本来なら、名古屋宅の大掃除をすべき煤払い時節の日曜。
卒論指導の大詰めの週を迎えるにあたり、月曜の午後から仕上げの指導にかかりきりになるため、英気を養おうと、恵那峡の温泉宿(恵那峡国際ホテル)に泊ることにした。
この宿は今秋の台風襲来時にキャンセルしたので、未遂行のままゆえ頭の片隅にくすぶっている心的緊張(これを心理学で「ゼイガルニク効果」という)を解除する意味もある。
この宿は安宿チェーン「湯快リゾート 」が経営しており、宿代が安く、バイキング料理で、何より温泉が”高張性”なのがお気に入り。
唯一の欠点は、古くて狭い客室(ツイン)で、それがために利用を躊躇していたが、新しくて広い和洋室の部屋ができ、メール会員だとそれが1000円の増額で使えるので、最近はもっぱらその和洋室を利用している。
車検を終えたばかりの愛車で東濃高原を快走して2時間。
白くなった中央アルプスを遠望する恵那峡に到着。
ここの和洋室の唯一の欠点は、10畳の和室に座椅子がないことなので、アウトドア用の折畳み座椅子を持参。
それ以外は、ベッドも室内テレビも大きく、窓から恵那峡が正面に望めていうことなし。
もちろん温泉も自慢してよいほど質が高いので、連泊してもいいのだが、
バイキングが宿代相応で、ワクワク感がないので、一泊専用にしている。
ワクワク感がないのは、私との相性のせいでもある。
ここ恵那市は、地元の食材として「恵那鶏」を推しているのだが、私は鶏肉がダメ。
なので、バイキングのうちこれが使われている数品が最初から選択肢外となる。
恵那鶏無しでも、地元各務原のキムチ鍋を堪能できた。
食い意地が増すバイキングでは糖質も摂らないようにしている(カロリーオーバーの回避のため)。
鍋は肉と野菜が豊富で、糖質なしでも満腹になれるのがいい。
ここのバイキングには1500円追加で飲み放題にもできるのだが、いつも夕食後もひと仕事するので、ビール中瓶1本に抑えている。
といっても今回は”お篭り”ではなく、リラックス・リフレッシュが目的。
頑張るのは明日からでよい。
書き上げるべき書類の下書きができればそれでよしとする。