月が替わり、霜月11月となりました。霜が降りる程、寒くないが
東京市場は、月初から肌寒い模様となりました。
そんな中、ギリシャのパパンドレウ首相は、欧州連合(EU)が合意
した第2次ギリシャ支援策の受け入れの是非について国民投票で問う
方針を表明し、世界を驚かせました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000421-reu-bus_all
ユーロ圏首脳が合意した第2次ギリシャ支援策に、1300億ユーロの
支援や、民間セクターが保有するギリシャ国債への50%のヘアカット
(債務元本の減免)適用などが盛り込まれています。
ギリシア国民の大半が、合意したギリシャへの第2次支援を否定的に
捉えている実態が、最新の世論調査で明らかになった中、国民投票を
来年初めにも実施することについて、懸念が出ています。
欧州危機の先行きに再び暗雲をもたらす内容で、G20首脳会議での
各国 首脳らの面目をつぶすだけでなく、ギリシアのデフォルトを誘発
する可能性すら、あります。
深謀遠慮となっていない方針で、懸念材料の火種を蒔いた格好です。
一帯、ギリシア首相はどんな意図で、国民投票をやるのでしょうか。
さて、日経平均は、続落し152円安の8835円の大引けでした。
(出来高 概算14.6億株の薄商いでした。)
米先物商品のMFグローバルが、欧州債務問題で破綻との情報が、
今晩のNY市場へ負の作用をするとの思惑から、日経平均は後場に
かけ、先物主導で下落し、8800円台前半迄 下落しました。
日経平均は、続落し、5日移動平均線(約8910円)も割り込み、
連日の上ひげ陰線と、悪いチャート形状となりました。
明日、正念場となる格好です。
注目のNY市場、10月ISM製造業景気指数は、50.8(予想、
52.0)とやや弱い着地の中、MFグローバルの破綻など、懸念
され、大幅安となっています。
終了迄、どこまで戻せるかポイントです。
明日の日経平均、3日連続下落なら、打診の押し目買いもいい
かもしれません。
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