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昨日、白川日銀総裁は、20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議(G20)後の
会見で、円高は日本経済に悪影響を与える可能性があると表明しました。
一方、中央銀行の資金供給は時間を買う措置で、その間しっかりとした取り組みが
各国でなされることが大切であるとの認識も示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110923-00000197-reu-bus_all
白川総裁は、先の日銀金融政策決定会合で、「強力な金融緩和を推進している」と
強調しましたが、果たして、そうでしょうか。現実認識と予見能力に乏しい状態、
と市場は判断し76円台までの円高進行となっています。
野田新政権は、円高対策に優先的に取り組む姿勢を示している中、古川経財相は
「日銀には、さらなる金融緩和を検討する余地があるのではないか。」と、追加
緩和に期待を示していました。
企業マインドを左右する株価は、昨日8500円台となっており、3連休明けの
下落が懸念されるところです。
円高定着が、企業行動へ及ぼす影響を踏まえれば、このままでは日銀が言う所の
「持続的成長経路」自体が、切り下がっていく可能性が高くなり、金融緩和と
通貨安が不可分であり、市場への欧米並みのマネーサプライこそが、金融緩和の
効果を示す一形態になり、円高是正に効果あります。
インフレ目標を示して、悠長な、評論家まがいの市場分析より、市場と対話する
実行力が、白川総裁に求められます。
早く仕事をしてほしい、の一語に尽きます。
では、また。
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現在の円高、独自介入では
力不足かも?
またよらせてもらいます。
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ご指摘のように、円高に対して、為替介入の効果は、
限定的で、力不足の状況です。
リーマンショック以降、欧米諸国は、金融政策で
市場へのマネーサプライを大幅に増加させ、結果的に
自国の通貨安へ導く金融政策を取っています。
一方、日本は、わずか。これでは、相対的に円高と
なってしまいます。
これを軽減する金融政策を日銀に実施してもらえば
ドル/円で80円程度も可能と思っています。
それにしても、欧州の債務問題から目が離せませんね。
それでは、また。