今日、日本原子力発電は、ベトナム電力公社(EVN)と同国で原子力発電
導入可能性調査を実施する契約を結んだと発表しました。1年半かけて
建設予定地の地質調査や原発の収支予想などをまとめ、EVNに報告する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000584-san-bus_all
日本とベトナムの政府は、昨年10月の首脳会談で、原発建設について
協力することで合意していました。
東電福島第1原発事故の影響で、計画が滞るおそれもあったが、今回の
契約で実現に向け一歩前進した格好で、朗報です。
ハノイで日本原電の浜田社長とEVNのラム副社長が契約書に調印。日本
原電は、調査結果を2013年3月までにEVNに報告予定です。
計画では、ベトナム南部のニントゥアン省ビンハイに100万Kw級の原発
2基を建設。21年迄に1基目、22年迄に2基目の運転を開始予定。
ベトナムは、年率2ケタのペースで電力需要が伸びており、経済成長を維持
するためにも、原発の建設は重要な政策課題となっています。
福島第1原発事故で、日本の技術への不信が高まる可能性もありましたが、
ベトナム政府の日本技術への信頼は、揺らいでいない様で、何よりです。
原発の安全性や信頼性を高めた上での原発輸出は、原発導入を目指す
途上国に対して、Win-Winの関係になります。貿易立国である日本に
とって国益にもかないます。
さて、日経平均は、小幅続伸し5円高の8615円の大引けでした。
(出来高 概算18.5億株の商いでした。)
今朝方のNY市場、終盤に伸び悩んだものの上昇し、東京市場の追い風に
なりました。配当・権利落ち分が約68円あるので、73円程度上昇したと
考えてよさそうです。
日経平均は小幅続伸し、権利落ち修正分の68円の下落をこなし、節目の
8600円台をキープし、5日移動平均線(約8580円)も超えてます。
ローソク足は上ヒゲをひくも、月末に向け希望を残した格好です。
注目のNY市場、先ほど発表された耐久財受注が予想ほど悪くなかった事で
続伸して始まるも下落してます。市場は、ギリシャ情勢にらみで期待先行と
なっており、終了まで底堅い展開となるか注目です。
明日の日経平均、膠着展開を想定しています。
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