今月の初めくらいにアニマックスで一挙放送してて、
よっしゃーと録画したものの…なかなか見れず、やっと今日最後まで見た!
やっぱ、えーわー…。
アニメの…OVAとか劇場版とかって、まああんまり数を見てないってのもあるけど、結局本編の方がおもしろいなって思うこと多いんだよね。(時間が全然違うんだけどさ。)
でも、これは…これはすごくよく出来てると思う。最初見た時から思ってた。
そもそもるろ剣のアニメがそんなに好きじゃなくて…。マンガ大好きだったから、当時(中学生だ…)は色々文句言ってた気がする。そのうち見なくなったんだよね。マンガも結局最後の最後までは読んでなくて…。
マンガも、たしか最後にめちゃ感動してたのがこの追憶編のあたりだったんだよね…。
薫が舞台から(一旦)退場してしまうあたりからちょっと興味を失ったんだったような。
とにかく作りが丁寧で、音楽とかもすごく心に残る。
最初に警告が出る通り、結構グロいシーンも多いのだけど…なんというか、美しいんだよね。全体的に。
静謐、というか…
もう、ヒロインの巴さんそのもののイメージなんだけどさ。
最初は剣心の過去にまず涙、そして十字傷の一本目にハラハラ…(←もちろん展開を知ってるから)
序盤は巴の行動って一切理解できないんだけど…だんだんその心が見えてくる。その苦しみも。
第二幕かな?「迷い猫」ってタイトルも好き。
二人での里山の生活は、何度見てもほのぼのとしてしまう。
剣さん、めちゃかわいい。少年なんだなあ…って思う。
でも…その後…。特に第三幕の終わり方は見事。スタッフロールがオープニングに移動してる意味がすごくわかる。
あの、古傷からぼたぼたって血が落ちるとこから…もう茫然自失の剣心、見てられない。泣きまくった。
それで、あのラストね。
あれ、マンガと違うのが、傷のつき方なんだよね…確か。
マンガでは、勢いでとんだ剣が…って感じやった(と思う)けど、
ここでは、巴さんが意思を持ってつけてるんだよね。
最初はここに違和感を感じたんだけど、今考えるとこっちの方がいいよな。事故じゃなくて、意味のある傷だからこそ消えない……。
眠っているかのような巴にずっと語りかける剣心の姿にはもう…涙が止まりませんでした。
やっぱいい。これはいい。
続きの…なんだっけ?星…なんとか編(えー)
あれも撮ってあるんだよね。あれも見よう!
…ただあれは…一回だけ見た時、あんまりいい印象を持たなかったのでドキドキしますが!