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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

美しい日本語を学ぶには、秋篠宮さま誕生日会見のお言葉を拝読し・・。

2010-11-30 18:13:16 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
昨今、政治は昏迷、経済は低迷、社会は劣化となる中で、
私が何より気になるのは、ここ30数年の日常の会話の劣化である。

もとより祖父、祖母、父親、母親などから学び、子供は育ち、
子供は隣人、学校の同級生、そして先生などと交流を重ねて、
その人なりに育(はぐく)まれ自己形成となるのであるが、
テレビの低俗番組のはすぱな会話も影響している、と私は思ったりしている。


私は農家の児として生を受け、祖父、両親、叔母など、
そして長兄、次兄に囲まれて育ち、はしたない言葉を発露すると、ひどく怒られた。
隣人の小父さん、小母さんなどからも、たしなめられた・・。

社会が大家族から核家族に激動し、大きく変貌をしたが、
日常の言葉は、富貧の差に関わらず、出来る限り正しい日本語の言葉で話しなさい、
と祖父から教えられた。

私たち夫婦は子供に恵まれず、たったふたりだけの家族であるが、
ここ30数年、男の子、女の子にしても、聞くに耐えない会話を街中、近所からでも、
聴こえる時がある。

こうした時、ご両親はどのように子供のしつけ、言葉を教えてきたのかしら、
と私は憂いたりしている。

こうした子供は、たとえ高校生になっても、こちらが動顚してしまうような言葉を発言し、
たとえば容姿は女子高校生でも、園児以下のわめき散らす幼児と同じ、と私は思ったりしてしまう。

もとより言葉も社会の移す鑑(かがみ)と称した方もいるが、
若い人、中には大人の一部には、少し酷(ひど)過ぎると私は、ここ30数年憂いている。


たまたま本日、秋篠宮さま誕生日会見のお言葉を拝読したりしたが、
美しい日本語を話される、と改めて感銘させられたのである。

http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/im20101130oak953mkh761_01.htm
☆ 読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】
                        《特集》秋篠宮さま誕生日会見詳報 ☆


昨今の若い人たちに、このようなお言葉を読んで頂き、
どのような反応をされるか、何よりも少しでも学んでほしい、と私は深く思ったりしている。

あえて重複するが、日常の言葉は富貧の差に関係なく、その人の人格を現(あらわ)すので、
ご自分を粗末にし、辱(はずかし)める必要はない、と私は思ったりしている。


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『常用漢字』、日本語の基本であり、限りなく育(はぐく)む日本文化の確かなひとつである・・。

2010-11-30 08:38:58 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活7年生の66歳の身であるが、
今朝、いつものように読売新聞の朝刊を読んだ後、何よりも魅了された記事は、
1面の総合面の左隅にある、

《 新・常用漢字きょうから
            196字を追加 》

と見出しされた記事であった。


たまたまこの記事と同一内容が、
読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】にも掲載されて折、
無断であるが、この記事を転載させて頂く。

《・・
           29年ぶり常用漢字見直し、196字を追加

政府は30日、現行の常用漢字表から5字を削除し、
196字を追加するなどした「改定常用漢字表」(2136字)を内閣告示する。

「一般での使用の目安」
とされる常用漢字見直しは29年ぶり。

情報機器の普及で目にする機会が増えた難しい漢字が多く追加され、
改定にあたった文化審議会が
「すべて手書きできる必要はない」としたのが特徴だ。

告示以降、官公庁などでは、改定に準拠するほか、2012年度からは学校で本格的な指導が始まる。

改定により、人名用でも使用可能な漢字が増える。
また、法務省は戸籍法施行規則を改正し、
改定常用漢字から削除される「銑(せん)」など5字も名前としては使えるよう人名用漢字表に追加する。

◆常用漢字表◆
法令や公文書、新聞、雑誌、放送など一般社会で使用する漢字の目安。
1981年に現行1945字が内閣告示された。
専門分野の表記や個人の文章を拘束するものではないが、
学校では教科書表記や学習内容の基準となっている。

(2010年11月30日05時15分 読売新聞)
         ・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101129-OYT1T01197.htm
☆【YOMIURI ONLINE】 29年ぶり常用漢字見直し、196字を追加 ☆


私は齢ばかり重ねた高齢者の二年生であるが、
常用漢字の定義として、「一般での使用の目安」としては、何となく解かったいたが、
《学校で教科書表記や学習内容の基準となっている》ことは、恥ずかしながら無知であった。

そして、読売新聞の37面の【社会面】に於いて、
《 「書く」大切さは不変 》
と見出しされた記事の中で、
《・・
常用漢字は1981年、当用漢字(1850字)に代わって登場した。・・

と初めて学び、私は1981年(昭和56年)の当時は、
37歳のサラリーマンで奮闘していた時だったか、と微苦笑をしたりした。


私は小・中学生の時代は劣等性であったが、高校生になると、
突然に国語、社会、英語などの授業が楽しくなり、読書も目覚めた。

そして特に明治以降の小説、紀行文、随筆、現代史を濫読したり、
或いは総合月刊誌、ときおり週刊誌の『朝日ジャーヤル』などを読んだりした。

もとより難しい字は、国語辞典などを縋(すが)り、何となく理解したりしていた。

今回の常用漢字の196字を追加のニュースを知り、
高校生ぐらいの時に、今回報じられた字ぐらいは、教科書に掲載されていれば、
学び知ることができるので、最良と私は微笑んだのである。

そして、常用漢字は日本語の基本であり、限りなく育(はぐく)む日本文化の確かなひとつである、
と拙(つたな)い人生を反省しながら、深く思っている・・。


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