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今日、中尾武彦・アジア開発銀行(ADB)総裁は、都内で講演し、ADBが
中国の2014年の経済成長率見通しを8.0%から7.5%に下方修正した
ことについて、「経済の失速を示すものではない」との見解を示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130717-00000125-reut-bus_all
足元で広がる「中国リスク」について、短期的に大きな問題になるとは思って
いないとしています。
ADBは16日、中国の2013年の実質経済成長率の見通しを7.7%、14年
7.5%に、いずれも4月時点の予想から0.5%ポイント下方修正しました。
最近の輸出入の減速や金融引き締めを反映したものと説明しました。
最近になり、一部メディアで、「中国が巨大な金融危機に直面している。発火点
となるのが、銀行など通常ルート以外で資金調達する「影の銀行(シャドー・
バンキング)」の問題です。ただ、この手の銀行は、中国の大手銀行10行に
入らないくらい微々たる物で、やや誇張・増幅された報道となっていた様です。
米国のサブプライム問題がトラウマとなって、バイアスのかかった報道となって
おり、北京五輪以降 経済成長率は鈍化も、穏やかな成長は持続しそうです。
さて、日経平均は、小幅続伸の15円高の14615円の大引けとなりました。
(出来高 概算32.2億株の商いでした。)
NY市場が下落し、やや弱い展開で始まった東京市場でしたが、ソフトバンクが
牽引し、終了時 プラス引けと底堅い展開となりました。
日経平均の続伸で陽線形成となり、ボリンジャーバンドで拡大する+2σへ向う
余地を残した格好ですが、バーナンキFRB議長発言が注目されます。
NY市場、バーナンキFRB議長の議会証言原稿でハト派的との見方から買わ
れてスタートですが、コメントに注目です。
明日の日経平均、バーナンキFRB議長のネガティブ発言が無ければ、底堅い
動きになりそうです。
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