夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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しゃべれば脳が喜ぶ!?  会話が認知症予防に良いとされる3つの理由、高齢者の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2017-08-13 15:40:46 | ささやかな古稀からの思い

先程、小学館が発刊しているシニア向けの教養雑誌『サライ』の公式サイト【serai.jp】を見たりしていた中、
『 しゃべれば脳が喜ぶ!?  会話が認知症予防に良いとされる3つの理由 』と題された記事を見た。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活のまもなく73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれず、たった2人だけの家庭である。

私は午前中のひととき、平素の買物を
家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、

或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

そして買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、
ささやかな願いも叶えられなく困窮するので、ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、
或いは足早に歩くことが多くなっている。

こうした
私は認知症、或いは脳梗塞などは回避致したく、記事を読んだりした。

           

この記事の原文は、阿部和穂さんが『認知症 いま本当に知りたいこと101』(武蔵野大学出版会)上梓された本を
庄司真紀さんが紹介された記事であり、
そして『サライ』の公式サイト【serai.jp】に2017年7月8日に配信されていた。

私はシニア向けの教養雑誌『サライ』に関しては、50代の10年間は購読してきたので、
よしみに甘えて、無断であるが転載させて頂く。

《・・何気ないおしゃべりをしたとき、心が晴れて気分が良くなったと感じたことはありませんか。
このおしゃべりは、脳にとってもよい作用があるようなのです。

今回は、認知症予防のためのおしゃべりの効果について、
脳と薬を専門とし、認知症治療薬の研究を続ける薬学博士の阿部和穂さん(武蔵野大学薬学部教授)の
著書『認知症 いま本当に知りたいこと101』(武蔵野大学出版会)からご紹介します。

「なつかしい物や映像を見て、思い出を語り合う“回想法”は、薬を使わない認知症治療法の一つです。
会話は認知症予防になります」とする阿部先生。
それには3つ理由があります。

          

■会話が認知症予防に良いとされる3つの理由

(1)会話は脳の多くの部分を使うから

第一の理由は、人は会話をするときは、脳をたくさん使い、それが脳自体の刺激になるということです。

「私たちが、伝えたいことを言葉に置き換えて表現するためには、
大脳新皮質前頭葉の下方に位置する“ブローカ野”という脳領域が働き、
聞いた言葉を理解するためには、大脳新皮質側頭葉の上後方にある“ウェルニッケ野”という脳領域が働きます。

これらの言語中枢は、左の脳にありますが、
このときに右の脳も一緒に働き、話すときに抑揚をつけて感情をこめたり、
相手の話し言葉の抑揚から感情を読み取ったりします」(本書より)

さらに、会話をするときには、口や舌を動かすために前頭葉の運動野が働きますし、
人の話を聞くためには、側頭葉の聴覚野も働きます。

記憶に関わる海馬も働きますし、いろいろ考えたりする過程で、前頭前野も働きます。
感情や感覚も刺激されます。

会話はまさに、脳をフル回転する作業と言えるのです。

         

(2)会話がストレス解消になるから

第二に、会話はストレス解消になるのです。

「“嫌なことがあっても、誰かに話してしまうとスッキリした!”という経験が、皆さんにもあることでしょう。
ストレスがたまると脳の神経細胞がダメージを受けて、認知症になりやすくなります」(本書より)

(3)信頼関係が心を安定させるから

第三に他者との関係が出来上がりやすいことが挙げられます。

「会話を通して、自分の気持ちを相手に伝え、また人の気持ちを理解することができれば、
他の人の信頼関係を築けるようになります。

家族や周囲の人と信頼関係を築けている人は、もし認知症を発症してしまったとしても、
心が落ち着き、症状の進行も緩やかにすることができるのではないでしょうか」(本書より)

■将棋は認知症予防になる?

藤井聡太四段の連勝記録で、話題に事欠かない将棋。
阿部先生は「囲碁、将棋、麻雀などのゲームは、思考力、注意力、集中力を必要とし、脳によい刺激となります。
認知症予防に有効だと証明されているわけではありませんが、私はおススメしたいと思います」と綴っています。

介護施設などで、「認知症にかかった方が、どのような職業についていたか?」を調査したところ、
「作曲家、演奏家、画家、彫刻家、小説家など、何かを創造し、表現することを職業としていた人々は、
認知症になる割合が少ない」というデータも出ているとか。

「ご本人が“面白い” “楽しい”と感じていることが重要。
認知症の初期では最近の記憶が困難になったとしても、昔の記憶や一旦身につけた技能などは失われませんから、
好きな趣味を続けることができます。

無趣味な人よりも、趣味があったほうが脳が衰えにくく、認知症になっても、進行しにくいのではないでしょうか」(本書より)

■記憶障害を予防するにはどうすればいい?

さて、この記憶障害を防ぐにはどうしたら良いのでしょう。
それには海馬の衰えを防ぐことです。

「海馬を積極的に鍛えるためには、いろいろなところに、出かけることをオススメします。
海馬は記憶に関係するだけでなく、空間認知にも関わっています。

私たちは、自分のいる場所や空間を把握したり、
目的地に達するための道順を頭に描いたりするときにも、海馬を使っています。

つまり、私たちは移動するたびに、海馬を使っているのです。
場所、空間の情報をたくさん使う人ほど海馬が発達しているというデータもあります」(本書より)

車の運転は年々難しくなりますが、街を散歩するなど、積極的に外に出かければいいそう。
また見知らぬ土地を訪ねて、楽しめる旅行もいいでしょう。

頭の中で空間や場所の情報を処理しようとするだけでも、海馬を働かせることができるそうです。

        

以上、会話が認知症予防に良いとされる3つの理由について、
武蔵野大学薬学部教授・阿部和穂さんの著書『認知症 いま本当に知りたいこと101』よりご紹介しました。

認知症の予防のために、積極的におしゃべりして心の交流をすること、
自分が楽しいと思う趣味をすること、
そして旅行で空間認知を鍛えること、この3つが日常生活での認知症予防の鍵と言えそうです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
       

私は今住んでいる近くに生家があり、1944年(昭和19年)の9月に農家の三男坊として生を受けた。

そして私は長兄、次兄に続いて生まれた三男であり、
農家の跡取りは長兄であるが、この当時も幼児に病死することもあるが、
万一の場合は、次兄がいたので万全となり、今度は女の子と祖父、父などは期待していたらしい。

私の後に生まれた妹の2人を溺愛していた状況を私なりに感じ取り、
私は何かしら期待されていないように幼年心に勝手に感じながら、
いじけた可愛げのない屈折した幼年期を過ごした。

やがて1953年(昭和28年)の3月になると、
前の年から肝臓を悪化させ、寝たり起きたりした父は、42歳の若さで亡くなった。

そして祖父も跡継ぎの父が亡くなり、落胆の度合いも進み、
翌年の1954年(昭和29年)の5月に亡くなった。


どの農家も同じと思われるが、一家の大黒柱が農作物のノウハウを把握しているので、
母と父の妹の二十歳前後の未婚のふたりの叔母、
そして長兄は中学1年で一番下の妹6歳の5人兄妹が残されたので、
家は急速に没落なり、生活は困窮となった。

そして私たち子供は母と叔母に支(ささ)えられ、そして親類に見守り中で、貧乏な生活が始まった。

                                   

              
こうした中、兄の2人は学校の成績が良く、私は通信簿は『2』と『3』ばかりの劣等生で、
通信簿を学期末に頂くたびに、
お兄さんの2人は優秀だったのに、と担任の女の先生が溜息まじりに言われたりしていた。        
 
この当時の私は、クラスの仲間からは、私を『三原山』とあだ名を付けられていた。

何かと平素は無口の癖に、ときたま怒り出し、周囲の多くの同級生が困惑し、
伊豆七島のひとつの大島は、幾10数年ごとに爆発する活火山の由来だった。
                      
        
やがて小学6年生の頃になると、突然に人前でおしゃべりをすることが大好きと変貌して、
見知らぬ小父さん、小母さん対しても、私の方から話すようになり、
母、兄妹、そして父の妹でこの当時未婚だった叔母も驚いていた・・。

これ以来、私はお調子者のひとりとなって、学生時代、社会人のサラリーマンの中、
ときにはトンボのように自由にふるまったり、おだてられると高揚しながら奮闘したりしてきた。

            

2004年(平成16年)の秋に定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた。

そして私は年金生活をしている中、相変わらず亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビール、水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、
話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
        

                                         

我が家の家内は料理、洗濯、掃除などを積極果敢にする専業主婦の優等生であるが、
血液型A型となっている。

そして我が家では一年に数回、私はB型、家内はA型の為か、
ボタンの掛け違いのように差異が発生し、険悪になることもある。

やがて私は、映画、文學、音楽に関しての粗雑なコメント以外は、私たちの人生に大勢に影響がないと判断して、
いつまでも心のわだかまりを残すことは、夫婦としてよくないと思い、15分以内に妥協して、
『ボクが悪かった・・XXちゃんのおしゃる通りです!!』
と家内の前で、私は床に伏して詫びたりしている。

このように我が家は家内安全となり、離婚などは無縁である、と私は微苦笑したりしている。

                                                           

今回、認知症の予防のためには、《・・積極的におしゃべりして心の交流をすること、
自分が楽しいと思う趣味をすること、そして旅行で空間認知を鍛えること、
この3つが日常生活での認知症予防の鍵・・》と私は教示されたりした。

そして拙(つた)ない人生航路を歩んだ私でも、
こうした3つのことは苦手意識がなく、
積極果敢にするタイプであるので、微笑んだりした・・。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら困苦するし、
3つのことは実行しますので、何とか・・、と空を見上げて、天上の神々に祈願したりした。


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