「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月第1週 相場展望と予定

2013-12-01 23:01:38 | 相場展望

           
11月最終週(11/25~)の日経平均は、米国経済指標を好感したダウ
史上高値更新やそれに伴うドル高(円安基調)、ドイツの連立政権合意や
ギリシャの格上げなどを背景にEU市場も底堅く、ユーロ/円で139円台
などを受け先物主導の上昇トレンド継続の1週間となりました。

結局、日経平均は1週間で280円上昇(↑1.82%)の15661円の大引け
でした。

今週は、名実とも師走相場に入ります。週明けは、米ブラックフライデーの
好調との報道もあり、底堅い展開のスタートになりそうです。

海外のイベントは、米で経済指標目白押しで、好調さを確認する流れとなれば
国内株式相場の追い風になりそうです。12/4のベージュブック、12/5改定
GDP、ADP雇用統計。さらに週末12/6米雇用統計が控えています。

国内は、先物主導で日経平均を押し上げたのは値嵩株で、新興株や中小株の
見直し機運の高まりとなれば、全体的な水準の押し上げとなります。
さらに、小売決算などに加え、IPOなどあり、カジノ法案について進展があれば
関連銘柄は、動意付くチャンスになるかもしれません。

経平均、12月第1週の相場レンジは、15450円~16100円程度を想定
しています。

1.12月第1週(12/2~12/6) 主なイベントと予定
 12/1
 中国  11月製造業PMI
 12/2
 日本  黒田日銀総裁、講演
 日本  11月新車販売台数
 日本  伊藤園、イーブック、ピジョン、ピープル等 各決算
  日本  ERI HD 株式移転による新規上場
 日本  ドンキ・ホーテ → ドンキ・ホーテHDに社名変更
 日本  野村証券、インベストメントフォーラム(~12/5)
 日本  ユネスコ、和食を無形文化遺産登録へ。
  米  11月ISM製造業景況指数
  米  バーナンキFRB議長、あいさつ
 12/3
 日本 10月毎月勤労統計
 日本 楽天(JASDAQ→東証1部へ)
 日本 トラスト・テック(東証2部→1部へ)
 日本 サッポロ・ドラッグストア(JASDAQ→凍傷2部へ)
 日本 東建コーポ、ビットアイル、ダイサン、アマガサ 各決算 
 日本 ライドオン・エクスプレス新規上場
  米   11月自動車販売台数
 中国 11月非製造業PMI
  豪   中銀政策金利
 EU 10月ユーロ圏生産者物価
  世  WTO閣僚会議
 12/4
 日本 モロゾフ。東京楽天地 各決算
 日本 せミコンジャパン(~12/6、幕張メッセ)
  米   10月新築住宅販売件数(含む9月分)
  米   11月ADP雇用者数
  米   11月ISM非製造業景況指数
  米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
  米   オバマ米大統領、講演
  中国 11月HSBCサービス業PMI
  豪   第3四半期GDP
  英  イングランド銀行 金融政策委員会(~12/5)
 EU  第3四半期ユーロ圏GDP改定
  世  OPEC総会
 12/5
 日本 積水ハウス、三井ハイテック、トップカルチャー 各決算
  米   第3四半期GDP改定
  米   新規失業保険申請件数(~11/29までの週)
  米   10月製造業受注
  米   ダラス連銀総裁 講演
  米   アトランタ連銀総裁 講演
  英   中銀政策金利
   英   英財務相、秋季予算方針発表
  西   スペイン国債入札
 EU  ECB政策金利
 EU  ドラギECB総裁 記者会見
 12/6
 日本 10月景気動向指数
 日本 臨時国会、会期末
 日本 オンコリスバイオファーマ新規上場
 日本 SUMCO、日東網、ザッパラス、クックパッド 各決算
  米   11月雇用統計
  米   12月ミシガン大学消費者信頼感 速報
  米   グリーンスパン前FRB議長 講演
  米   フィラデルフィア連銀総裁 講演
  米   シカゴ連銀総裁 講演
  英    中銀インフレ期待調査報告
  世   サッカーW杯の組み合わせ抽選(日本時間 12/7 AM1:00)
 12/7
 日本 黒田日銀総裁 講演
  世  TPP閣僚会合(~12/9、シンガポール)
 12/8
 中国 11月貿易収支

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/29)

 29日のNY市場でユーロは主要通貨に対して値を落とした。上昇して始まった
 NY株式が下落に転じるとユーロドルも連れ安となった。10月末以来の高値を
 付けていたこともあり、手仕舞い売りが入っている。

 東京午前に139.70近辺と2008年10月以来の高値を付けていたユーロ円は
  139円台前半に値を落とし、ユーロポンドは10ヶ月半ぶりに0.83を一時割り
  込んだ。ただしNY時間終盤にムーディーズがギリシャの格付けを引き上げ、
  見通しを安定的にするとややユーロ買いが入っている。

 一方、英住宅関連の経済指標が好調でポンドドルは11年8月以来の高値を付け
 ている。米感謝祭と週末を挟んだ谷間とあって市場参加者は少なく、取引は閑散。

 株式や債券市場などは短縮取引で、米経済指標もなかったことから取引材料に
  欠け、ドル円はロンドン時間から10銭程度、押し上げた水準102.40前後で横ばい
  に推移した。

 ドル円の29日の高安は東京時間に付けた102.12-61近辺だった。
 ドルカナダは下げて始まった後は上昇に転じている。カナダの月次GDPが発表
  され、予想を上回ったことから加ドルには買いが先行したものの、上値が限定
 されると一転売られた。

 ドルカナダは2011年10月以来のドル高/加ドル安水準を付けている。来週発表
 される米雇用統計は好調な数字になると予想されておりドル買いが入りやすい中、
 来週はカナダ中銀の政策会合があるものの、利上げは当分ないとの見方が大勢で
 加ドルは買いにくいという。

 ロイター調査によるとカナダ中銀は2015年4-6月期まで政策金利を据え置くと
 予想されている。         http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=203590

 米国債利回り
   2年債          0.281(-0.004)
   10年債        2.745(+0.007)
   30年債        3.811(-0.004)
   期待インフレ率   2.157(-0.008)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 29日のNY債券市場で10年債利回りは27日比で小幅高水準。米感謝祭の翌日で
 短縮取引となり、米経済指標などの取引材料もなく小動きに推移した。米国証券業
 金融市場協会は現地14時(日本時間30日午前4時)の短縮取引を推奨した。

 2-10年債の利回り格差は246(前日は245)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=203584
3、NY株式市場 結果(11/29)

 NY株式29日
   ダウ平均       16086.41(-10.92 -0.07%)
   S&P500        1805.81(  -1.42 -0.08%)
   ナスダック        4059.89(+15.14 +0.37%)
   CME日経平均  15710     (大証比:-30 -0.19%)

 29日のNY株式市場でダウ平均は6営業日ぶりの反落で終えた。一時16174.51
  ドルと取引時間中としては過去最高値を更新したが、手仕舞い売りに押された。
 米感謝祭の翌日ともあり、短縮取引で通常より3時間早く、日本時間30日午前3時
 取引は終了している。

 感謝祭を過ぎて本格的な年末商戦が始まり、出足堅調だったと報じられている米
 小売関連に買いが入ったものの、利益確定の売りに押されている。

 ハイテク株の比率が高いナスダック指数は0.37%高と6営業日連続の上昇となり、
 2000年9月以来の高値を付けて終えた。  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=203583

4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(11/29)

 NY原油先物1月限(WTI)
   1バレル=92.72(+0.42 +0.46%)

 29日のNY原油先物は27日の終値比で0.46%高の92.72ドルで終えた。リビアの
 政情不安を背景に生産量減少の思惑が需給ひっ迫感を誘って原油に買いが入った。
 ブルームバーグの調査でOPECの11月の生産量が2011年10月以来の低水準だっ
  たと報じられており、支えた面もあるようだ。一時93.90ドルまで上昇している。
 高値を付けた後は相関性の強いユーロドルの下落に、値を落としている。
 
 月間では3ヶ月連続の下落と、軟調地合いだった。
 本日は米感謝祭の翌日ともあって短縮取引だった(日本時間30日午前3時半)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=203582
 NY金先物2月限(COMEX)
   1オンス=1250.40(+12.50 +1.01%)

 29日のNY金先物は27日の終値比で1.01%高の1250.40ドルで終えた。ユーロに
 対してドル安が進んでおり、ドルの代替投資先とされやすい金に買いが入った。

 また、中国で需要が高まっていることも投資家心理を改善させた。25日に発表
 された10月の香港からの輸入は過去2番目の大きさだった。
 なお本日は米感謝祭の翌日ともあり短縮取引で通常より1時間早く終了している
 (日本時間30日午前2時半)。      

  月間では3ヶ月連続の下落となり、今月は売買高も大きかった。中心限月としては、
  25日に7月8日以来の安値を付けている。米量的緩和策の早期縮小観測が相場の
  重石になっていた。                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=203575


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