3連休の中日、今日のトピックスは、尖閣沖の資源です。
政府が、沖縄県石垣市の尖閣諸島を国有化したことで、その沖合に眠る「資源」の
開発に俄然注目が集まっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120916-00000000-jct-bus_all.view-000
尖閣沖の資源開発をめぐっては、最初に開発する権利である「先願権」を、大手
商社の双日が72.2%を出資する「うるま資源開発」が握っています。
「何がどのくらいあるのか、正確には把握できていない」(双日)らしい。
うるま資源開発は、資源確保に注目が集まっていた第1次石油危機後の1973年
11月、沖縄の実業家から先願権を取得した旧日商岩井(現・双日)が中心となり
設立されました。現在は双日のほか、コスモ石油とアラビア石油などが資本参加し
双日の社員1人が担当となり、社長もこの社員が務めているとのこと。
先願権は、取得後3年以内に政府の認可を得て試掘権に切り替え、商業化しない
と権利を失うことがあります。尖閣沖では、うるま資源開発が鉱業法に基づく、試掘
権の申請前の段階で、中国が突然領有権を主張しはじめたため、以後40年近くに
わたり試掘権の認可が棚上げされています。
ただ、中国、台湾や香港が尖閣諸島の領有権を主張し始めたのは、その海域で
資源が眠っていることがわかった1970年代前半の事で、その主張が有効でない
ことは、歴史の事実です。
では、実際にどんな資源が、どの程度あるのでしょうか。
尖閣沖に膨大な資源があるとわかったのは1968年、第3次佐藤栄作内閣の時。
国連・アジア極東経済委員会(ECAFE) の協力で、東シナ海で海底調査が行われ、
その結果、尖閣諸島周辺の海域には、1095億バレルの原油埋蔵量があり、
「世界的な産油地域となるであろうと期待される」と、石油の有望な埋蔵地域と
評価されました。
1000億バレルの埋蔵量は、世界一の原油埋蔵量のサウジアラビア(2667億
バレル)には及ばないが、イラク(1150億バレル)やクェート(1040億バレル、
いずれも2009年10月の公表値)に匹敵します。
現在の原油価格は、1バレルで約100ドル。1000億バレルは10兆ドル分で、
1ドル80円換算で、800兆円にのぼる原油が眠っていることになります。
GDPの1.6倍以上の資源があり、これを有効活用できれば、資源小国 日本に
取って、経済的効果は計り知れません。
歴史の事実として、固有の領土である尖閣諸島を、今後どのように開発していくか、
政府の舵取りが、経済活性化になることは、間違いありません。
尚、相場展望と予定は、明日書き込み予定です。
それでは、また。
双日は、そうだったのですね。
知らなかった情報です。
友人が、双日の株を保有しているのですが、
なかなかパッとしないと言っていたので、
こちらを教えておきます!!
ありがとうございました~!!
毎度の訪問、ありがとう。
上記、書き込みが少し役立ったとの事。
うれしく思います。
今度も宜しく願います。
それでは、また。