「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

バンピートロット日記・その3

2006-10-26 01:56:36 | バンピートロット日記

えー、本当にうちのバニラ君はアホですね!ノートを読み返して、あきれるばかりです!

こんなん真剣に書いてた自分にも、あきれるばかりです!ていうか書くこと多すぎて、ゲームやってんだかノートにバカポエムかいてんのかわかんなくなるくらいだったもんね実際!戦闘じゃなくて、字の書きすぎで手が痛くなってたもんね!!(アホだ…本当に)

ところで私はその1にて、この日記のサブタイトル?みたいな感じで「ボクの名前はバニラビーンズ」とか書いときながら、その2でもう「バニラ君でいきます」とか…。勝手極まりないですね。まことにあきれるばかりです!

つまり「バニラ・ビーンズ」君だったって、ことで…。コニーの思い込みって、ことで…。

あ、それか、コリアンダー → コニーみたいな!ほら、なんていうの…愛称?(苦しまぎれだ…)

 

★バンピーを知らない方へ…一行でわかるバンピートロット★

「CERO B(12歳以上対象)。暴力・犯罪カテゴリー該当…」(まあ、ある意味…)

 

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ジュウタン運びを頼まれたので、後ろにジュウタン乗っけて、しゅっぱーつ!

…うわ、またか、盗賊め…。って…あれは?あれはなんだ!?…恐れおののいていいのか、笑っていいのかわからない。とにかく、やろうってんなら迎え撃つまでだ!コニーが隣にいるのに、カッコ悪いところは見せられない!

とにかくでっかいその「物体」に、飛び移る…!……失敗。川に落ちてしまった…かっこ悪い…。雨のように降ってくるミサイルをかわしながら、なんとか体勢を立て直し…勝ったーーー!!

 

ネフロネフロの街に到着。フェンネルという人が迎えに?来ていた。コニーはなぜか、彼とマジョラム達に先に行くように言い、僕に向かって「話があるんだけど…」と切り出した。まっ…まさか!!まだ心の準備が!!

「さっき、海辺で『青い物体がミサイルで岩を落とした』っていう話してたの、覚えてる?」

………おぼえてます……(ガックリ)。

あれは…今思えば、トロットビークルだった。でもそれが、どうしたんだろう??

そんな疑問も…コニーの(今度こそ)感情あふれる「ありがとう」の言葉で吹っ飛んでしまう。

「…それが言いたかったんだ。」

…っ!か、かわいい…コニー…。しかもなんか、家に招待してくれるって!お母さんに紹介!?そ…それってまさか!!

内心の動揺を隠して、ビークルを街へと進める。……と…、コニーが、鼻歌を歌っている…。なんて…心が安らぐ歌なんだろう…。いつまでも、聴いていたい…。

ああ、どうしてだろう…、涙が出そうだ…。

 

ネフロネフロの街へ。もう夕方だ。ネフロベーカリーの前でビークルを降りて、後は歩く。

きれいな街並みを見てぼんやりしてたら、コニーにはじめて?と聞かれる。はじめて…なんだろうな、多分。

「いい街だよ。私、この街大好きなんだ。君も気に入ってくれるといいな。」 

君がそう言うなら、はじめてだろうがなんだろうが、この街が世界一に決定だよ!!…でももし、この街でボクが生まれていて、それすら思いだせないのなら…悲しいことだけど。

…そういえばコニーは「この街ははじめて?」って聞いたり「これからどこへ行くの?」って聞いたりするけど、ボクが記憶喪失だってこと、忘れちゃってるんだろうか。…それとも、軽い記憶混乱だと思っていつのかな…。まあ、あんまり腫れ物にさわるようにされるよりかは、君とは普通に話していられる方が楽しいからいいんだけど。だから心の中だけで、そっとつぶやいた。

今、ボクは、ボク自身のこともわからないんだよ、コニー…。ボクの生まれた街がどんなのかも…。

わかるのは、君がそこにいるってことだけなんだよ…。

 

 

コニーについて歩いていく。あれ…ふらふらする。そういえばお腹が減ったな。でもコニーの家でご飯をごちそうになるかもしれないし、今、歩きながらパンをかじるのはやめといたほうがいいだろうな…。

割とすぐに着いた。コニーのお母さんがベッドにいた。

「お母さん、紹介するね。」 ドキンドキン…

「彼、新しい友達の…」 ……

傷ついた心を隠すように、自分からコニーのお母さんに「初めまして」とあいさつした。印象は良くしておくに越したことはない。

「いらっしゃい。よろしくね。」と答えてくれたお母さんの声はとても優しくて、ああ、さすがコニーのお母さんだなと思った。

話の途中で声の大きなおばさんが入ってきて、コニーのライブが今夜らしいということを知る。ちょうどよかった。…っていうかコニーはここにいて大丈夫なのか…いや、もうさすがに行くらしい。でもボクに向かって「何かあればいつでもここに来ていいからね。」と。…涙が出そうになるのをこらえてやっと「ありがとう」と言えた。隣のおばさんも、1分前に知り合ったばかりなのに「いつでも相談にきなよ」って…。なんて心のあったかい人達なんだ!!

 

おばさんも帰ってしまって、部屋にコニーのお母さんと二人きりに。お母さんが口を開く。「コニーが友達を連れてくるなんて、ずいぶん久しぶりだわ。」って…。ええっ??

ひとつお願いがある、と言われる。「あの子、いつも、みんなの前では、明るくふるまってはいるけど…、私には無理しているように見えるの…。心の支えだったダンディリオンとも、今は会えないみたいだし…。だから、あなたは…あなただけは、あの子の本当の友達になってあげてほしいの。」

お義母さんまかせて下さい!彼女はボクが一生守ります!!ていうかダンディリオンって誰!!心の支えって…誰!!

初めて会ったボクに、あのお母さんは何を見出したんだろう。

そしてコニー…、コニーは一体何を無理してがんばっているのだろう…。

ていうか心の支えのダンディリオンって誰!!