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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

タナ―下顎装置ー3

2018-02-28 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
歯科医師・山田忠生


(2)広範囲は修復処置の前に
この装置は顆頭を修復(リポジショニング)させることや、必要であれば安定性のある正確さで、再現可能な中心位の位置を獲得するために使用することができる。この装置はレジンで作製されているので、一連の処置は可逆性なものである。不快感がレジンでもってしても修正できないとすれば、メタルやポーセレンを使用しようとも、成功はあまり期待できない。

広範囲な修復処置が人油で、顎関節に問題のある患者の中には経済的、心理的、あるいはそのほかの理由で、すぐに処置にかかることができない人もいる。そのような患者にもこの硬いレジン製の装置で快適に過ごすことができるので、最終的な治療を延期することが可能となる。


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「歯医者人生50年」を目前にして

2018-02-27 | 歯医者人生、思いつくまま
歯科医師・山田忠生


「人生五十年、下天の内にくらぶれば夢幻のごとくなり…」とは、有名な謡曲の一節だそうだが、昨今では「人生百年」という100歳越えの人が急増している。日本人で100歳越えの人、「百寿者」と称されている人が6万人以上とか。

まったく話は異なるが、何となくつながるようなところもあるようで続ける。私は1968年に歯科医師免許をいただいたので、今年が50年目ということになる。昨年は、開業40年だった。年齢を経れば、その年度が何かの節目となることが増える。「ゆめ機構」というささやかな、あるのか無いのか定かでもない市民文化団体も設立10周年を迎える。
兵庫県も生誕150周年ということで、この3つの節目を合わせたイベント”歯福の講演会”&『口福寄席』2018を3月に開催することにした。
五代目「桂文三」さんの全面的な協力もあって実現する。早いもので、「文三」さんとのおつき合いも12年になる。

「歯医者人生50年」も、「生涯、現役の歯医者」を目指す私には通過点でしかないが、無事に通り過ぎていきたいと願っている。そのために一人でも多くの方にご参加いただいて、賑々しく開催したい。






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バークリー予防歯科の概要:138

2018-02-26 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
歯科医師・山田忠生


質問:それは、それほど問題ではありません。そうだとしても、ある程度の計画を立てることは必要だと思いませんか。
回答:そうですねえ、わかりません。長い習慣ですので。
質問:これからの人生で、歯をうまく管理して歯周病にかからないでいたいと思いますか。
回答:ええ、そうしたいと思います。
質問:計画があるのと、ないのとでは、どちらが成功すると思いますか。
回答:そうですね、計画のある方だと思いますが、全部でどれほどの費用がかかるのでしょうか。
質問:それは、あなたにとって大切なことですか。
回答:はい!とても重要なことです。歯に大きなお金をかける余裕はありません。
質問:そうであればなおさら、あなたは誰よりも計画を立てることが大切ではないでしょうか。なぜなら、あなたは間違いをする余裕もないのでしょう。そうですね。
回答:ええ、ないと思います。でも、高くついて困りたくないのです。
質問:私たちがこのように述べている個所をお読みになりましたか。「長期的な計画がお気に召さなければ、あなたはそれを続ける必要もないし、お金はまったくいりません。」という個所ですが。
回答:ええ、読んだとおみます。
質問:では、あなたにご自分のお口の問題を判断してもらいたいと、私たちが思っているという個所についてはお気に召しましたか。
回答:それは歯科医師の仕事だと思いますが。
質問:でも、自分の問題を理解する程度によって、あなたの将来を計画する能力が決まる、と述べているところはお読みになりましたか。
回答:ええ、読んだと思います。でも、何を意味しているのか理解できなかったように思います。


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シュースター「卓越歯科医業学」-128

2018-02-24 | シュースター「歯科開業学」
歯科医師・山田忠生


おそらく、あなたは私に対して勝者と称するものの明白な定義を求めるであろう。実際、私には正しい定義をすることはできるが、あなたにとってもまったく正しいという定義をすることはできない。このマニュアルの一つの目的は、あなたに多数の質問を行って自分が今、何をしているのか、何をしたいのかをあなたに考えてもらうことにある。次のように問いかけてみる。
「私は正しいことを、どのように知るのであろうか。」

”勝者”ということが自分にとって何を意味するのかということを、後ほど自分のために定義できるようになるだろう。自らの基準や目的がなければ、あなたは自分の成功をどのように評価できるであろうか。最後の秒読み段階では、あなたは他の人の理想ではなく、まさにあなた自身の理想に到達しなければならない。あなたが審判員であるわけであるから、どうしてあなたがルールをつくらないのか。


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デンタル・コミュニケーション:20

2018-02-23 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生


歯科医師が初めて患者と出会い、インタビューを通じて信頼県警を構築していくための方法や、スタイルに関して次のような種々の考え方がある。

●あなたが患者を待合室からエスコートするべきか。
●あなたは治療室で待つべきか。
●あなたと新患者とは、先ずはプライベートオフィスで会うべきか。
●あなたは握手するべきか、あるいはそのような礼儀は無視するべきか。
●世間話をするべきか、あるいは歯科に関することにのみを話題にするべきか。

この中に唯一の正解があるわけではない。というのは、歯科医業のあり方は個々のオフィスで異なっているからである。
そこで、あなた(この場合は患者として)が新しい町に移住してきたと仮定してみよう。
オフィスに電話をしたところ、すぐに診てもらうことができてオフィスに行った。受付は名前、住所、職業、主訴その他の記録を採る。あなたのコートをあずかり、治療椅子に座らせ、そして部屋から出て行ってしまう。50分ほど待った後、歯科医師が入ってくる。


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