パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築：補遺Ⅵ－４

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック　歯科医師・山田忠生


自然歯ではこの初期の接触による衝撃は、下顎中切歯から最後臼歯までの多数歯により分配される。しかし下顎教則咬頭が中心位をこえて平衡斜面に到達するときの大きな衝撃に耐えるのは限られた臼歯にもであり、外傷性咬合で破壊されるのは、これらの歯である。

パンキー歯科診業哲理：１６９

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック　歯科医師・山田忠生


最も役立つ情報を手に入れるには、患者をその質問表に直接関わらせることが重要である。そのためには、質問事項を単調に読むようではいけない。あなたの熱意が感じられた結果としての回答を望むのであれば、そのように読まなくてはいけない。Dr.パンキーは初回来院時の最後に質問表を手渡し、このように話すことにしている。
「あるいは、何か大切なことを言い忘れておられるかもしれません。もう一度、この質問表に目を通して、何かつけ加えたいことがあれば、次の来院のときに私に知らせてください。」

最初のインタビューで質問表を使っている間に、注意深く聴いたり、観察したりしていれば、参考になる情報を発見できるはずである。不明瞭な話し方であるとか、異常な歩き方であるといった生理的に障害のある兆候があれば書き留めておく。頭蓋骨や顔面の骨耕三の異常を見ること。心臓や肺疾患の徴候を示すこともある。指が丸くふくれているかどうかもチェックすること。肌のつや、発疹、しみ、顔色の悪さ、黄疸に気を配ること。顔面の筋肉に注意して、ブラキシズムや顎関節の問題を考慮すること。

ザ・デンタルフィロソフィ：６７

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック　歯科医師・山田忠生


あなたが提供しなければならないサービスが、患者の最大の関心事に含まれているという信念、そしｓて誠実性、熱意が患者に伝えることができれば、患者は治療を受諾する。しかし、その気持ちを伝えようとする前に、あなたが自分自身に確信がもてなくてはならない。あなた自身の口腔が質の高い歯科医学で表現されていなければならない。

しばしば患者は時間を引き延ばすために、あるいは単に質問のための質問をすることがある。質問に答える最もよい方法は、別の質問をすることである。「どれほどの時間がかかりますか。」という質問には、「時間が問題なのですか。」と質問する。あなたは質問の本当の理由を決定する必要がある。
「私の歯は、マリー・スミスさんのように見えるようになりますか。」という質問であれば、「あなたは、マリー・スミスさんのようになりたいのですか。」と質問してみる。

以下の５項目の質問は、患者があなたを歯科医師として受け入れるに先立って答えねばならないものである。

シュースター「卓越歯科医業学」－１１３

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック　歯科医師・山田忠生


診断書、並びに見積書

診査が終わるとお互いに座って、患者の状態がどうであるのかを話し合う。最初に一般的な歯の病気の説明をして、次に患者に関係のある内容を説明する。
医学的、歯科医学的問題を取り扱う際のさまざまなアプローチの仕方を説明する。そして、患者が”計画”を立てるのを、私が手助けしてもよいかを尋ねる。

通常、患者はティッシュコントロールを行い、次に再評価に進む。患者が希望するような方向へと決定を下す。私たちはこれを評価と称している。これは、患者な何も押しつけられない環境で、長期的な計画を立てるよう手助けをするカギである。手助けをするのであって、売り込むのではない。つまりは自分で行った決定を患者が受け入れることである。それ以上に重要なことは、患者の望む健康のレベルになる計画を選ぶよう手助けをすることである。

歯ブラシの製造、販売にチャレンジ：２

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック　歯科医師・山田忠生


「山田先生、こんにちわ！」と大きな声で、当時の勤務先のオフィスに足を運んでくださったＹ社のＫさんの笑顔は今でも鮮明に覚えております。ようやくにしてできあがったのが、今から４０年前（1970年初期）のことでした。

ついに、「歯医者」をしながら、中途半端な「翻訳家」、そして「歯ブラシ屋」さんまで手掛けるようになりました。

その後の約３０年間、かなりの日本の歯科医師から患者さんへと愛用されていましたが、いろいろな事情から製造は中止せざるを得なくなり現在に至っております。