日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

クレーム軽視は身を滅ぼす

2006-03-30 | 危機管理
クレームを「やっかいもの」として扱う会社がたくさん有ります。
クレームはなぜ起こるのでしょうか?
クレーマーといわれる一部の人の意見を除いては
企業にとっての無料アドバイスがたくさん含まれています。

クレームの対処は
①とにかく腹を立てさせたことを謝る
②たらいまわしにしない
③すぐに対策を申し出る
ことです。

しかし、クレームをここで闇の中に葬り去ってはいけません。
クレームがなぜ起こったのか?
視点が企業側の視点になっていないか?
クレーム回避の事前策は何か?
クレーム対策は適正であったか?
などを徹底的につぶさなければいけません。

「使い方が分からない!」といわれたら
「なんて物分りが悪いお客だ」という前に
製品の機能(使い勝手)は適正か?わかりやすいか?
説明書は顧客の視点でわかりやすいか?
もっと単純な操作にできないか?
などなどたくさんの改善点が出てくるものです。

クレームを宝の山と考えましょう。
そこにはたくさんのアドバイスが含まれていますよ。
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