夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

今年の我が家の3大ニュース、私達夫婦のささいな出来事は・・。 【下】 最終

2010-12-31 08:00:40 | 定年後の思い
          第3章  私の『お酒代』が激少し

私は過ぎし、11月29日に於いて、
【 私は高齢者2年生のメタボの私は、遅れぱせなから減量に、ふたたび挑戦し・・。】
と題して、このサイトに投稿している。

【・・
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であり、
私の住む市では国民健康保険に加入している40歳以上は、
年に一度の『特定検診』と称されている健康診断がある。

私は2004(平成16)年に定年退職後の翌年度から、
勤めていた企業の保険グループから国民健康保険に切り替えて、
今回は5回めの健康診断を過日の9月16日に大きな総合病院で受診した。

今年の夏は猛暑が多く、散策もさぼったりし、
エアコンの冷風の中で、簡易ベットに横たわりながら、本を読んだり昼寝をすることが、
平年より多かったので、
体重が増えて困ったなぁ、と苦笑したりした。

この検査が終って、3週間過ぎた頃に、健康診断の結果表が郵送配達されて、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』
と明記されていたので、私は青ざめたた・・。
そして、翌日に自宅から徒歩10分の内科を専門の病院に行った。


私は2004(平成16)年の秋に定年退職した時は、
身長は170センチ、体重は70キロ弱で少しメタボであったが、
採血、心電、尿検査、血圧測定、そして胃がん、大腸がんの検診も含めて、
至って健康のマークを頂いていた。

私は退職後、直ちに年金生活に入り、
純米酒の辛口好きの私は晩酌の時は、現役時代と同様に2合、ときには3合を呑んだり、
或いはビールの時は500mlの缶ビールを数本を呑んできたので、
この結果、毎年少しずつ体重が増えたのである。

そして一昨年の2008(平成20)年の秋に、健康診断の結果、
78キロとなり、私としてもこれは対策をしなければならないと自覚し、
この後、市の斡旋する『メタボの研修』を翌年の2009(平成21)年2月より、
半年に及び、受講した。

この時は、うら若き保健師の女医さんの優しい指導で、
ビールでしたら350mlの缶ビールを2本までにして下さいね、
と云われりしたのである。
そして、軽い室内体操を毎日10分ばかりした。

そして『メタボの研修』以降は、
国内旅行、冠婚葬祭、或いは懇親会などに限り、地酒をある程度は呑んだりしたが、
缶ビールの350mlを2本までを殆ど守ってきたのである。

もう少し呑もうかしら、と思うと、
何故かしら優しい保健師の女医さんの笑顔が蘇(よみがえ)り、
缶ビールの350mlを2本まで夜が圧倒的に多かったのである。


そして昨年の2009(平成21)年秋に2月健康診断を受診した時は、
体重は3キロばかり減少て、75キロとなり、
優しい保健師の女医さんのおかげかしら、と私は微笑んだりした。
そして私は悦びながら、家内に伝えたら、
『あなたの健康にも良いし・・家計費のアルコール代も減りますから・・』
と家内は私に微笑みながら、云われたりしたのである。


この後、私は相変わらず缶ビールの350mlを2本までを守り、
幾たびか旅行を重ね昼はビール、夕食の時は地酒も呑み、
平素は散策と買物ぐらいの運動不足、その後の猛暑でエアコンの冷風に頼ったりしたので、
今回の健康診断の結果、ふたたび78キロに戻ってしまったのである・・。


この結果の上、『糖尿病で、内科に受診して下さい』とと明記され、
私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、
検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。

私は定年の5年前の頃から、60代は五体満足で生かしてくれ、その後は余生である、
と公言してきたが、家内との共通趣味は国内旅行であり、
糖尿病の場合はもとより食事制約があり、
家内は旅行先の美味しい夕食で、私は食べてはいけない料理だったら、
余りにも惨(みじ)めであると思ったりしたからである。

医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、
軽い運動を毎日して下さい、と私は云われた・・。

昨今、ここ6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら料理を造って貰い、
朝夕頂いている。
そして私は晩酌の缶ビールの350mlを2本さえも取りやめて、煎茶を飲んだりしている。

昼食はフルティ・ランチのようなリンゴを一個、そして柿一個としている。

その上、散策は時速3キロぐらいの歩みから、時速6キロぐらいのウォーキングとなり、
汗をかきながら最低30分は歩き廻り、ほぼ毎日している。


この結果、体重は74キロとなり、4キロばか減少している。
ズボンのウエストも楽になり、ベルトについている穴も2つばかり減り、
何かしら身体が軽快に成ったと微笑んでいる。

しかし、以前ゆっくり歩いた散策の時は、
この時節の晩秋の朱紅色、黄色に染められた錦繍の情景に、深い心を寄せられることができたが、
ウォーキングとなれば、風景が通り過ぎるように心を寄せる瞬時の思いが、
なくなってしまうのである。

やむえず私は、公園を目指して、ウォーキングに専念した後、
公園内で汗をふきながら、ゆっりと散策して過ぎ行く美麗な錦繍の情景に心を寄せ、
そして帰路は、ウォーキングして、ここ三週間の日中のひとときの定例事項としている。
・・】

このように投稿しているが、その後も国内旅行、冠婚葬祭、或いは懇親会などに限り、
ビール、地酒をある程度は呑んだりしたが、
相変わらず昼食はフルティー・ランチのようなリンゴを一個、そして柿一個としている。
そして、平素の夕食は煎茶を友にして、頂いているのである。

過日の青森の初冬の旅路を8泊9日でしてきたので、地酒、ビールの酒宴が多かったので、
昨夜、体重計の測定は、無念ながら73キロであった。
そして、確か旅行前の時は、72キロだったのに、と心の中で呟(つぶや)いたりしていた。


このように日々を過ごしているが、何よりも驚いたのは11月の『お酒代』が0円になった・・。
私達は1976(昭和51)年の春に結婚し、
これ以来、毎月『家計簿』をお互いに確認している。
そして、お酒大好きな私は、自動車で云えばガソリン代と思いながら、長らくサラリーマンの職場で奮闘してきたので、
『お酒代』は独立させて家計簿に計上してきたのである。

ある年は、一年間は大きめの冷蔵庫が購入でくる金額が、自宅で呑む『お酒代』になったり、
血気盛んな40代の初めには、2台分になったりして、
少し燃費が悪いかなぁ、と思いながら驚いたりした。

過日、12月の初めに、家内と11月の家計簿を締(し)めたが、
11月の『お酒代』が0円になったのは驚き、この前後も激少しているのである。
『あなたは若き頃に・・人の一生分も呑まれたのですから・・
今後は健康にも良いし・・』
と家内は微笑みながら私に云った。


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