山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

シュースター「卓越歯科医業学」-157

2019-02-28 | シュースター「歯科開業学」
歯科医師・山田忠生


勝者の横顔

このマニュアルの本来の趣旨は専門的技術についてではなく、勝者の横顔とは何かを考えるのにより多くの時間を費やすべきだということである。しかし、達成できる再考度の専門的技術を磨くことが、正しい診療の雰囲気づくりには最も大切なことであるということも私にはわかっている。あなたの患者のためには最善のものを基準とするべきである。手抜きや、稚拙な技工、安価な材料の使用などが無いように考慮するべきである。

入歯師、患者の言いなりになる歯科医師、宣伝広告による大量生産歯科医師といった新しい波の到来により、私たち歯科医師は新しい時代に入りつつある。歯科医師が多数卒業するほど、営利指向の実業的歯科医師が増えるほど、本当に最も適したものが生き残るであろう。


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マークス「完全歯科医業学」概要:292

2019-02-27 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
歯科医師・山田忠生


15-3 根管治療

不確定な状態のほとんどは根管治療の可能性があり、多くの患者のかか停る扱いにくい問題であり、かなりの偏見ある領域といえる。歯科医師は十分な思いやりをもって取り扱わねばならない。

この韓jあにとって、そのようにすることが賢明であると考えたときには、以下のように話す。
「たとえ神経にまで到達していたとしても、この歯を救おうとすることは大切なことです。あなたはまだ若いですから健康状態も良好で、しかも歯の治療に時間をかけることもできます。歯の根はまっすぐで、神経の管もせまくないですから指向率は高いと思われます。でさうから、あなたの協力が得られるのでしたら、私はこのような歯を救うのに全力を尽くしたいと思います。あなたもそのように思われませんか。」

歯髄へ波及している場合で、病歴の要因から抜歯が望ましいときには、
「歯髄まで進んでいますと、このような歯を救うことは、あなたの精神状態で健康を害したときには賢明なことではありません。患者さんがいつもの健康状態でないときには、あまり良い結果になることが確信できないだけでなく、治療そのものもあなたにとってかなりの負担になることでしょう。」


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パンキー歯科診業哲理:211

2019-02-26 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
歯科医師・山田忠生


Dr.パンキーによれば、卓越者といえるのは全歯科医師の2%に過ぎない。その卓越者とは何者であろうか。Dr.パンキーは卓越者とは良質の歯科医学を展開し、それを教え、そしてその技術を記録として残す能力のある歯科医師であると定義づけている。
また、労働者、職人、芸術家を例にした分類もしている。労働者は手を使って働き、職人は手と頭を使い、芸術家は手と頭、そして心を使って働くのである。この章では技術的な力量と、コミュニケーション技量の両方から、歯科医業での芸術家を目指した方策について述べる。

まず最初に、技術的な力量について取り上げてみる。次いで第3章で触れた患者とのコミュニケーションの方法をいくつか提案してみる。


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デンタル・コミュニケーション:52

2019-02-25 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生


促進と非制限質問


促進―ー言語、非言語コミュニケーションを問わず、患者が話しやすく、話す内容やぶにゃを特定しない。しばしば沈黙することによって、患者に話し続けるように仕向けることがある。
非制限質問―ー患者から情報を得るための質問で、一般的な日常語で内容を表現する。

質問:以下のどれが促進に該当するか。
  A.どうですか。
  B.ええ。
  C.どのようなことで、お困りですか。
  D.顎に痛みがあるそうですが、それについて話してください。

回答:AとBである。
   CとDは、困っていることや顎の痛みなどの話し合いの分野を特定した非制限質問と
   非制限返答である。
   CとDでは、患者は返答を自由にすることはできるが、ある枠組みをしているという点
   では、促進とは異なる。


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エクセレンスの追求ー16

2019-02-23 | APAプロフェショナル・シンポジウム:ロッカード講演録
歯科医師・山田忠生


次いで愛情でありますが、まず自分自身を愛することが必要であります。自分を愛することができて、始めて家族を愛することができ、患者を愛することができます。愛情というのは、地上における最もパワフルな、力強いものであると言えると思います。これがあって自分たちの価値観が生まれてくるのであり、またどのようなことを選択するのか、あるいはその態度というものが決まってくるわけであります。この愛情があって人生が決まっていき、人生を通してこの力というものが続いていくのであります。

それから信仰ということでありますが、この信仰は先に述べました仕事、遊び、愛情のこの3つのバランスをとるためにも必要であります。信仰があって私たちは全体的に新鮮な気持ちになれるということであります。私たちが成長、あるいは成熟するということを考えてみますと、それは身体的なものもそうですが、頭脳的なもの、それから精神的な、スピリチュアルなものも入っているわけであります。私たちが人生の中において幸福というものを求めるのであれば、その口福というのは仕事、遊び、愛情と信仰という4つに支えられているのであります。



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