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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

《初冬の12月の旅》 北のまほろば青森の旅路は・・。【上】【2010.12.14.~12.22.】

2012-12-16 14:17:00 | 旅のあれこれ
          序  章

2010(平成22)年12月14日より、青森県の十和田湖の山奥にある蔦(つた)温泉に4泊、青森市内に1泊、
そして日本海の黄金崎の不老ふ死温泉に3泊し、8泊9日で訪れてきた・・。

たまたま春の終わる頃の若葉の時節、5月24日より6月2日に、この地域を周遊した。
東京駅から秋田新幹線『こまち』で秋田駅に着いた後、
リゾート『しらかみ』に乗り換えて北上し、『ウェスパ椿山』駅で下車した後、
黄金崎温泉の『黄金崎 不老ふ死温泉』の新館に3泊。

この後は、リゾート『しらかみ』で北上し青森駅の終点まで、
そして竜飛岬まで津軽腺とバスを利用して、竜飛温泉の『ホテル竜飛』で3泊し、
青森駅に戻った後は、駅より70分ぐらいバスに乗り、
八甲田山の連峰の中腹にある酸ケ湯(すかゆ)温泉の『酸ケ湯温泉旅館』に1泊。

そして十和田湖方面に路線バスを利用して、蔦(つた)温泉に2泊した後は、
路線バスで青森駅に戻る。

そして青森駅から特急スーパー『白鳥』で八戸駅で下車し、
八戸駅より東北新幹線『はやて』で東京駅に向かい、帰京。

このような行程の旅をしたが、雪の舞い降る頃に再び訪れようと、私たち夫婦は話し合ってきた・・。

今回の旅は、この中の一部を再訪したので、季節こそは違うが、文字通り再訪記でもある。

                                 
         第1章 北のまほろばの往路は

12月14日
東京駅を8時28分に予定通りに発車した『はやて 17号』に乗車した私達夫婦は、
私はいつものようにJR東日本が発行する車内月刊誌の『トランヴェール』を読み始めた。

作家・伊集院静(いじゅういん・しずか)氏の定期連載『車窓に謡れる記憶』を愛読しているひとりであり、
今月の12月号は『ストーブ列車』と題して綴られていた。

そして、12月4日より、東北新幹線全線開通・新青森駅開業に伴い、
青森県の特集が掲載されていた。

私はこの特集記事のひとつの『あったか青森、温もりの食』と命名された郷土料理に関して、
多々教示されながら精読した・・。

《・・
南部地方 雑穀・粉食の文化
     代表的な温もり料理として、『せんべい汁』

下北半島 海の幸、粉食とジャガイモの団子
     代表的な温もり料理として、『ひっつみ』

津軽地方 平野部の米食、西海岸の海の幸
     代表的な温もり料理として、『けの汁』

陸奥湾 青森の冬を代表するタラ料理
     代表的な温もり料理として、『じゃっぱ汁』

・・》

このように青森県の代表的な分布で、それぞれの地域で古来より伝わり、
愛食したきた人に思いを重ねながら、私は享受されたのである・・。


この後、定期連載の『湯守のいる湯』として、
たまたま私達夫婦が再訪る蔦(つた)温泉が掲載されて折、
私は読んだ後、家内にこの記事について伝え、
偶然ながら今宵から4連泊する『蔦温泉旅館』に微笑みながら、話し合ったりした。

この後、新青森駅に11時56分に『はやて 17号』は到着し、
私達は『蔦温泉旅館』に向う為に、冬晴れの中、路線バスの十和田湖行きのバスに乗車した。

市内の情景は、数日前に雪が降られたらしく道路の路肩に除雪された雪があり、
のどかな感じであり、やがて八甲田山の連峰の付近の道路に入ると、
除雪された後の白い道、路肩には70センチぐらいの除雪された雪、左右の樹木の枝には雪が残っていた。

八甲田山のロープウェイの入り口で、路線バスは冬季運行の時間調整で、
30分ほどの休憩時間となり、私達はロープウェイの入り口にある常設されている案内のスタッフの方たちに、
私達は冬の奥入瀬渓流を散策する予定であったので、
昨今の状況、注意点どを丁重に教えて頂いたりした。

そして、私達の乗車したバスは、午後3時半過ぎに、
少しばかり滞在する『蔦温泉旅館』が観え、まぎれなく雪囲いの正面玄関となっていた。
         


          第2章 蔦温泉旅館の初冬の情景は

私達夫婦は、今年の5月31日より二連泊した時、
【・・
この後、館内を歩くたびに、私は驚かれされた。
この本館は天井、柱は周辺の森から切り出された材木がふんだんに取り入れ、
エンジュの長押、トチの樹のコブを生かした装飾の数々・・
一部は築後100年近いもあり、書院造りの床の間も豪壮で、
そして別館へのは本館から60段の優美な存在感のある階段は圧巻であった。

私達の宿泊した部屋は、20数年前の建てられた西館で近代的な造りであったが、
窓辺からのブナの森が隣接していたので、
早朝、朝、昼下がり、夕暮れの陽射しのうつろいが、樹木の枝葉を照らす輝き、
見飽きることのない光景であった。
そして、夜には満天の星空が観られた、格別に景観の良く、
私達は幾度も、その時々に見惚(みと)れたりしたのである。

私は浴室に行った時、仰天させられた。
2泊している間、男女別の『泉響の湯』、そして男女交代制の『久安の湯』に、
何度も通った・・。
しかし最初に入った時、観光ホテルなどにある洗い場の湯の蛇口、シャワーもなく、
私はどうして、と驚ろいた。
そしてボデー・ソープのみがあり、困ったなあ、というのが本音であった。

やむえず私は、掛け湯の90センチ正方形の湯船から湯桶で幾度もかけ、
ボデー・ソープをタオルにたらして、身体にこすった後、
掛け湯から湯桶で幾度もかけたり、
髪毛にボデー・ソープをたらして、髪の毛をこすり、
そして身も心も清めようと掛け湯から湯桶で幾度もかけたりしたのであった。
部屋に戻った後、ヘアー・シャンプが備品としてあったので、
私は苦笑した。


肝要の湯舟であるが、ホームページにある言葉をお借りすれば、
《・・
蔦温泉のお風呂はいずれも源泉の上に浴槽があり、
ぶなを使用した湯船の底板から湧き出す、
手が加えられていない「生の湯」をお楽しみいただけます。

「湯がこなれている」「こなれていない」という表現をしますが、
湯が空気に触れた度合いを言葉で表現したものです。
こなれていない温泉は刺激があり最初熱く感じます。

蔦温泉の「生の湯」というのも「こなれていない」湯のことであり、
当然最初は熱く感じます。
しかし二度三度と入るにつれ、やさしい湯であることが実感できるはずです。
・・》

このように解説されているが
湯船の底板はブナの感触を楽しみ、鈍(にぶ)児の私は最初からやさしい湯と感じ、
ヒバ材をふんだんに使用され、天井も遥か三階のような高さを見上げたり、
10分ぐらい浸かっていると、身も心も温まる湯であった。

夕食は苦手な部屋食であったが、
山菜のタラの芽、山ウド、ゼンマイ、ワラビ、フキノトウなど、
素材を生かし、創意工夫のある料理である。
そして朝食も含め、何気ない素材でも、料理された方の良心が感じられる数々で、
都心の少しばかり高級な食事処より遥かに素朴で上品な味であった。


この旅館は、建物の背景にブナ林があり、
遊歩道も整備され、身近にブナ林を散策でき、芽吹き、新緑、若葉の春の情景、
夏はたわわな葉で涼しく、
錦繍の時節には、黄色、朱色などに染まり、そして落葉、
そして落葉樹は舞い降る雪となり、静寂な冬眠のような情景、
いずれの季節も、多くの方たちに魅了させる稀な立地かしら、
と私なりに思ったりしている。
そして数多くある観光ホテルより、館内の建物、人も、
素朴さと品格のある圧倒的な存在さである。
・・】

このように私は好感し、
ときおり旅先で辛らつな言葉を発言する家内さえ魅了された蔦温泉旅館であったので、
今回の再訪となり、前回に宿泊した部屋を指定して、4連泊としたのである。
この部屋から観える景観は、このように変貌したのである。
             

正面玄関に隣接しているロビーというより談話室の感で、
トチの樹のコブを生かした板張りで、薪(まき)ストーブ、石油ストーブが暖となっていた。
薪(まき)ストーブは、薪が燃え、はじける音が静かな室内に響き、
私は滞在中に幾たびか談話室に訪れ、この薪が燃えながら、時折はじける音が魅了されていた・・。

壁面にひとつの絵が掛けられて折、
山里のゆるやか斜面には残り雪があり、数多くの落葉樹の根元周囲だけは雪が解けて、
芽吹きからたわわな幼い葉が見られ、
遠方の頂上の付近には常緑樹の中、落葉樹が赤めの芽吹きが観られて春紅葉の情景となり、
私は幾度も眺めたりしていると、
秘かな『春待ちわびる晩冬の山里の雪解け』と命名していた。

窓辺は木枠のガラス戸、厚手のビニール越しに15センチぐらいの細い丸太が、
幾重にも縦横と縄で縛った雪囲いが、地上から二階の棟まで傾斜して建てられていた。

私はこの雪囲いの丸太に、雪が積もったり、その下に氷柱(つらら)が競うように並び、
柔らかな陽射しを受けると、やがて激しい音と共に地表に落下した。

そして、厚手のビニールは、暖房もさることながらも、木枠のガラス戸を保護することも、
学びながら、私は見惚(みと)れたりしていた。



          第3章  初冬のブナ林の情景は

私達夫婦は、今年の5月31日より『蔦温泉旅館』二連泊した時、
この旅館の裏側にある広大なブナ林に魅了された。

この時の思いは、下記のように投稿していた・・。
【・・
『蔦温泉旅館』ホームページの『ぶなの森』の欄で掲載されている通り、
《・・
蔦温泉の周辺にはぶなの森を縫うように約2.4Km、
時間にして約一時間程の遊歩道が整備されています。

この遊歩道をひとまわりすると、蔦七沼と称される湖沼群の内、六つの沼を巡るこ
とができます。
大小様々な沼の水面に映るぶなの森が人々を魅了します。
・・》
このように解説され、私達は旅立つ前に調べたりしていたので、
チエック・イン前に歩き出した・・。

整備された遊歩道を歩き、ヤチダモ、オニグルミ、サワグルミを見たり、
ブナ、ミズナラの大木は、聳え立つように数多くあり、
私は圧倒された。

私は見惚(みと)れたり、デジカメで10数枚を撮ったりしていると、
たまたま通りがけの70代なかばの男性で、この付近にお住まいの方から、教えて頂いた・・。

ほんの一ヶ月前の頃は、落葉していた広葉樹が冬芽から春芽に育ち、
若葉が芽吹く直前に、
紅葉や萌黄色になる数週間の樹木の芽は鮮やかに萌える彩りとなる。
こうした光景を古来の人たちから、春もみじ、と称してきた。

この地のブナ林は、5月初めに芽吹き、そして萌黄色の葉、そして新緑となり、
下旬の頃には若葉とまたたくまに色合い染める。

このブナ林は、原生林だったが、
明治の初期の頃は薪や木炭を作る為に伐採されたりしたが、
秋に数多くの落ちた種子が自然に発芽して育ったブナで、樹齢100年前後が多い。
しかし中には、伐採されなかった数百年の大木も数多くある。

そして紅葉の10月中旬から下旬になれば、
ブナ、カツラ、トチノキの大木は、黄色に染めはじめて、
やがて葉が散る頃に、
ヤマモミジ、カエデ、ナナカマドが朱紅色、紅色に染められて、
数週間後には雪が舞い降る、
と錦繍期の情景も教示してくれた。

このような確かな言葉に、私は礼を重ねた後、別れた。


私達はブナ、トチノキ、カツラなど見たり、見上げたりしていると、
カエルの鳴き声と共に、蝉(セミ)の鳴き声が響いてきたので、
この時期にどうしてなの、と驚いたのである。
この後、温泉旅館で夕食を頂く前に、
エゾハルゼミですわ、と仲居さんから教えられた。
私は、蝦夷・・春・・蝉・・、と心の中で呟(つぶや)いたりした。

この豊かなブナ林で、渓流もあり、
私はムラサキ・ヤシオ・ツツジにも魅了された。
紫色に濃い桃色、或いは桃色に紫色を混ぜ合わせた色合いで、
渓流の中にある小岩に根を下ろして、恥ずかしげに咲いていた。
こうした情景を眺め、しばらく私はたたずんだりした。

私達はゆったりとブナ林をさまように2時間ばかり歩き、
お互いに至福の思いで、温泉旅館に向った。
・・】

今回、再訪するブナ林は、雪の降りはじめた12月の機会に、
森閑する中を散策したい、という願いも私達夫婦にあった・・。

到着した翌日の午前10時前、私達は防寒服、防寒登山靴、そして防寒帽子で身を固めて、
旅館の横手にある遊歩道を歩きはじめた・・。

積雪は20センチ前後で、吹き溜まりは30センチぐらいで、
遊歩道であるがこの冬の時節には、もとより除雪はされていなく、
ブナ、ミズナラの大木が数多く聳(そび)える中を歩いた・
                
そしてヤダモチ、オニグルミ、サワグルミなどの枝、小枝にわずかに雪が積もって折、
ときおり微風が吹くと、小枝は揺れて、花吹雪のように雪が空中を舞うように、
ゆっくりと地上に散乱した。

この後、ふたたび森閑とした森に還り、静寂となった。

このような情景に見惚(みと)れながら、ときおり立ち止まりデジカメで撮ったりし、
雪を掻き分けるように蔦沼までの遊歩道らしき路を歩いた。

蔦沼は、氷結はしていなかったが、森厳の中、静寂であった。
                     
帰路も雪と戯れるように、ゆっくりと歩いたりしていたので、
2時間ばかり過ごした後、手先に寒さを感じ、遊歩道の入り口にあるビジターセンターに戻ったりした。
           


            第4章 雪見酒の最適な場所は

雪のブナ林で2時間ばかり散策したり、戯(たわむ)れた私達は、
蔦温泉旅館のある入り口の道沿いに一軒の売店があり、
『熱いコーヒーでも飲みたいわ・・』
と家内が私に云ったので、私達はこの売店に入った・・。

5月の月末に初めて訪れた時、山菜をはじめ、昔にあったお菓子などある店で、
ご高齢のご夫婦だけで賄(まかな)って折、家内は帰路の時も買い求めた店で、特に塩トマトの甘納豆風に好感していた。

私達は店内の片方が食堂風のテーブルがあり、蕎麦とか饂飩(うどん)も食べることができ、
石油ストーブが店内を暖かくしていた。

家内は石油ストーブは苦手であったが、この石油ストーブは特有の匂いがなく、火力も強く、
私達は秘かに誉めたりした。

家内がコーヒーを注文している間、
私は店内の片隅に日本酒のコーナーがあり、ひとつの小瓶に思わず見惚れた・・。
『乾坤乃一滴(けんこんのいってき)』と命名された300mlの小瓶であり、
私は思わず手に取り、
《芳醇な香りとすっきりした味わいの辛口タイプ》と付記されていた。


蔦温泉旅館の広い前庭に雪が舞い降るのを眺めながら、
家内はコーヒーと昔風のお菓子、
私は命名された『乾坤乃一滴』に魅了されて、昼食の代りに呑みはじめたのである・・。
そして、店内にある山菜の根曲がり竹のたまり醤油風などを食べながら、
雪見酒となったのである。

もとより雪見酒は、昼下り、夕暮れ時に呑むのが最適であるが、
昼食の12時半過ぎも悪くない、と思いながらお代わりをしたりした。

家内もコーヒーをお代わりしたり、山菜の数品を買い求めたりした。


翌日、午前中に奥入瀬渓流めぐりをした後、
この売店の食堂のようなテーブルで、雪舞い降る前庭の情景を観ながら、私は2本ばかり呑み、
家内もコーヒーをお代わりしたりした。

そして私達夫婦は、ご高齢の奥さんに好感し、この蔦を去る日、
バスに乗る前に私達はコーヒーを飲んだりした。
この後、バスに乗り込んだ私達は、ご高齢の奥さんが大きく手を振ったので、
私達も手を振りながら、別れを惜(ほし)んだりした・・。
               
                            (つづく)             

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東京郊外の田舎者の私は、本日より初めて高湯温泉地に訪れることとなり・・。

2012-12-16 06:02:52 | 旅のあれこれ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳となった身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

ときおり家内との共通趣味の国内旅行をしたりしている。

過ぎ去りし数年は、東北の各地を夫婦だけの個人型の旅行してきたが、
昨年の3月11日に東日本大震災で各地が甚大な被災となり、
私たち夫婦は、訪れてきた各地の余りにも痛々しい被害に唖然とし、
私たちの住む地域も余震が幾たびかあり、私の住む避難地の確認、防災器具の購入などをしたりした。

そして旅行の予定も中止し、私たち夫婦は我が家の専守防衛となり、家の内部の整理などに重点し、
日常生活も変貌したのである。

そして夏が終わり、落葉樹のたわわな葉が朱色、黄色などに染められる各地の錦繍の情景の紹介記事を見たりすると、
どの地域に魅せられるところは・・と漠然と探したりしたが、
夫婦だけの個人型の旅行より、幾分旅先の安全を配慮して、久々に団体滞在型のツアーに変更した。

この後、八ヶ岳の高原にあるリゾートホテルに10月16日より三連泊する団体滞在型で、
星空が観やすいリゾートホテル、と何かの雑誌で私は読んだりし、私たち夫婦は参加した。

この後も、11月13日より3泊4日で秋田県の田沢湖の高原温泉にある観光ホテルに
三連泊する団体滞在型に、乳頭温泉郷めぐりもあるので、私たち夫婦は参加した。

そして12月20日より4泊5日で、北海道の帯広市の郊外にある十勝川温泉に2泊し、
           
その後に未知の糠平〈ぬかひら〉温泉に2泊する団体の滞在型に、参加して訪れた。

今年になって、裏磐梯の檜原湖に隣接したリゾートホテルに三連泊する団体の滞在型で、
           
                部屋の窓辺より氷結した檜原湖
3泊4日で訪れた。

その後は、1月28日より2月3日まで、札幌市の郊外のリゾートホテルに滞在し、
        
                 支笏湖に訪れた時の情景
冬の札幌を中核とした地域を訪れた。

この後、私の住む地域は、初春より梅、そしてハナモモ、やがて桜花が咲く中、
この間は、落葉樹が芽吹き、そして萌希色、やがて新緑に染められる時節であり、
私たち夫婦は自宅の小庭、近く野川の遊歩道、或いは神代植物園の情景に、
魅せられて過ごしてきた・・。

こうした中で、家内は近くて源泉掛け流しの温泉地でゆっくり過ごしたいわ、
と私に言ったりした。

そして越後湯沢の旅館に宿泊する団体温泉滞在型に、
5月6日より3連泊するプランに私たちは参加した。

このように山里の観光ホテル、旅館、リゾートホテルなどで滞在して、
旅行を繰り返してきたが、
海を見ながら波打ち際に近い露天風呂で、ゆつくりと過ごしたいわ、
と家内は私に言ったりした。

そして私たちは余り遠くない伊豆半島で、海に近く温泉も良し、
食事処でも浴衣で良し、気楽に過ごせる観光ホテルを調べたりした。

この結果、私たちが選定した処は、伊豆半島の東海岸の熱海から少し南下した網代温泉で、
露天風呂から海を観ることができる観光ホテルを見つけたりした。
この後、この観光ホテルに電話で予約したので、5月21日より四連泊することにした。

この後は、10月22日より、北海道の洞爺湖に9泊10日で観光ホテルに滞在しながら、
周辺をひたすら散策したりした。


そして11月初旬になると、12月の初冬の旅行はどうしょうかしら、と私たちは話し合ったりしてきた。
私たちはクリスマス、家内の12月下旬の誕生日などの祝いに関しては、
私の定年退職した2004〈平成16〉年の秋以降は、できれば観光ホテルで温泉に入り、
ゆっくりとしたいわ、と家内の要望もあり、殆ど毎年のこの12月に旅行をしてきた。

今回、舞い降る雪の情景を観たい、そして温泉にも浸(つか)りたい、
私たちの要望した結果、ある旅行会社が企画された団体温泉滞在型、
《~奥州三高湯の秘湯 良質な乳白色の硫黄泉 湯三昧「高湯温泉」・・》
このように明記された3泊4日の観光ホテル滞在に私たちは魅了され、
本日から初めて福島県の「高湯温泉」に訪れることとなった。

尚、旅行の16日から19日まで、投稿文に関して、
私は《初冬の12月の旅》として題して、一昨年、昨年の旅路を五話ばかり書き上げていますので、
この間、予約セットし公開しますので、お読み頂き、ご笑話を願えれば幸いであります。

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