夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

行動制限が緩和された今こそ、高齢者は外に出て心身を活発に、78歳の私は学び、微笑み返して・・。

2022-05-24 12:58:19 | 喜寿の頃からの思い

先程、ヤフージャパンより配信された数多くのニュースを見ている中、
『 元気な高齢者は「外出自粛」をしていない? 
         専門家が語る「中高年の生き方」三つのタイプ 
 』、
と題された見出しを見たりした。

過ぎし日に、厚生労働省の公表によると、2016年(平成28年)の時点で、
日本人の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳と推計され、
平均寿命と健康寿命の差は、男性約9年、女性約12年と報じられている。

もとより「健康寿命」は、日常的に介護を必要としないで、
自立した生活ができる期間であり、私は今年の9月で、満78歳となり、
何んとか男性の健康寿命の延長戦の最中かしら、と思ったりする時もある。


しかしながら私の友人、知人の7人は、すでにあの世に旅立っているし、
或いは私より8歳ご年配の知人は、心身溌剌とされている御方もいて、
あくまで健康寿命も男性の平均であるよなぁ・・と思ったりしている。

こうした深情には、が体調を崩して内科を検診した後、
やがて私の住む地域の都立の大きな総合医療センターで、 3回ばかり通院して、
専門医師のアドバイスされる中、初期の膵臓(すいぞう)がんです、と診断されたりした。

そして4月17日より2泊3日で、家内は検査入院した後、
5月12日より摘出する手術で入院をして、この後の経過状況、
やがて回復状況も医師より順調と診断され、19泊20日間を得て退院となり、
我が家に生還してきた。

もとより、この間の私たち夫婦は、最悪の場合を想定することもあったりして、
震撼しながら揺れ動いたりした・・。

そして転移などで死去する確率も高く、家内は身の回りを整理し、
やがて私たち夫婦は、再入院、葬儀、お墓、ひとり住まいなどを、
人生の晩年期の終活を話し合ったりした。

こうした体験のある私は、せめて家内は退院から5年まで転移ないと願い、
安静した生活ができるようにするのが、私の責務と思い、何とか80歳までは元気でいて、
家内を見守りたいことも根底にある。



こうした深情のある私は、今回の《・・元気な高齢者は「外出自粛」をしていない?・・ 
専門家が語る「中高年の生き方」三つのタイプ・・》を学びたく、
記事を読んでしまった・・。

この記事は、『週刊新潮』の2022年5月19日号 に掲載された記事で、
関連の【 ディリー新潮 】に於いて、5月23日に配信され、
無断であるが、記事の大半を転載させて頂く。

《・・
大型連休が終わり、再び日常が戻ってきたが、
もはや我々は、コロナ禍の下で「自粛生活」当たり前となってはいないか。



☆自粛生活から抜け出せない人

☆「意欲バリバリ老人」



☆怪我のリスクが増加

☆「明暗を分ける境目」



☆基礎疾患がなければ外出を

☆加齢によって衰える前頭葉




今回、老年医学の専門家である和田秀樹さんは、
長きコロナ禍の「自粛生活」の浸透で、高齢者は「三つのタイプ」に大別されたりした。

《・・「まず一つ目は、新しいことにチャレンジし続ける『意欲バリバリ老人』で、

二つ目は、日常習慣などルーティンを辛うじて続けていることで
『なんとか身体機能を維持できている老人』。

そして最後は、ほとんど外に出ないで、巣ごもり生活を続けることで
『どんどん衰えていく老人』です」・・ 》  

私は二つ目の『なんとか身体機能を維持できている老人』かな・・と微苦笑してしまった・・。


過ぎし
一昨年の2020年2月より、新型コロナウイルスの烈風に伴い、
マスクの苦手な私は、外出する時は、やむなく生まれて初めてマスクをしてきた・・。

そして新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
おひとりおひとりが、「相手と身体的距離を確保すること」、
「マスクの着用」、「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、
国民の責務と思いながら、独りぼっちで出来る限り人影の少ない道を
選定して歩いたりしている。

もとよりワクチン接種を受けた後でも、人出の多い都心地域の方面は避けて、
自宅から3キロ以内にある遊歩道、公園などを殆ど毎日歩いてきた。



こうした中、ご近所の御方とは、マスク越しに2メートル以上離れて、短めに歓談する程度となり、
平素の買い物の担当の私は、3日間に一度として、まとめ買いをしたりした。
 
或いは少し遠方は、路線バスを利用していたが、
「三密(密集、密接、密閉)」が怖くて、歩き続けて、
やがて膝(ひざ)に痛みを感じて、やむなく整形外科に通院したりした。

こうした原因のひとつには、ときには我が家より片道4キロ以上離れた所は、
以前は路線バスを利用してきたが、感染防止の為、幾たびか往復路を歩いてきた為か、
恥ずかしながら、右膝(ひざ)の痛みを感じるようになったりした。

そして買物、散策などの平地が多い処は、数キロぐらいは歩けるが、
ただ階段を下りたり、足を高めに上げたりすると痛みが感じて、
齢を重ねると・・こうした老化が始まるのかょ・・戸惑いながら微苦笑をしたりした。

このような結果として、毎週の火曜日に、右脚の膝(ひざ)にヒアルロン酸注射を受けた後、
腰の痛みもあり、リハビリ機器の腰痛牽引、マイクロ波など療法を受けて、
自宅では
湿布の経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤の『ロキソプロフェンNaテープ』を貼ることをしてきた。

このような治療を一昨年の6月より、我が家から近くの整形外科で、
毎週のように週に一度、5カ月近く通院し、何とか右膝(ひざ)の痛みが解消されたりした。



私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
平素は何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしていたが、新コロナ烈風で、ここ2年半は無念ながら自粛している・・。
コメント
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