日銀金融政策決定会合の会見リリースを見て、図らずも昨晩の予想が
的中してしまいました。
「欧州債務問題で、日本経済成長率も予想より鈍化の下方修正。金融
政策も、なにもしないで現状維持。」これでは、評論家のたわごとになる
白川総裁の会見。
他力本願の姿勢が見え隠れする、あきれた内容です。
そんな中、古川経済財政担当相は、衆参両院本会議で経済演説を行いました。
デフレからの脱却を経済財政運営の最重要課題に挙げ、日銀と一体となって
「安定的な物価上昇」を目指すと強調しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000027-jijp-bus_all.view-000
具体的には、政府の成長戦略の道筋と、日銀の金融政策が必要。年金減額も
少しのインフレで、克服できる問題です。民主党は、もはや、机上の空論から
「実のある実行」に移さないと、政権与党としての地位はないものと思った方が、
よいかもしれません。
さて、日経平均は、小幅に反発し、19円高の8785円の大引けでした。
(出来高 概算18.3億株の商いでした。)
週明けのNY、小幅反落の中、日経平均は、ユーロ/円相場のユーロ高が
相場の追い風になった格好です。ただ、先週からの上昇で、高値圏のもみあい
商状といったところです。
日経平均は小反発も、昨日の水準を切り上げて、8800円台を回復する場面
もありましたが、結果的には伸び悩んで、ローソク足は陰線転換となりました。
ただ、このところの円高是正は、欧米市場がちょっと下落してもあまりある
株式市場の追い風で、上昇の芽をはらんでいます。
注目のNY市場は、下落からのスタートですが、小幅安なら円安を背景に
明日の続伸もありそうです。
マーケットは、どう評価するでしょうか。
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