東芝は13日、半導体子会社「東芝メモリ」の売却について、政府系の産業
革新機構や米ファンドのベインキャピタル、韓国半導体のSKハイニックス
などの「日米韓連合」と、9月下旬の契約締結を目指して覚書を結んだ、と
発表した。
ただ、日米韓連合を「排他的な交渉先としない」ともしており、他の売却先も
引き続き検討する模様。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000056-asahi-bus_all
東芝によると、かねて、米半導体大手のウエスタンデジタル(WD)などの
「新日米連合」や「日米韓連合」、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の3陣営
と交渉していたが、ベインから新たな提案があり、覚書を締結したという。
一方、今回の東芝の発表に対して、WDは「極めて遺憾」とする声明を出した。
それによると、「東芝が(半導体事業で協業するWD 会社の)サンディスクの
同意なしに、韓国のSKハイニックス及びベインキャピタルが率いる連合との
(半導体子会社の売却での)取引を継続しようとしている事に驚きを禁じ得ない」
とし、「当社はこれまでと変わらず(売却に関する)同意権を保全できると確信
している」とした。WDは自社以外への売却に強硬に反対しており、日米韓連合
との交渉にも強く抵抗するとみられる。
半導体売却で契約が成立するまで、紆余曲折/迷走する場面がありそうで、
この動き最後まで、目が離せません。引き続き注視したいと思います。
さて、日経平均は3日続伸して、89円高の19865円の大引けでした。
(出来高 概算16.0億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、北朝鮮情勢の地政学リスクが緩和され、終日堅調な
動きで、高値追い継続。日経平均は、為替が109円台後半を伺う動きで
8/15以来19800円を回復してスタートし、高値もみあい・膠着のなか、
19800円台後半で終了しました。
日経平均は続伸。3空ギャップ・アップし75日線を超えた。ボリンジャー
バンド+1σ→+2σへ到達。戻り待ちの売り圧力が警戒されるものの、
4空続伸もあるかもしれない、期待感あります。
注目のNY市場、手掛かり材料が不足する中、小動きスタート。それでも
底堅い終了となりそうです。
明日の日経平均、もみ合いを想定しますが、4日続伸あるかもしれません。
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