夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

日本人が世界的に長寿である『10の秘密』、こっそりと高齢者の私は学び、やがて微苦笑して・・。

2020-06-28 14:30:15 | ささやかな古稀からの思い
先程、ヤフーより配信さけたニュースを見ている中で、
日本人が世界的に長寿である『10の秘密』、
このような見出しを見たりした。

私は75歳の年金生活の身であるが、どのようなことなの、と思いながら、
好奇心に負けて記事を精読してしまった。

この記事は、内科医である奥田昌子さんの著作の『日本人の病気と食の歴史』(KKベストセラーズ)より一部を抜粋し、
「昭和時代~現代の食生活の変化」に焦点を当て、解説された内容となっている。

そして配信元は、【 幻冬舎ゴルードオンライン 】に6月21日に配信され、
記事の前半部分を無断であるが、転載させて頂く。
          

《・・古代から現代まで、日本の食文化は多様に変化してきました。
昭和時代~現代の食生活の変化」に焦点を当て、解説していきます。

☆戦国時代から続く日本人の「ストレス管理」

21世紀の食養生をめざして 日本人の食養生の考えかたは、
戦国時代までに、ほぼ固まっていたと考えられます。

そのエッセンスをわかりやすくまとめたのが、横井也有の『健康十訓』です。

横井也有は、『養生訓』で知られる貝原益軒より70年ほどのちの時代の人で、
尾張藩の重臣でありながら、俳人としても活躍し、81歳まで生きました。

『健康十訓』
1 少肉多菜(肉より野菜を多く食べる)
2 少塩多酢(塩より酢を使う)
3 少糖多果(砂糖を減らし、果物を食べる)
4 少食多噛(食べ過ぎず、よく噛んで食べる)
5 少衣多浴(薄着にし、風呂によく入る)
6 少車多歩(車をあまり使わず、よく歩く)
7 少憂多眠(くよくよ悩まず、しっかり眠る)
8 少憤多笑(あまり怒らず、よく笑う)
9 少言多行(あれこれ言うより行動する)
10 少欲多施(欲ばらず、人に与える)

1番から4番が食事、5番、6番が生活に関する注意です。
あとの4つは、心の持ちかたについての助言で、
ひと言でいうと、おおらかで前向きな考えかたを良しとしています。

          

益軒の『養生訓』にも、
「心穏やかに、怒りを抑え、心配の種が少なくなるようにするのが心の健康法で、
これが養生の第一である」と書かれています。

現在でいうストレス管理でしょう。・・・》

          

記事を読みながら私は微苦笑を重ねたりした。

過ぎし年の2011年〈平成23年〉の晩秋に、
田沢湖の北方にある観光ホテルに3日ばかり滞在して、乳頭温泉郷めぐりなどをした。

そして滞在している観光ホテルに於いて、露天風呂に向う館内の廊下り壁面に、
数多くの季節ごとのスケッチ絵が掲げられる中、
ひとつの手拭(てぬぐい)に書かれた教訓を読み、私は微苦笑されられた・・。

そして館内にある売店に、お土産品として『健康十訓』が有ったので、
記念に私は購入したことを思いだした・・。
          
まもなく机の引き出しより、折りただんだ手拭(てぬぐい)が出てきて、
たわむれに記念写真を撮ったりした・・。



過ぎし年に、日本人の平均寿命は、ここ30数年、食生活の改善や医療の進歩などで延び続け、
2015年(平成27年)には、男性が80.79歳、女性が87.05歳と私は学んだりした。

そして介護の必要がなく、健康的に生活できる「健康寿命」も、
2013年(平成25年)の時点の推計で、男性が平均で71.19歳、女性が74.21歳と知ったりした。

こうした中で難題は『健康寿命』と『平均寿命』の間で、介護を要する御方が多いと学び、
私たち夫婦は、頼れる人もいないので、介護・要となった時は、 やむなく介護施設に思ったりしているが、
身体は衰えても、ボケないで晩年期を過ごしたいと念願したりしている。

そして私は、健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活16年半を過ごしてきた。

          

しかしながら、新型コロナウイルスの烈風が2月頃から発生して、
やがて不要不出の中、私は電車、路線バスも出来うる限り避けて、
マスクをしながらひたすら歩いたりした・・。

こうした中で、ときには10キロ前後歩いたりした為か、
軟弱な私は、右脚の膝(ひざ)を痛めて、今や整形外科に通院しいる身となっている。

そして平地の遊歩道を3キロ以内を限度として散策しているが、
いつの日にか健康寿命も終焉となり、やがて介護を受ける身となると思われ、
今回の『10の秘密』を復唱しながら、微苦笑をしたりしている。

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