「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月第2週 相場展望と予定

2019-12-08 23:58:21 | 相場展望

          
12月第1週の日経平均は、2週連続の上昇となった。週初の日経平均は3日ぶり
反発でスタートした。週半ばは、米中貿易協議の進展期待が後退するなど、為替も
やや円高にシフトし株価が下がる場面も、週後半は、中国の11月製造業PMIが
予想を上回り、持ち直し23300円台をキープした。

個別も中・小型株の見直し買いも散見され、師走相場の期待も高まった格好だった。
結局、日経平均は、週間で60円上昇(↑0.26%)の23354円でした。

さて、12月第2週(12/8~12/15)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末の米雇用統計は、景気動向を示す非農業部門の就業者数が季節調整済み前月比
26.7万人増(予想:18万人増)と予想を大きく上回り、失業率は2カ月ぶり
約550年ぶりとなる3.5%に低下。景気を支える堅調な雇用が維持されている
事が確認され、NY株式市場のダウは、337ドルの上昇となった。

これを受け、日経平均は、続伸スタートになりそうである。

主な経済指標は、米で12/11にFOMCとパウエルFRB議長声明、12/13
11月小売売上高、および12/15の対中関税の発動の可否があります。

また、12/12はECB理事会と政策方針、及び英選挙が注目されます。

国内は、週末の日銀短観、メジャーSQを迎え、週末高となるか注目です。

また、個人の中・小型株の物色に加え、IPOラッシュを迎えます。個人の
需給が改善される中、師走ラリーへ進んで、日経平均は、年初来高値更新を
目指す展開を期待しています。

日経平均、12月第2週(12/9~12/13)レンジは、23150円~
23850円程度を想定しています。

1.12月第2週(12/8~12/14)主なイベントと予定
 12/8
 中国 11月貿易収支
 12/9
 日本 第3四半期GDP改定値
 日本 アルトナー、学情、Bガレージ、日東網、CASA、荻原工業、泉州電 各決算
  米 国債入札 3年債(380億ドル)
 中国 マネーサプライ
  独  11月貿易収支 
 12/10
   日本 11月工作機械受注
 日本 ベステラ、グッドコムA、サムコ、トーホー、シーイーシー 各決算、 
 日本 SOSiLA物流リート投資法人、ALiNKインターネット、テクノフレックス
    各IPO
  米 FOMC(~12/11)
  米 国債入札 10年債(240億ドル) 
 中国 11月消費者物価指数
 中国 11月生産者物価指数
 中国 任天堂の家庭用ゲーム機スイッチ発売 
  独 12月ZEW景況感指数
  英 11月鉱工業生産指数
 アル アルベルト・フェルナンデス氏、アルゼンチン大統領に就任
  世 ゲオルギエワIMF専務理事、講演
 12/11
 日本 11月企業物価指数
 日本 シーアールイー、JPNミート、アセンテック、神島化 各決算  
 日本 マクアケ IPO
  米 11月消費者物価指数
  米 FOMC政策金利結果
  米 パウエルFRB議長会見
  米 経済予測公表
  ブ  ブラジル中銀政策金利
 2/12
 日本 くら寿司、トーエル、クスリのアオキ、ラクスル、オハラ、鎌倉新書、アイ
         モバイル、 小林産業、エイチ・アイエス 各決算
 日本 メドレー IPO
  米 11月生産者物価指数
  米 オラクル、アドビ、ブロードコム、コストコ 各決算
  米 国債入札 30年債(160億ドル)
  ト トルコ中銀政策金利
  英 総選挙
 EU ECB政策金利
 EU ラガルドECB総裁会見
 EU 首脳会議
 12/13
 日本 メジャーSQ
 日本 第3四半期GDP
 日本 日銀短観
 日本 「会社 四季報」発売

 日本 日本ハウスHD、アイ・ケイ・ケイ、プラス、神戸物産、エニグモ、ネオジャパン
    クミアイ化、ヤ―マン、梅の花、フジコーポ、ナイガイ、ファースト住建 各決算
  米 11月小売売上高
  米 11月輸入物価指数
  米 NY連銀総裁、講演
 12/15
 日本 安倍首相がインド訪問(~12/17)
  米 対中追加関税発動予定
 中国 対米追加関税発動予定

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/6)
 今日のNY為替市場はドル高・円高の展開の中、ドル円は上値の重い展開となった。
 朝方発表の米雇用統計が強い内容となったことで、ドル円は発表直後に買いが強まり
 108.90円付近まで上昇した。本日の200日線は108.85円付近に来てい
 るが、その水準を一時回復。しかし、買いが一巡すると直ぐに戻り売りが強まり、
 109円及び200日線を維持できずに失速している。
 
 米雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が26.6万人増と予想を大きく上
 回った。前回分も上方修正され、失業率も3.5%に低下し、平均時給も前年比
 3.1%上昇と3%超の伸びを維持した。力強い雇用を示す数字と言えよう。
 
 市場の一部では景気後退への不安感が高まっているが、きょうの米雇用統計を見た
 限りでは、その懸念は後退しているものと思われ、米経済のファンダメンタルズは
 底堅さが続いている。
 
 米株式市場でダウ平均は300ドル超の上げ幅となっているものの、ドル円は素直
 な反応を示していない。米中貿易協議に関心が集中する中、15日(日)に対中
 追加関税の期限を向かえ、そのイベントリスクを巡って来週は重要な週とも言える。
 その前にロングポジションを調整しておきたいといったニーズがドル円の上値では
 多いのかもしれない。目先の下値サポートは108.50円が意識される。
 
米国債利回り
 2年債       1.615(+0.023)
 10年債      1.838(+0.028)
 30年債      2.280(+0.020)
 期待インフレ率   1.716(+0.030)
           ※期待インフレ率は10年債で算出

きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表になった米雇用統計が
予想外に強い内容となったことで利回りは上昇。非農業部門雇用者数(NFP)は
26.6万人増と予想を大きく上回る強い数字となり、前回分も上方修正されている。

失業率も3.5%に低下し、平均時給も前年比3.1%上昇と3%超の伸びを維持
している。力強い雇用を示す文句のない数字となった。

市場の一部では景気後退への不安感が高まっているが、きょうの米雇用統計を見た
限りでは、その懸念は後退したものと思われる。

 米10年債利回りは1.86%台まで一時上昇し、政策金利に敏感な2年債は1.64%
台まで一時上昇した。
2-10年債の利回り格差は+23(前営業日+21)にスティープ化。
https://fx.minkabu.jp/news/126243

3.NY株式市場 結果(12/6)
 NY株式6日
  ダウ平均      28015.06(+337.27 +1.22%)
  S&P500      3145.91(  +28.48 +0.91%)
  ナスダック       8656.53(  +85.83 +1.00%)
  CME日経平均   23520     (大証比:+100 +0.42%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。朝方発表になった米雇用統計が予想外
 に強い内容となったことで買いが優勢となっている。非農業部門雇用者数(NFP)
 26.6万人増と予想を大きく上回る強い数字となり、前回分も上方修正された。
 
 失業率も3.5%に低下し、平均時給も前年比3.1%上昇と3%超の伸びを維持
 している。力強い雇用を示す文句のない数字と言えよう。ただ、FRBが利上げに
 転じる気配はない。
 
 市場の一部では景気後退への不安感が高まっているが、きょうの米雇用統計を見た
 限りでは、その懸念はないものと思われる。米中貿易協議への警戒感はあるものの、
 米株式市場はファンダメンタルズの追い風が吹いている様。金融やIT・ハイテク、
 産業株など幅広い銘柄が買われ、ダウ平均は一時340ドル高まで上昇。
 
 ダウ採用銘柄では、3M、ゴールドマン、JPモルガン、ダウ・インク、アメックス、
 シェブロン、アップルが上昇。3Mはドラッグデリバリーシステム事業の10億ドル
 での売却を模索してるとの報道が材料視されている。一方、ウォルグリーン、P&G、
 ユナイテッド・ヘルスが軟化。
 
 ナスダックも大幅高。テスラやアップル、マイクロソフトなど主力のIT・ハイテク
 株は概ね上昇。一方、ロクは利益確定売りに押された。
 テスラは、アナリストが目標株価を従来の440ドルから500ドルに引き上げた
 事が好感されている。電動ピックアップトラック「サイバートラック」が好調で、
 中国での 販売ペースが上向けば、株価は500ドルに上昇の可能性があると指摘。
 
 化粧品販売のアルタ・ビューティが大幅高。8-10月期決算を発表しており、既存
 店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。米国での化粧品産業は
 厳しい環境にある中、期待以上の成長を示している。
 
 経営管理システムのDOMOが上昇。8-10月期決算を発表しており、1株損益は
 予想ほど赤字が拡大しなかったことや、売上高は予想を上回った。
 
 ウェブ会議サービスのズームビデオが商いを伴って大幅安。8-10月期決算を発表
 しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。11-1月期の見通しも予想を上
 回り、通期も1株利益、売上高とも上方修正してる。好調な決算ではあったが、今回
 の決算にアナリストからは厳しい見方も多く見受けられた。
 
 電子署名のドキュサインが商いを伴って上昇。8-10月期決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を上回った。通期売上高見通しについても上方修正し、
 予想を上回っている。 
 https://fx.minkabu.jp/news/126242

4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/6)
 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=59.20(+0.77 +1.32%)
 NY原油は上昇。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.76
 ~0.77ドル高。その他の限月は0.38ドル安~0.72ドル高。
 
 総会を行った石油輸出国機構(OPEC)プラスが日量50万バレルの追加減産で
 合意に至ったほか、サウジアラビアが減産枠を越えて生産量を絞る予定であると表明
 した事が相場を押し上た。11月の米雇用統計が強かったことは、米景気減速や石油
 需要の下振れ懸念を後退させた。
 
 時間外取引で1月限は売り買いが交錯したが、通常取引開始を控えて57.70ドル
 迄軟化。ただ、その後は買いが優勢となり59.85ドルまで上げた。
 https://fx.minkabu.jp/news/126239
 
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1465.10(-18.00 -1.21%)
 
 金2月限は反落。11月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数(NFP)の伸びが
 堅調だったことが米経済の減速懸念を緩和し、金の逃避需要を後退させた。来年以降
 米追加利下げ観測は高まっていない。ドルインデックスは約1ヶ月ぶりの安値圏から
 反発している。
 https://fx.minkabu.jp/news/126240

 

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