「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

PCメーカー、需要縮小で戦略転換急ぐ!?

2014-10-15 23:59:39 | 企業を斬る

           
米IT大手、HP(ヒューレット・パッカード)は、2015年10月までに
PC・プリンター事業と法人向けのサーバー事業の2社に分割する
と発表しました。

米調査会社IDCによると、同社は07年から6年連続でPCの世界
出荷台数首位を維持してきたが、昨年、中国レノボGに抜かれた。

メグ・ホイットマンCEOは「市場や顧客の動向に迅速に対応する」と、
説明。分社化によってコスト管理を徹底させ、収益力を高めたい考え。

00年代初頭までノートPCで世界シェア首位だった東芝は9月、世界
の販売網を32カ所から13カ所へ削減すると発表。直近のPC事業は
黒字だが「新興国を中心に売価が下がっている」(前田専務)と不採算
地域から撤退を決断した。現在3割程度の法人向け比率を16年度に
5割強に高める計画です。

例えばセキュリティーを強化したPCを、医療や社会インフラなど同社の
他事業とともに売り込みます。

個人向けが主力のソニーは7月、収益改善が見込めないとして「VAIO」
で知られるPC事業を投資ファンドに売却。新会社「VAIO」は、販売量を
追わず、イラストレーターや写真家など特定のニーズに応えた、商品を
計画しています。

00年代前半まで、HPやデルなど米国勢がシェアを争っていたが、00年
代半ばIBMのPC事業を買収したレノボに加え、エイサー、エイスースなど
台湾勢が低価格を武器に攻勢をかけた。スマホ、タブレットの普及により、
競争環境は激化しています。

さらに、米グーグル製のOS(基本ソフト)を搭載した格安PC「クローム
ブック」(4万円~)も、7月から日本で法人向けに発売されている。

11年から発売されている米国で、法人向けノートPC市場の2割を占める
との調査結果もある。日本で定着すれば、低価格化の流れが加速します。
部品の共通化によるコスト削減を狙ってレノボとNECが提携したように、
合従連衡が進む可能性もあります。

各社、生き残りをかけ、戦略の見直し急ピッチで、5年先は、業界勢力図が
塗り替えられることでしょう。業界の情勢は要ウォッチです。

さて、日経平均は、6日ぶりに反発し、137円高の15073円大引けでした。
(出来高 概算22.9億株の商いでした。)

NY市場が、落ち着きを取り戻す着地を受け、東京市場も押し目買いから下
押し場面もありましたが、後場に値頃感から先物主導で買い戻され、何とか
15000円台に戻りました。

日経平均の反発で、下ひげをつけての陽線引けですが、明日以降もNY株式
市場次第と言った格好です。

注目のNY市場、経済指標の発表が相次いでますが、やや弱めで、過剰反応
売り優勢のスタートです。終了時にどこまで戻せるか、ポイント。

明日の日経平均、NY市場が軟調だと、正念場になりそうです。


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