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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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宝塚市長選挙で考える

2013-04-09 | ごまめの歯ぎしり(ブラキシズム)
歯科医師・山田忠生


宝塚市長選挙で考えるー2

今から10年前の2003年に、宝塚市長選挙があった。市長の任期は4年なので、何もなければ2007年、そして2011年と選挙があって、次は2015年のはずだった。ところが、2年も早い選挙だ。これはそのときどきの市長の不祥事からの辞職というアクシデントにより、いずれも1年早く選挙があったためだ。
つまり、過去2回の選挙は市民にとっても突然の選挙であれば、立候補される方々も準備も不十分なままの選挙戦という、非常に不幸な選挙だったと言える。

しかし、今回はそうではなくて、久しぶりの通常の市長選挙である。このことは当然とはいえ市民にとっても、うれしいことである。ここはしっかりと、じっくりと判断して、間違いのない選択をしたいものだ。

私にとっては、どなたが市長になられようとも、その後に気がかりなことがある。
国は2001年12月に「文化芸術進行基本法」を制定した。そして、それを受けて全国各地で地方自治体が独自の「振興条例」を制定し、文化行政の充実を図っている。ところが、率先して制定しても不思議ではない「宝塚市」は、まったく動こうとはしなかった。

思い余って2010年9月、私は紹介議員を探し出し、宝塚再議会に「文化芸術振興条例の制定を求める」請願を提出。10月の市議会で、何とすべての市議会議員の賛同で請願は採択された。

そして、2年以上が経過した。いよいよ目に見えて行政が動く年である。それだけに新しく選ばれる市長に期待したい。



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バークリー予防歯科医業の概要:38

2013-04-09 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生



”私にはすてきなオフィスがあって、患者に定期的にリコールを行い、誕生日カードも送っています。開業して12年になりますが、日に平均8人から10人の患者を診ています。今年の総収入は52,000ドルになるでしょう。自分が何をしているのか、よく承知しているつもりです。何が問題なのかわからないのですが、もし予防歯科医学がどうにもならないのなら、オフィスを売り払って、何か他の職業につこうと真剣に考えています。これほど仕事に打ち込んでいるのに報酬が少ないことに、私の妻、家族、そして自分自身に対して不公平な気がします。この4年間、家族を休暇旅行にも連れて行っていないのです。”

このような不平不満は歯科医師からよく聞かされる。実際、長期的な予防・修復方法によって、同じ患者を扱えば100,000ドルはあるだろう。
十分な収入が得られないということは、不満の一要因に過ぎない。歯科医師は一心不乱に働き、常に挑戦を求めるのである。しかし、数千本という歯を治してしまうと、挑戦意欲を失ってしまうことがある。そうなると、歯科医学は単に疲れるばかりの退屈な仕事に堕してしまう。この本で述べられている予防の概念に目を向けるるようになったある人は、このように語っている。

”私は開業して23年になりますが、今初めて歯科医学に喜びを感じています。もう二度と歯科職人になりたくはありません。歯科医師になりたいのです。”


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