goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

6泊7日の退院後、日常生活のサイクルが変貌して、私は独り微苦笑して・・。

2019-04-12 16:26:50 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、
自動車もない稀(まれ)な家となっている。

こうした中、私は年金生活の当初から、我が家の平素の買物は、
私は自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

                                

この後の午後から夜半には、居間にあるエアコンを暖房にして、25度前後で過ごすことが多い。
そして読書をしたり、ブログの投稿文を書いたり、
或いは私が魅了されている御方のブログの投稿文を読んだりしている。

ときには居間でテレビを通して、映画、録画したドキュメンタリーを視聴したり、
或いは音楽を聴いたりしている。

やがて私が布団にもぐるのは、真夜中の11時半前後が多く、
目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている。       

そして現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、
うつらうつらとまどろみながら、 ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。

            

このように私は昨年まで、年金生活の中、真実一路のように過ごしてきた・・。

過ぎし3月の初めの頃、突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
やがて井上眼科専門病院の『西葛西』にある分院に於いて、私は特殊な手術を受け、
4月2日より6泊7日で入院して過ごしたりした。

この間、手術の4月2日10時半少し前に、看護師より手術室に導かれて、
私は手術して下さる副医院長、スタッフの前では、 まな板の鯉のような心情であったりした。

そして45分過ぎた後、手術して下さっている副医院長より、
手術は無事に完了、とスタッフと私に大きな声で明言されたので、
私は一堂に聞こえるように、お蔭様でありがとうございました!!、
と若き自衛官に負けないような声で御礼の言葉とした。

この時、若き女性スタッフより、さりげなく手渡された。

            

そして私は指定された病室に戻り、表紙には、
      西葛西 井上眼科病院
            手術室一同 と明記されて、

開くと右側には、千羽鶴の折り紙となって、
左側には、お大事に なさって 下さい。
女性が書かれた字体が優美に明示されていた。

私はベットの横に設置されているサイドテーブルの上に於いて、
神棚のように於いて、女神のような後光を感じて過ごしてきた。 

この後は、6泊7日の検査、診察、そして各種の点眼薬と称せられる目薬を注(さ)すこと以外は、
単調な時を過ごしたりした。

西葛西 井上眼科病院のホームベージに於いては、起床時間・就寝時間等について、
下記のように明記されていた・・。

起床時間・就寝時間等について


私は病室に設置しているテレビは、日に一時間ぐらい視聴する程度であり、
持参した新書本、家内に買ってもらった週刊誌2冊、 そして休憩室にある新聞を読む程度であったが、
やはり手術後の眼には疲れが実感させられたりした。 

やむなく眼をつぶり、物思いに耽るしかなく、あてどもない時を過ごしたりした。

こうした中で、時空を超えて、幼年期とか定年後の年金生活の出来事が
不意に思い浮かび、とりとめなく思い馳せたりした。 

そして私は、午前中の検査、診察で、 受診前に待機している私たち・・
私は隣接した男性、或いは女性の60歳以上の御方と、
ささやかな人生のこぼれ話し、お互いに微苦笑しながら話し合ったりした。

このような入院生活をしてきた私は、退院後の昨今、
朝は6時少し前に目覚め、夜は9時過ぎに眠くなり、寝室に行き、
眠ってしまうことが多くなっている。

以前の私の日常生活のサイクルと変貌して、どうしてなのょ・・と戸惑ったりしている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする