複数の地方銀行が経営統合して誕生した銀行グループの経営を効率化するため、
金融庁は銀行持ち株会社の権限を強化する方針を固めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00050080-yom-bus_all
銀行持ち株会社がグループの資金運用や情報システムの管理を一元的に担える
様にし、司令塔機能を高める。地銀が経営統合の効果を高められるようにする事で、
さらなる地銀再編を後押ししたい考えだ。来年の通常国会に銀行法など関連法の
改正案を提出します。
現在、銀行持ち株会社が行うことができる業務は、「子会社の経営管理とその
付帯業務」に限定されており、具体的にどの様な業務がそれに当たるのか明確
ではない。
改正案は持ち株会社が新たにグループ全体の資金運用や情報システムの管理を
行えるようにする内容。情報システムは、預金や貸し出し、他の金融機関との
資金決済などのデータを処理するもので、銀行業務の根幹を支えている。
この銀行法の改正に向け、地銀各行はWin方程式の解を得るため、相互に補完
できるよう、再編が進むかもしれません。
横浜銀行と東日本銀行や肥後銀行と鹿児島銀行は、既に統合に向け合意した事
記憶に新しいが、常陽銀行と足利銀行なども水面下で動いており、ゆうちょ銀行の
預け入れ額の将来引き上げに伴う、資金力アップのためにも有力地銀の動きに
注目です。
さて、日経平均は、6日ぶりに反発し104円高18873円の大引けでした。
(出来高 概算15.5億株と薄商いでした。)
今年度の節税対策など、換金売りで上値の切り下げも、仕切り直しと値頃感から
自律反発となった日経平均。明日も継続するか注目です。
日経平均の反発で、5日線辺りの攻防で、この後2日で19000円台乗せるか
原油価格の反騰や為替の円高からの戻しの援軍がほしいところ。
注目のNY市場、薄商いの中、原油安を嫌気した売り先行のスタートも連休明け
終了時にどこまで戻すかポイント。
明日の日経平均、下ひげ陽線(できればプラス浮上)の展開に期待したい。
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