ふと、考えた。
傷つけられたって思うことって、勝手なことなのかもしれないって。
思い切りざっくりと、もし、こう…その傷が目に見えるもので表せるとしたら、かなりドバドバ血が出てるくらいだと思う傷。そっから血を流しすぎて、口からも血ィ吐いちゃうような深い傷。
そういう傷でもさ、別に相手はつけた気はしてないのかも。
むしろ相手につけられたんじゃないのかも。うちが勝手に、どっかの壁から出てた古釘にぶつかって重症を負っただけなのかも。
そう思えば、一方的に「誰々のせいで傷ついた」って言えないのかもな。
あ、もちろん、原因とかめっちゃ明らかな場合は違うけど。
大体、うちだって相手を傷つけたのかもしれない。知らんうちに。
そんなんって今までにそれこそ死ぬほどあったんだろうな……。
それはあんまり考えたくない…人に無関心で生きてるつもりなのに。ああ、そういう態度で傷つけたり、あとその他なにげない言動で傷つけたり…いっぱいあったんだろうな。うちが気づいてないだけで。あと、意図的に忘れたものもいくつかあるし。
なんでこんな(たぶん普通は)すごい今更な事を思いついたかというと、
いつも自分を傷つけるのは、自分自身だけであったから。
…他の人に傷つけられたなんて思いたくないなあ。
それは虚勢なのかもしれない。他人になんて左右されない自分でありたい、というだけの。
そしてそうやって、自分しか見ていない自分自身が、
他の人を傷つけてきたのかも、と思い至る…。
これはとても危険。ますます全力で自分自身が斬りつけてくる。嬉々として。
ボタボタこぼれる血を見ながら、結局の原因は自分自身だと納得する。
どこにも進めずに、ひたすら台所の掃除を続ける。
そんなGWの一日。いいお天気でしたね。外、出てないけど!
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