「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

10月最終週 相場展望と予定

2014-10-26 23:39:35 | 相場展望

           
10/20~週の日経平均は、海外環境に振らされる乱高下があったものの
前週に見られた過度のリスク回避ムードは一服し、欧米市場の立ち直り傾向
から、戻りを試す展開となりました。

結局、日経平均は1週間で759円上昇(↑5.22%)し15291円の大引け
でした。

10月最終週(10/27~10/31)の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場は、エボラ患者の感染増も見られず、過度の不安後退と、
経済指標の改善確認や企業の好調決算に支えられ、大幅上昇しての終了と
なり、週明け東京市場の反発スタートが想定できます。

イベントは、海外で10/27のTPP閣僚会合、独10月Ifo景況感指数、米9月
中古住宅販売仮契約、10/29のFOMC、10月CB消費者信頼感指数、10/
30の米7~9月期GDP速報値などあります。

一方、国内は10/27の9月企業向けサービス価格指数、10/29の9月鉱工業
生産、10/31の日銀金融政策決定会合、9月失業率や有効求人倍率、9月家計
調査、9月消費者物価指数などあります。

また、東証1部企業決算で、10/30に148社、10/31に256社が予定されて
おり、主な企業の収益トレンドは週末までに計ることができ、上方修正が目立つ様
なら11月相場に向け、期待も高まります。

上値志向を目指しつつ、リバウンド継続となる1週間と診ています。

日経平均、10月最終週(10/27~10/31)レンジは、15250円~15700円
程度を想定しています。

1.10月最終週(10/27~10/31)主なイベントと予定
 10/26
 EU  ECBが欧州銀のストレステスト結果発表
  10/27
 日本  全国知事会 訪中団派遣(~10/31)
 日本  東京都 舛添知事訪欧(~11/2)
  日本 キヤノン、日立金、日立化成、スタンレー、JSR 等 各決算
  米  9月中古住宅販売仮契約
  米  メルク、アムジェン 各決算
  独   10月Ifo企業景況感指数
  独  ドイツ証券取引所 決算
 10/28
 日本  9月商業販売統計
 日本  10月 株式配当/分割/優待 権利付最終売買日
 日本  ホンダ、野村HD、JR東、花王、信越化学、JFE等 各決算
  米   FOMC(~10/29)
  米   9月耐久財受注
  米   8月S&Pケース・シラー住宅価格指数
   米  国債入札 2年物 290億ドル
  米  ファイザー、デュポン、アナダルコ、フリーポート・マクモラン
      アフラック、コーニング、コーチ、USスチール 各決算
  英  ロイズ 決算
  ス  UBS 決算
 10/29
 日本  9月鉱工業生産速報
 日本  ガンホー、日立、任天堂、ヤフー、キーエンス 各決算
 日本  新宿中村屋ビル開業
 日韓  防衛次官級会談
   米   FOMC結果発表(イエレン会見なし)
  米   国債入札 5年物 350億ドル
  米  マグローヒル、グッドイヤー、ギリアド・サイエンシズ
      メットライフ、ラルフローレン 各決算
  独  ドイツ銀行 決算
  ス  スペイン・ビルバオ 決算
 10/30
 日本  日銀金融政策決定会合(~10/31)
 日本  アルファポリス新規上場
 日本  新日鉄住金、武田、NEC、キリン、JT、オリックス等 各決算
 日本  沖縄知事選挙告示
  米   第3四半期GDP速報値
  米   国債入札 7年物 290億ドル
  米  アルトリア、コノコ・フィリップス、マスターカード
      スターバックス、ケロッグ、ニューモント・マイニング
      エイボン、ニューヨーク・タイムズ 各決算
 NZ  中銀政策金利
  独  10月失業率
  独  10月消費者物価速報
  英  バークレイズ 決算 
 10/31
 日本  日銀金融政策決定会合
 日本  黒田日銀総裁会見
 日本  9月有効求人倍率
 日本  9月完全失業率
 日本  9月家計調査
 日本  9月全国消費者物価(CPI)
 日本  ユニクロ・オオサカOP(梅田)
 日本  クールビズ終了
  米   10月シカゴ購買部協会景気指数
  米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数 改定値
   米   9月個人所得
  米   9月個人支出
  米   9月PCE指数
  米   エクソンモービル、シェブロン、アンハイザーBI 各決算
  加    8月GDP
  豪   第3四半期生産者物価
  独   9月小売売上高
  仏   BNPパリバ 決算
  英   RBS 決算
 EU   9月ユーロ圏失業率
 EU  10月ユーロ圏消費者物価予想
 11/1
 日本  過労死防止法 施行
 中国  10月製造業PMI

2.NY市場 為替/債券 各結果(10/24)

 今日のNY市場はドル売りが優勢となった。好調な決算が続いており、米株は買い
 戻しが続いているものの、為替市場のドル買いは一服してきている。

 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、一時台1.27台に接近する場面も見られた。
 日曜日にECBが欧州銀のストレステストの結果を発表するが、一部報道で25行が
 不合格となり、そのうち10行程度は資本不足に陥っているとの指摘も聞かれた。
 ただ、最終結果を発表前にECBと銀行とが協議するとしており、不合格行の数が
 26日の発表までに減る可能性もある。

 今回のストレステストはあくまで昨年12月末か、今年3月末時点でのバランスシート
 により判定している。例え審査で資本不足が判明しても、それ以降に十分な資本を
 調達している銀行には追加調達の必要はない。

 減り方や大手行の状況によっては、結果発表後の週明けには、ユーロは意外に
  ポジティブな反応が見られる可能性も指摘されている。ユーロのショートポジションを
 ある程度減らしておこうという動きも出ていたのかもしれない。

 一方、ドル円は108円台前半での振幅が続いている。米株の買い戻しが続いており、
 円安の動きは続いているものの、ドル売りが上値を抑えている模様。
 
 来週はFOMCも予定されており、この先はその結果を見極めたいといった雰囲気も
 あるのかもしれない。
 クロス円は買い戻しが続いており、ユーロ円、ポンド円ともに21日線の水準に到達。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=233293 
 米国債利回り
   2年債          0.386(0.000)
   10年債        2.268(-0.004)
   30年債        3.041(-0.002)
   期待インフレ率   1.903(-0.007)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは横ばい。エボラ熱への懸念も高まっていた中、朝方は
 利回りが低下して始まったものの、株価の上げが続いていることで、前日付近まで
 下げを解消している。

 来週はFOMCを控える中、それを見極めたいとの雰囲気も強まりつつある。
 2-10年債の利回り格差は+188(前日+189)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=233292
3.NY株式市場 結果(10/24)

 NY株式24日
   ダウ平均       16805.41(+127.51 +0.76%)
   S&P500       1964.58(  +13.76 +0.71%)
   ナスダック       4483.72(  +30.92 +0.69%)
   CME日経平均   15455    (大証比:+125 +0.81%)

 今日のNY株式市場は大幅続伸。西アフリカから帰国した医師がエボラ出血熱の
 検査で陽性になった患者が安定していると伝わったこともあり、エボラ熱への
 懸念が後退してる。
 また決算ではアマゾンはさえない決算を発表していたものの、マイクロソフトや
 P&Gの決算が好調だったことが相殺した。

 ダウ平均は終盤にかけて買いが強まり、16800ドル台まで回復。200日線は
  完全に回復した格好となっており、100日線回復を目指す展開が見られている。

 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやP&Gの他、3Mも続伸している。ビザ、
 シェブロン、IBMが軟調。

 フォードが商いを伴って下落。この日発表になった決算は減収となったものの、
 市場予想ほどの落ち込みは無かった。ただ、アルミ製の新型ピックアップトラック
 「F-150」の製造コストへの懸念が重石となったようだ。

 ナスダックも続伸。アマゾンは冴えない決算で大幅安となったものの、他の主力株は
 堅調な動きが目立った。        http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=233290

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/24)

 NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=81.01(-1.08 -1.32%)
 ブレント先物12月限(ICE)(終値)
   1バレル=86.13(-0.70 -0.81%)
 ブレント-WTI 5.12(前日4.74)

 今日のNY原油先物相場は反落。前日はサウジが生産調整に踏み切るとの期待を
 背景に大幅高となったが、原油供給量は減ったものの、9月の生産量は8月から減少
 していないことが明らかとなり失望売りが強まった。

 12月限は一時80.35付近まで下落し、80ドルを目指す動きも見られたが、80ドルに
 接近するとショートカバーも強まり81ドル台まで下げ渋っている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=233283
 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1231.80(+2.70 +0.22%)

 今日のNY金先物相場は反発。この日は欧州通貨に買い戻しが入り、ドル買いが一服
 していたことで、金は買い戻しが優勢となった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=233286


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