日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

対策しさえすれば良い

2019-02-05 | 他人のフリ見て我が身を正す
小4児童の虐待死の事件を聞くにつれ
父親以外の犯人探しをニュースで取り上げることが鼻についています。

犯人は父親であり
それを防げなかったのはその周辺に居た人たちです。

これが事実
あの時こうすれば良かったとか
あの時こう判断すれば良かった
とか言っても小4女児は帰ってきません。

今回の事件で父親以外の犯人探しに一生懸命になるのではなく
やるべきことは再発防止
二度とこのような不幸な結果を招かないために
どのような対策を取らなければならないかを
一日も早く構築すべきであって
犯人探しをしていても何の解決にもなりません。

こんなところで国民感情を掲げて
犯人探しにワッショイワッショイやってどうするのでしょうか?

いつの頃からか誰かを犯人にして吊るし上げないと気が済まなくなった私たち
そろそろ前向きな生き方をするようにしないと
本当に魅力のない国になってしまう気がしてなりません。

対策さえすれば良い
再発しない体制を一日も早く構築するのが先

以上です!
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働き方改革の代償

2019-02-05 | 危機管理
働き方改革を勘違いしているケースが多発しています。

従前からお話しているように働き方改革は
「悪魔の改革」「究極の自己責任」の世界です。

表面的な残業禁止、有休消化、9時5時勤務、アンチハラスメントのバラ色の世界ではないのです。

従業員5000名以上の企業の有効求人倍率は0.37倍
従業員300名未満のそれは12倍を超える現状

働き方改革を打ち出している大手企業は狭き門
中小企業には引く手あまたと考えるでしょうが

働き方改革による職場改善に積極的なのは大手
下請け孫請けで悲鳴を上げているのは中小企業
大手に入れない人たちは中小企業又はフリーランスの世界が待っていることになります。

更にフリーランスの世界も楽ではなく
日本のフリーランスの時給換算は約1000円
アメリカのそれは4000円~5000円と言われています。
フリーランスになったからと言って順風満帆、楽な世界が待っている訳ではないのです。

日本ではまだまだ「会社に入ってから研修」等という甘い風潮がありますが
外国のそれは「スキルが身に着いた者しか入れない」という姿勢です。
何もない所で高い給料が支払われている訳ではないのです。

従業員という立場
これから大きな格差が付きます。
働く者にはそれなりに
働かない者にもそれなりに
それなりにの幅が非常に大きなものになるのです。

気付いてみたら。。。
なんてことにならないように日々研鑽が必要です!
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