「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

黒田総裁、短観の高水準維持は、楽観的見方!?

2014-10-01 23:59:02 | マ-ケット

          
利 経済再生相によると、今日 黒田日銀総裁は、経済財政諮問会議で、
発表した日銀短観について「比較的高水準を維持しており、好循環は続く」
「設備投資はかなり強く、大企業の投資意欲は久しぶりに強い」との評価
示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141001-00000103-reut-bus_all

甘利経再相が会議後の記者会見で明らかにしました。

黒田総裁は日銀短観について「予想していたものよりは良かった。比較的
高水準を維持した。収益も改善傾向が続く。設備投資が増加している。
企業の姿勢は前向きだ」との評価を示しています。

さらに「家計の方は賃金・所得はいいし失業率は3.5%に低下したが、消費が
弱めの数字だ。企業の方はあまり悲観していない。好循環が続くだろう。
企業規模業種によって反動減からの回復が遅れていたり、天候により弱い部分
があり、それがある程度企業の業績に反映されている状態だ」と述べた。


田総裁は、やや見方が強気で楽観的なような気がします。賃金、所得で
発表される統計数字は平均で、仮に、国民1割の高額所得者が、総額所得の
6割を占めているとすれば、平均を押し上げます。ただ、メジアン(中央値)
賃金は、平均より低く、モード(最頻値)も平均より少ないことが予想できます。

同じような議論は、消費にも当てはまります。

1割の高額所得者の賃金が伸び、他は減額となっていても、見かけ上の平均を
押し上げることもあり、物価上昇に個人の可処分所得が追いついていないのが
多くの国民の実感では、ないでしょうか。

メジアンやモード層の賃金底上げが、急務のような気がします。

さて、日経平均は、続落の91円下落し16082円の大引けとなりました。
(出来高 概算22億株の商いでした。)

ザラ場にドル/円で110円にタッチする場面も、先物はそれをサインとして
先物主導の売りに押された格好です。

日経平均の下落でマインドが悪化し、日経平均16000円台を維持できるか
正念場になりました。もっとも、為替109円台で、この株価水準で押し目を
さぐる展開も想定できます。

注目のNY市場、ADP雇用統計は予想通りの好調さの着地でも、株式市場は
続落してのスタートです。終了時どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、下ひげをつけて、16000円台キープできるか、正念場に
なりそうです。


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