「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第3週 相場展望と予定

2016-01-17 23:59:33 | 相場展望

               
1/12~の週は、中国の景気後退懸念に加え、原油安が欧米株式市場を
軟調にさせ、日経平均は、年初から1800円程度下落する暴落商状となった。

日経平均は、1週間で550円下落(↓3.1%)の17147円の大引けでした。

1月第3週(1/18~1/22)の主なイベントと予定は、下記1の通りです。

海外では、米で1/19 バンカメ、IBM、モルガンスタンレー、1/20に GS 
1/22 GEなどの企業決算に加え、1/20に12月消費者物価指数、12月
住宅着工件数/12月住宅建設許可件数、1/22に12月中古住宅販売件数、
12月コンファレンスボード景気先行指数などの発表があります。

また、中国で1/18に全国主要70都市住宅価格、1/19に10~12月GDP
小売売上高、12月鉱工業生産など発表されます。
発表に前後し、先物主導の売り圧力が高まることがあるかもしれません。

週末の米NY市場が下落し、CME日経平均が17000円割れをしているので
この大台割れからのスタートになりそうです。

ただ、日経平均のPERは14倍程度になっており、昨年の調整時も13倍台の
中頃で反転しているので、来週の前場は13倍台での下値模索から下値は、
限定的と思いたい。

日経平均、1月第3週(1/18~1/22)レンジは、16650円~17500円
程度を想定しています。

1.1月第3週(1/18~1/22)主なイベントと予定
 1/18
 日本 日銀全国支店長会議
 日本 黒田日銀総裁、あいさつ
 日本 さくらレポート(地域経済報告)
 日本 12月全国百貨店売上高
 日本 第3次産業活動指数
 日本 参院予算委員会、安倍首相・麻生財務相出席
  米   休場(キング牧師生誕記念日)
 中国  全国主要70都市住宅価格
  世   世界未来エネルギーサミット(~1/21、アブダビ)
 1/19
 日本 12月訪日外国人客数
 日本 12月首都圏マンション発売
 日本 ゲンキー、津田駒、ネ子クス 各決算
 日本 芥川賞、直木賞 発表  
  米   議会予算局、財政・経済見通し発表
  米   1月NAHB住宅市場指数
  米   バンカメ、IBM、モルガン・スタンレー 各決算
 中国 第4四半期GDP
 中国 12月小売売上高
 中国 12月鉱工業生産
  独   1月ZEW景況感指数
  世   IMF最新の世界経済見通し公表
 1/20
 日本 月例経済報告
 日本 2015年補正予算成立
 日本 安川電機、スーパーツール 各決算
  米   12月消費者物価指数
  米  12月住宅着工件数 
  米  12月住宅建設許可件数
  米  ゴールドマンサックスG 決算
  加  カナダ中銀政策金利
   世  世界経済フォーラム・ダボス会議(~1/23、スイス)
 1/21
 日本 全産業活動指数
 日本 日本電産、総合メディカル 各決算
   米   新規失業保険申請件数(~1/16までの週)
  米   スターバックス、アメリカン・エキスプレス、バンク・オブ・NY・メロン
      トラベラーズ・カンパニーズ 各決算
 EU 12月ユーロ圏消費者物価指数
 EU ECB政策金利発表
 EU ドラギECB総裁 記者会見
 1/22
 日本 安倍首相、姿勢方針演説
 日本 12月国内粗鋼生産
 日本 ジャフコ、東京製鐵 各決算
  米   12月中古住宅販売件数
  米   12月コンファレンスボード景気先行指数
  米   GE 決算
  独   1月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EC  ECB専門家調査公表
 EC  ECB、量的緩和実施決定から1年

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/15)

 今日のNY市場はリスク回避の雰囲気が強まり、為替市場はドル売り・円高の
 動きが優勢となっている。中国経済への不透明感が根強く、きょうも中国株が
 大幅安となった。イランの制裁解除が接近する中、原油が30ドルをブレイクし
 ており、米株式市場でダウ平均は一時500ドル超急落していた。

 この日発表になった一連の米経済指標が弱い内容となったこともあり、米利上
 げが期待ほどはできないのではとの観測も強まりつつあるようだ。この日も米
 地区連銀総裁の発言が幾つか伝わっていたが、慎重な発言も出ており、リスク
 回避の強まりに為替市場はドル売り優勢での反応となっている。

 ドル円は一時116.50近辺まで下落。押し目買いも見られ、117円台に戻す
  場面も見られたが、117.30付近から上には売りオーダーも観測され上値は
  重い。
 8月の昨年来安値116.30付近を視野に入れた動きは続いている。

 きょうは日銀の黒田総裁が参議院で答弁していたが、現時点での追加緩和が
 考えていないが、基調に変化が出れば躊躇なく実行すると述べていた。

 一部には29日の決定会合で何らかの追加緩和策が出るのではとの期待もある
  一方で、現時点では実体経済への効果は限定的との意見も多い。

 ユーロドルは買い戻しが優勢で、一時1.09台後半まで上昇。今週の動きで
  ユーロドルは意識されるポイントとなっている1.0800の水準を完全に維持して
  おり、リバウンドの流れを継続させている。

 目先は1.10台を回復できるかが注目となりそうだが、1.09台後半から1.10台
  前半の売り圧力も相当程度ある模様。
  その水準を突破できるようであれば、1.1045付近や1.1080付近が次の上値
  抵抗として意識されそうだ。

 前日12月のECB理事会の議事録が発表になっていたが、資産購入プログラム
 の規模拡大や、インフレが下振れるようであれば、マイナス金利を更に拡大する
 用意があることも指摘されていた。

 原油が30ドルをブレイクしており、現状ではユーロ圏のインフレが上昇する気配
 はない。市場で3月の追加緩和期待が根強いが、理事の一部からは、インフレが
 予想以上に低水準であっても、現在の緩和策の効果を見守りたいとの意見も出て
 いるようで未知数な部分も多い。まずは、来週の理事会後の会見でドラギ総裁が
 何らかのヒントを出すか注目されるところではある。

 ポンドはきょうも下値模索が続いており、ポンドドルは1.42台まで下落。2010年
 5月以来の安値水準更新が続いているが、ポンドは対円、ユーロでも下落しており、
 ポンド円は一時166円台前半まで下落した。資源国通貨ほどではないが、ポンドも
 最弱通貨となっている。        

 年内利上げ期待の後退と、EU離脱の国民投票という二つのリスクがポンドを圧迫
  し続けているが、EU離脱の国民投票に関しては、来月のEU首脳会議でキャメロン
  英首相とEUが、改革案で何らかの合意に達するようであれば、早ければ6月にも
  国民投票実施の可能性が浮上してくる。

 ユンケル欧州委員長は来月の首脳会議で合意に達する可能性を指摘していた。

 直近の世論調査ではEU残留のほうが離脱を上回っている。しかし、これまでの
 スコットランド住民投票や先の総選挙などを見ると、世論調査はあまりあてにな
 らない面もある。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=294310

 米国債利回り
   2年債          0.846(-0.045)
   10年債        2.035(-0.053)
   30年債        2.816(-0.071)
   期待インフレ率  1.391(-0.067)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。原油が30ドルをブレイクするなどリスク回避の
  雰囲気が再び強まっている。また、この日発表の指標も弱く、利上げ期待が後退する
  格好。

 政策金利に敏感な2年債は0.80%を一時割り込み、10年債利回りも2%を一時割り
 込んだ。

 2-10年債の利回り格差は+119(前日+120)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=294309

3.NY株式市場 結果(1/15)

 NY株式15日
   ダウ平均       15988.08(-390.97 -2.39%)
   S&P500        1880.29(  -41.55 -2.16%)
   ナスダック         4488.42(-126.59 -2.74%)
   CME日経平均    16825     (大証比:-325 -1.95%)

 今日のNY株式市場は大幅反落し、ダウ平均は一時530ドル超急落した。原油が
 30ドルをブレイクしており、中国株も下げ止まらないことから、米株式市場はリスク
  回避の雰囲気を再び強めた。

 ダウ平均は一時15800ドル台まで下落し、取引時間中としては昨年8月の水準迄
 下落する場面も見られた。

 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。前日決算を発表したインテルが大幅安となった他、
 デュポン、ディズニーが下落。

 ディズニーはアナリストの投資判断引き下げが嫌気されている。スポーツ専門
 チャンネル「ESPN」の契約者数減少や、映画部門の成長に懸念があると指摘
 している。

 ESPNは基本パッケージ料金からの配分次第になっている点を指摘。株価は、
 93ドル台を付け8月以来の安値水準に下落している。

 シティグループが大幅安、全面安の展開の中、金融株の下げは目立っているものの、
 その中でもシティの下げが目立っている印象。寄り付き前に決算を発表しており、
 予想を上回る内容だったものの、サブプライムローンのワンメインや、日本のクレ
 ジットカード事業の売却といった一時的な要因が嵩上げしている部分が多く、本業
 のほうは予想ほど良くはないと見られているようだ。

 ナスダックも大幅反落。インテルの大幅安が指数を圧迫した他、アップルやアマゾン、
 アルファベットといった主力株が揃って下落。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=294308

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/15)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=29.42(-1.78 -5.71%)
 ブレント先物3 月限(ICE)(終値)
  1バレル=28.94(-1.94 -6.28%)
 ブレント-WTI(3月限)-1.78(前日 -1.23) 

 今日のNY原油先物相場は急反落。2月限は30ドルを再びブレイクし、一時29.15
 ドル付近まで下落している。イランの制裁解除が接近する中、過剰供給への懸念は
 根強い。

 また、ロシアのエネルギー相が、OPECも非OPECも減産で合意することは
 不可能と言及したいた。ロシアの石油企業の損益分岐点は5~15ドルと述べ、10ドル
 までは下落することは無いと思うと述べていた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=294304
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1090.70(+17.10 +1.59%)

 今日のNY金先物相場は反発。中国経済への不透明感が根強く、株安、原油安が
 続く中、金は逃避買いが優勢となっている。

 2月限は一時1100ドル手前ま上昇した。  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=294305


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