夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

65歳以上は高齢者であるが、「年寄り」と呼ばないで・・、まもなく満72歳の年男の私は、微苦笑を重ねて・・。

2016-09-20 13:44:38 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活している年男で、
まもなく誕生日を迎えると満72歳を迎える身である。

昨日の朝、いつもように配達された読売新聞の朝刊を読んだりした。

まもなく4ページの【政治・経済】面を見たりすると、
【 「年寄り」と呼ばないで
         「65歳以上=高齢者」に見直し論 
               旅行、ネットで買い物・・・活動的に 】
と大きく見出しされた記事を私は見たりした。

やはりねぇ・・と私は高齢者の身であったので、気になり、こっそりと読んでしまい、やがて微苦笑してしまった・・。
無断であるが、転記させて頂く。
            
《・・総務省が19日の「敬老の日」に合わせて発表した2015年の高齢者に関する調査では、
ネットショッピングを利用し、旅行など趣味を楽しむ活動的な高齢者の姿が浮かび上がった。

こうした若々しいお年寄りの姿に、現在「65歳以上」とされる高齢者の定義を見直すべきだとの指摘も出ている。
            

☆出費いとわず

総務省の調査で、趣味への年間支出額を世帯別で見たところ、65歳以上の高齢者世帯の支出が際立っている。
パック旅行費は年間6万円で最も多く、25~44歳の支出額の2倍。
好きな趣味への出費をいとわない高齢者の姿勢が垣間見える。

高齢者にとって、不慣れとされてきたインターネットは、スマートフォンの登場もあって、徐々に身近になっている。
ネットの利用率は70歳代で53・5%に達し、5年前の39・2%から大きく伸びた。

ネットショッピングを利用した高齢者世帯は、2005年の3・8%から2015年は13・6%となり、
10年間で3・6倍に増加。

旅費の決済(22・5%)や、食品の購入(16・4%)に利用する人が多かった。
自宅にいながら買い物ができる便利さから、高齢者にも浸透してきた形だ。
            

☆5~10歳若返り

平均寿命が延びて、行動的な高齢者が増えつつある中、高齢者の定義が、
時代に合わなくなってきたとの見方がある。

総務省によると、高齢者の年齢は1950年代半ばに出された国連の報告書で、
65歳以上と定義されて以降、現在に至るまで国内の政府機関で引用されている。

しかし、介護を必要とせず自立した生活ができる「健康寿命」が、
2013年の厚生労働省の調査で、男性は71・19歳、女性が74・21歳となり
「今の定義が実態にそぐわない」(厚労省幹部)などと疑問視する声が出ていた。

そこで、日本老年学会などは、13年から高齢者の定義見直しに向けた検討を続けている。

同学会に所属する東京大学大学院の秋下雅弘教授(加齢医学)によると、
歩行速度や認知機能、病気の罹患(りかん)率などの身体面は、
現在の高齢者は10~20年前と比べ、5~10歳程度は若返っているという。
            

☆「70歳以上」最多

厚労省が16年に実施した意識調査で、「高齢者だと思う年齢」として最多だったのが「70歳以上」(41・1%)で、
現状の「65歳以上」と考えている人は、20・2%にとどまった。

「75歳以上」と答えた人は、16・0%もおり、
高齢者の年齢を、健康寿命に近い70歳を超えたあたりと考えている人が、多いことがうかがえる。

秋下教授は「一般的な認識と『65歳以上』を高齢者とする現在の定義は、合わなくなっている」と指摘。
そのうえで、「(定義を引き上げても)年金などのセーフティーネット(安全網)を維持しつつ、
高齢者の変化に、社会が対応するべきだ」と語る。・・》

注)原文にあえて改行を多くした。
            

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私は民間会社の中小業に35年近く勤め、2004年〈平成16年〉の秋に定年退職後、
その直後から多々の理由で年金生活をしている。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

過ぎし2008年(平成20年)、私が満65歳になる直前に、
私が住む調布市の高齢者支援室より、『介護保険被保険証』が郵送され、
そして『介護保険料』の請求書が同封されてきた。

『XXちゃんさぁ・・俺も高齢者となり、実感が乏しいが・・介護保険証を持つ身になったよ・・』
と私は微苦笑しながら、家内に言ったりしてきた。
            

まもなく私は、遅ればせながら心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながらうろたえたりした・・。

そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、
と専門家の人から数多く発言されていることを学んだりした。

もとより知人、ご近所のご夫婦でも80代でも心身溌剌とされている方もいるし、
私が職場で共に奮闘してきた方は不幸にして、定年前に病死されたり、
或いは定年後の2年過ぎた頃に、大病で入退院を繰り返しした後、亡くなわれた方もいる。


私は年金生活を始めた当初から、私は午前中の殆どは、平素の我が家の買物として、
家内から依頼された品を独りでスーパー、専門店で求め、買物メール老ボーイとなっている。

この後、独りで自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを歩いたりして、
季節のうつろいを享受している。

こうした根底のひとつとして、何よりもいつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩くことが多くなっている・・。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフ健康体と信愛し、年金生活を過ごしている。
                       

私たち夫婦は幸運にも、これまで大病に遭遇せずに、年金生活を過ごしてきた。

そして私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビール、水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、
話しかけて談笑したりしている。
            
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
             
                                             
このように年金生活を過ごしているが、『生きがい』が最優先であり、そして『健康』であり、程ほどの『お金』が、
私の年金生活の三種の神器かしら、と思いながら過ごしてきている。

ときおり私は60代の10年間の年金生活を振り返る時は、
ここ7年前の頃から、世の中の数多く60代の諸兄諸姉は、人生の苦楽を重ねた後、何かと安堵しながら、
セカンド・ライフに於いて、身も心も溌剌と過ごせる人生の黄金時代と称せられるゴールデン・イヤーズの中、
数多くの知人、友人から何かと嬉しい、楽しげな便りを数多く受けたりしてきた・・。
           
そして私も過ぎ去った60代の年金生活の10年間の日々は、
つたない定年まで半生から比べれば、私の人生の中で何より安楽な時代、
と思い重ねたりして享受し、大病に遭遇せず、70代も継続している・・。
            

今回の記事に於いて、65歳以上は高齢者あるが、「年寄り」と呼ばないで・・という主旨に、
もとより数多く諸兄諸姉を見かけると、殆どは実年齢よりお若く感じてきたので、
私は思い浮かべたりして微苦笑を重ねたりした。

一週間、私は最寄駅の前で、中学時代の同級生の女性と偶然に逢ったりして、立ち話をした・・。
やがて別れ際に、貴女は溌剌としたご様子で・・10歳ぐらいお若いですょ・・と私は言ったりした。

そして同級生の女性は、XXくん・・嬉しいこと言ってくれるわねぇ・・握手しょうょ・・、
と私は言われて、私は照れながら握手をしたりした。

余談であるが、この同級生の女性は、駅前から少し離れた住宅街に住み、御主人と御子息の家族と同居され、
お孫さんは中学2年生の女の子と小学5年生がいる御方である。

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コメント (2)
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