「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

10月第1週 相場展望と予定

2012-09-30 23:13:18 | 相場展望

           
9/24~の週は、リスク回避の動きが強まった週となりました。
欧州と中国の景気低迷への懸念が、株安・商品安を演出し、消去法的
円買いとなった格好です。

また、NY市場も米国内の経済指標がマチマチの中で、弱含む状況と
なりましたが、ダウは、それでも13400ドル辺りで終了してます。

結局、日経平均は1週間で239円下落(↓2.63%)し、8870円の
大引けでした。
月末の東京市場、弱含みを暗示する9月相場となりました。

いよいよ、明日から12年下期、10月相場がスタートします。

10月第1週(10/1~10/5)の主なイベントと予定は、下記1.の
通りです。

明日からは、週末の米雇用統計をはじめ、国内の日銀金融政策決定
会合、欧州各国中銀の政策委員会など、イベントを多く控えています。

日本株は、発表された経済指標(8月鉱工業生産、基調判断等)の下振れ
から景気後退局面入りの可能性が高まってきています。こうなると、追加
金融緩和策を含む政策先取りの要求で、日銀が続けて二の矢を打てるか、
ポイントです。

日経平均、10月第1週(10/1~10/5)のレンジは、8750円~9000円
程度を想定しています。

1.10月第1週 主なイベントと予定
 10/1
 日本  第3四半期 日銀短観
 日本  リブセンス (マザーズ→東証1部 変更)
 日本  じもとHD、東光高岳HDなど7銘柄 株式移転による新規上場
 日本  王子紙 → 王子HD、日本電話施設 → NDSなど社名変更
 日本  新日本製鉄と住友金属工業が合併  → 新日鉄住金
 日本  日新製鋼と日本金属工業が統合    → 日新製鋼HD
 日本  郵便局会社と郵便事業会社が統合  → 日本郵便
 日本  改正著作権法施行で、私的違法ダウンロード刑罰化
 日本  損保ジャパン、太陽光発電事業者向け火災保険を発売
 日本  乳製品大手、バター&チーズの小売価格を2.4%~5%値上げ
 日本  NHK受信料、最大で月額120円値下げ
 日本  国が輸入し、製粉会社へ渡す小麦価格を平均3%値上げ
 日本  地球温暖化対策税導入 
 日本  しまむら、ライトオン、ジェイコム。カスミ等 決算
  米     9月ISM製造業景気指数
  米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演
 中国  9月製造業PMI
 中国  休場(中秋節・国慶節 ~10/7)
 EU  8月ユーロ圏失業率
 10/2
 日本  家電見本市「CEATECジャパン」(~10/6、幕張メッセ)
 日本  ユニー、イズミヤ、スギHD等 決算
  米   9月自動車販売
  豪   中銀政策金利
 香港  休場
  印   休場
 EU   8月ユーロ圏生産者物価指数
 10/3
 日本  ローソン、キューピー、イズミ、マルカキカイ等 決算
  米    9月ADP雇用者数
  米   9月ISM非製造業景気指数
  米   大統領候補による第1回討論会
 中国  9月非製造業PMI
  豪   8月貿易収支
 EU   8月ユーロ圏小売売上高
 10/4
 日本  日銀、金融政策決定会合(~10/5)
 日本  日本コンセプト新規上場
 日本  セブン&アイ、良品計画、米久、わらべや、パルコ等 決算
 日本  投資の日
  米   新規失業保険申請件数(~9/29までの週)
  米   8月製造業新規受注
  米   FOMC議事録(9/12、13日分)
  米   ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
  豪   8月小売売上高
  英   BOE政策金利
  西   スペイン国債入札
 EU   ECB政策金利
 EU   ドラギECB総裁、記者会見
 10/5
 日本  日銀政策金利・白川日銀総裁、記者会見
 日本  8月景気動向指数速報
 日本  吉野家、不二越、オンワード、ダイエー等 各決算
  米   9月雇用統計

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/28)

 28日のNY市場はユーロ売りが優勢となり、全体的にはドル買いが
 優勢となっている。スペインに対する懸念が根強く、この日は国内銀の
 ストレステストの結果発表があった。結果はスペイン銀の資本不足は
 全体で593億ユーロとなった。600億ユーロ程度が予想の中心だったが、
 若干だが下回っている。

 EUはスペイン銀支援(スペイン政府の担保付き)に1000億ユーロを
  用意。スペイン当局者からは、400億ドル程度の支援要請で済むとの
  見解も伝わっており、概ねポジティブな内容ではあった。

 ただ、結果発表後はユーロの買い戻しが強まったものの、その動きは
 続かず、再び売りに押されている。ムーディーズによるスペインの格
 付けが、週末にかけて発表される可能性もある。ムーディーズは9月末
 までは現在のBBa3の格付けを継続するとしており、その期限が日曜日で
 あることから、早ければ取引終了後に発表され、ジャンク級への格下げ
 の可能性も指摘されている。

 ユーロドルは1.28台半ばに下落し、ユーロ円も一時100円を割り込む
 場面も見られた。

 一方、ドル買いの動きもあり、ドル円は堅調な動きが続いた。月末という
 こともあり、本邦勢の大口の実需買いなども観測されている。
 一時78円台に上昇したが、10日線と21日線が重なる78.15/20水準には
 上値を抑えられている。

 ムーディーズに関しては、スペインの格付けをジャンク級への格下げる
 可能性が高い。懸念ではあるが、一方で、それによって、スペイン政府
 によるEUへの全面支援要請が早まることも考えられる。いずれにしろ、
 格付けが発表された場合は、来週初の動きに要注意。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=161899

   米国債利回り(NY時間16:46)
     2年債         0.230(-0.020)
     10年債       1.632(-0.022)
     30年債       2.823(-0.016)
     期待インフレ率  2.421(-0.021)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 28日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった米経済指標が
 弱かったことなどもあり、利回りは低下して始まった。10年債は1.60%台、
 30年債は2.8%台を割り込む場面も見られたが、この日発表されたスペイン
 銀のストレステストにポジティブな反応も見られたことから、後半は下げ
 幅を縮小している。30年債は一時プラスに転じる場面も見られている。

 10年債は一時1.59%台、30年債も2.77%まで低下。
 2-10年債の利回り格差は140(前日+140)と変わらず。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=161898
NY株式市場 結果(9/28)

 NY株式28日
   ダウ平均      13437.13(-48.84 -0.36%)
   S&P500       1440.67(  -6.48 -0.45%)
   ナスダック       3116.23(-20.37 -0.65%)
   CME日経平均   8870    (大証比:-10 -0.11%)

 28日のNY市場、ダウ平均は反落。スペインを始めとした欧州不安が
 根強く、また、この日発表になった米経済指標が弱い内容となったこと
 から、序盤は売りが先行した。しかし、スペイン銀のストレステストの
 結果が発表となり、想定範囲内ではあったものの、悲観的な内容でもな
 かったことから下げ渋る場面も見られている。ただ、先行き不透明感も
 根強いことから戻りの力も弱く、結局、反落して終えている。

 ダウ平均は序盤に118ドル安でまで下落したものの、その後はプラスに
 転じる場面も見られた。

 ダウ採用銘柄ではバンカメやインテル、マイクロソフトが軟調。
 一方、シスコ、ホームデポは上昇している。全体的には売り優勢の銘柄が
 多かった。

 コンサルティングのアクセンチュアが大幅高。決算は予想通りだったものの、
 2013年8月通期の利益見通しはが予想を上回る内容だったことが好感
  されている。アウトソーシングの受注が伸びているという。

 ナスダックも反落。アップルの利益確定売りが続いている他、マイクロ
 ソフト、インテルの下げが指数を圧迫。

 フェイスブックが大幅高。月末の買い戻しも出ていた模様。また、新たな
 収益源として、サイト内で贈答品を送ることが出来る機能を新たに付加
 したことを発表。サイトから出ずに友人などに贈り物が出来るという。

 RIMが大幅高。きのう引け後に発表された決算で赤字が予想ほどひどく
 なかったことが好感されている。経営難も伝わっている同社だが、インドや
 南アフリカ、インドネシアなど新興国でのスマートフォン利用者の伸びが
 サポートとなった。     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=161897

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/28)

 NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=92.19(+0.34 +0.37%)

 28日のNY原油先物相場は小幅続伸。スペインへの懸念も根強く、また、
 この日発表になった米経済指標も弱い内容だったことから、景気の先行き
 不透明感もあり売りが優勢となった。ただ、スペイン銀のストレステストの
 結果が発表となり、想定範囲内ではあったものの、悲観的な内容でもなか
 ったことから買い戻しも入った。
 ただ、為替市場でのユーロ買いの反応もさほど続かず、相対的にドル買いが
 優勢だったことから上値は限定的となっている。

 11月限は一時91.50付近まで値を落としていたが、92ドル台を回復している。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=161892

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1773.90(-6.60 -0.37%)

 28日のNY金先物相場は反落。小幅ながらも終始軟調な展開が続いた。
 スペイン銀のストレステストの結果が発表となり、想定範囲内ではあった
 ものの、悲観的な内容でもなかったが、為替市場でのユーロドルの上昇も
 さほど続かず、金も上値が重い状態。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=161893


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