まあもちろんカンニング禁止とか、うるさくして他の人の邪魔するの禁止とか…そういうのは当たり前だと思うんだけど。
公式HPにもちゃんと載ってました。…びっくりだわ、ほんと。
「リスニングテスト中にリーディングセクションの問題文を見る行為、またはリーディングテスト中にリスニングセクションの問題文を見る行為」

…もし、うちがまだTOEICの試験の勉強中だったらこんなに冷静じゃいられない。「えええええええええええ!?ふざけんなあああああああ!!」ってなってるわ。
リスニング開始前の説明アナウンスの間に、リーディング(文法問題)の問題を少しでも解く、というのはTOEICに慣れた人なら皆やってる基本テクだったのに…。うちなんかやりすぎてリスニングの1問目逃したことだってあるんだぞ…(←バカ)。

TOEICの試験、私は結局……5、6回くらい受けたんだったかな?
最初は全然時間も足りないけど、回数をこなすことで慣れていく。そういう試験なんだって、うちのTOEICの先生も言ってた(初めての試験はお試しみたいなもの、ともハッキリ)。
時間足りないって言っても、試験時間2時間もあるんですけどね…。そのうちリスニングが45分(最初はこの45分間の集中力を保つのも結構大変だったような)。残り75分がリーディング。…でも問題数が多いので、大抵最初は間に合わない。時間配分はめちゃ大事で、…後ろの方の長文問題にはどうしても時間がかかるから、リーディング最初の穴埋め問題は「一問10秒で解くこと」って、普通にTOEIC対策の本とかには書いてあったりする。わかんなくても10秒で次に行かないと最後まで間に合わない。後で戻ってきて考えたりもいいけど、点数配分の事を考えると…長文にその時間を費やした方が絶対にいい。それらはTOEICのテクニックなのです。1点でも高い点を取るための。

ホントに「1秒」すら無駄にはできない。高いスコアを狙う人にしてはなおさら無駄にしたくない時間。
でもリスニングだって問題が始まってしまえば、それに集中しなきゃ点数は取れない。だから、…最初の説明の時間だけ、なんです。試験官の開始の合図で初めて問題の冊子を開いて、…で、そこから英文の放送が流れる。最初は説明。「今から文章を4つ(だっけか。忘れた)読み上げますから写真に合うものを一つ選びなさい」みたいな、定番の説明の数十秒を……リーディングに使うのは「テクニックとして当たり前」だったのです。

…それが禁止になったって…?
今から受ける人にはいいけど、今までずっと受けてた人には、歯がゆいだろうなあ……。
でもなんでやろ。あの、皆がページを必死で繰る、バサバサ言う音が迷惑だって訴えた人が多かったとか?(笑…っていいのか?有り得そうで怖い)。いや、ほんとにみんなやるから、あれ最初はびっくりするんだよね~。「!?」ってなってる人はTOEIC初受験の人ってわかるくらい。

…でもよく考えてみれば、禁止行為2つ目の「問題用紙・その他資材への書き込む(解答用紙の所定の記入欄を除く)行為」だって、うちが受験してる間(か、直前?)に追加になって、「えー!?な、なんで!?」って思ったもんなー。自信なく答えたとことかを問題用紙にチェックできればさ、後で万が一時間が余ったりした場合、戻って再考できるかもなのに…。まあ、「後で!」とかで飛ばしたりすると、マークシートのチェックがずれるという大変な事態を引き起こすかもだから、それはやめた方がいいっていうのも聞いてたし…やんなかったけどさ。正直マークシートを塗りつぶす時間ももったいないんだよ、TOEIC!絶対、ある程度先丸くした鉛筆持って行ってた(←早く塗れる)。シャーペンで答えてる人とかスゲーって思ってた。つか試験時間に寝る人とかマジ信じられなかった…!その時間をうちにくれ!!くれよ!!

書いてると、ほんとに経験とテクニックが物を言う試験だったな、って思う。
私はTOEICのそういうとこが大好きで、だからこそ何回も挑戦してたとこ、ある(仕事に全くいらんのにね…趣味?まさか趣味?)。
もちろん語彙力とか、単語力とか…TOEICの教室に通ってる時は、毎週そういうのも伸ばしてたけど、…そもそもあの特殊な、長時間の試験に慣れないと、本来の力も全く発揮できないで終わっちゃうんだものね。
そこが好きだった。そのテクニックを磨いて、攻略していく感じはすっごく楽しかった。

私は今、すっかり英語からは離れてしまっているし、英会話とかも(そもそも本気で取り組まなかったこともあって)全然できない。スコアは一度、自分で満足できるラインに届いたけど、今受けたらもう半分も取れないだろう。
だけどTOEICのために、あの特殊な試験の為だけに勉強していた時間は無駄じゃなかったと思う。
だって、楽しかったから。あの、試験本番中の高揚感は、ちょっと他では得られない。
「今」には何もつながってなくても。
本気で楽しかった。それだけでも十分だ。

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