今日、日銀は１４７億円のＥＴＦ（上場投資信託）を買い入れた。１０月に
入ってからの買い入れは９回目で、月間の買い入れ回数としては、昨年
４月量的・質的緩和（ＱＱＥ）が始まって以来、過去最多。世界的なリスク
回避による株価急落などを受け、買い出動の回数を増やしている模様。
一方で年末までのＥＴＦ買い入れ枠がわずかになりつつあり、株式市場の
注目を集めそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141017-00000107-reut-bus_all
１０月のＥＴＦ買い入れ額は１７日時点で総額１３２３億円。１カ月の買い
入れ額としてはＱＱＥ開始以来４番目の規模（最大は昨年８月１６６４億円）
だが、月末までにさらに買い入れが増えれば、過去最大を更新する可能性も
出てきました。
株式市場では、日銀のＥＴＦ購入について「メガバンクを中心とする銀行が
月初来、ＥＴＦ売却を進める中で相場をある程度下支えした」（大和証券の
アナリストの熊沢伸悟氏）と評価されています。
ＱＱＥはＥＴＦの購入額を年間１兆円程度と定めている。昨年４月のＱＱＥ
開始時に公表された資産買い入れの予定表では、１５年末の予定額が、
３．５兆円。きょうの買い入れですでに残高は約３．４兆円に膨らんでいる
ため、年末まで買い入れ余地は１０４２億円にとどまる。このため、今後の
運営方針に注目が集まっています。
この際、ＥＴＦ購入額の上限を見直して６兆円規模に拡大するとのコメントを
日銀がリリース（執行するかは別）決めれば、今日のような先物主導売りを
牽制することになり、過度の売られすぎを抑制することになります。
黒田総裁の市場との上手な対話を期待したい所。
さて、日経平均は、続落し２０５円安の１４５３２円の大引けとなりました。
（出来高 概算２７．５億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ市場が、小幅続落したのを見た、先物主導の売りが、東京市場の
雰囲気を壊した格好です。
日経平均の大幅下落で、バーゲンセール状態の東京株式市場、先物主導の
売りが現物の裁定解消リを誘ったようで、週明けの反転が期待されます。
注目のＮＹ市場、週末にも関わらず、下げ止まりから大幅反発のスタート。
経済指標が改善されたのと、企業決算が想定上回る決算で、買い戻されてます。
週明けの日経平均、早期の１５０００円台回復が期待されます。
ブロガー／読者の皆さん、今日押し目を拾った方は、ＯＫです。
良い週末を！！
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