「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

尖閣沖は、天然資源の宝庫。活用次第で日本経済の起爆剤!?

2012-09-16 22:35:19 | 政治に物申す

          
3連休の中日、今日のトピックスは、尖閣沖の資源です。

政府が、沖縄県石垣市の尖閣諸島を国有化したことで、その沖合に眠る「資源」の
開発に俄然注目が集まっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120916-00000000-jct-bus_all.view-000

尖閣沖の資源開発をめぐっては、最初に開発する権利である「先願権」を、大手
商社の双日が72.2%を出資する「うるま資源開発」が握っています。

「何がどのくらいあるのか、正確には把握できていない」(双日)らしい。

うるま資源開発は、資源確保に注目が集まっていた第1次石油危機後の1973年
11月、沖縄の実業家から先願権を取得した旧日商岩井(現・双日)が中心となり
設立されました。現在は双日のほか、コスモ石油とアラビア石油などが資本参加し
双日の社員1人が担当となり、社長もこの社員が務めているとのこと。

先願権は、取得後3年以内に政府の認可を得て試掘権に切り替え、商業化しない
と権利を失うことがあります。尖閣沖では、うるま資源開発が鉱業法に基づく、試掘
権の申請前の段階で、中国が突然領有権を主張しはじめたため、以後40年近くに
わたり試掘権の認可が棚上げされています。

ただ、中国、台湾や香港が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、その海域で
資源が眠っていることがわかった1970年代前半の事で、その主張が有効でない
ことは、歴史の事実です。

では、実際にどんな資源が、どの程度あるのでしょうか。

尖閣沖に膨大な資源があるとわかったのは1968年、第3次佐藤栄作内閣の時。
国連・アジア極東経済委員会(ECAFE) の協力で、東シナ海で海底調査が行われ、
その結果、尖閣諸島周辺の海域には、1095億バレルの原油埋蔵量があり、
「世界的な産油地域となるであろうと期待される」と、石油の有望な埋蔵地域と
評価されました。

1000億バレルの埋蔵量は、世界一の原油埋蔵量のサウジアラビア(2667億
バレル)には及ばないが、イラク(1150億バレル)やクェート(1040億バレル、
いずれも2009年10月の公表値)に匹敵します。

現在の原油価格は、1バレルで約100ドル。1000億バレルは10兆ドル分で、
1ドル80円換算で、800兆円にのぼる原油が眠っていることになります。

GDPの1.6倍以上の資源があり、これを有効活用できれば、資源小国 日本に
取って、経済的効果は計り知れません。

歴史の事実として、固有の領土である尖閣諸島を、今後どのように開発していくか、
政府の舵取りが、経済活性化になることは、間違いありません。

尚、相場展望と予定は、明日書き込み予定です。

それでは、また。


    ☆各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

   

    にほんブログ村   

    株式投資ランキング



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (投資マニア)
2012-09-17 17:33:09
こんばんは。
双日は、そうだったのですね。
知らなかった情報です。
友人が、双日の株を保有しているのですが、
なかなかパッとしないと言っていたので、
こちらを教えておきます!!

ありがとうございました~!!
Re:尖閣沖は、天然資源の宝庫。活用次第で日本経済の起爆剤!? (横浜ザル)
2012-09-18 00:21:11
こんばんは、投資マニアさん。

毎度の訪問、ありがとう。
上記、書き込みが少し役立ったとの事。
うれしく思います。

今度も宜しく願います。
それでは、また。


コメントを投稿