山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

バークリー予防歯科の概要:208

2021-04-28 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.

歯科医師・山田忠生

 

1番目の補助者は最初の患者を秘書に引き渡してから、2人目の患者のレントゲン写真を現像し、診療室を清掃する。このレントゲン写真が出来上がるまでの半時間、予定の患者を迎え入れるための部屋の準備を終える。2人目の患者の現像済みのレントゲン写真を歯科医師に手渡した後、補助者は3人目の患者を腰かけさせ、必要なレントゲン写真を撮影する。そして5分ほど患者と話をして、くつろがせる。40分過ぎまで歯科医師は2人目の患者の診療を終えて、3人目を診る用意をする。2番目の補助者はレントゲン写真を現像し、生産性アポイントメント用に診療室を整える。次の患者が椅子に座って準備ができるまでに、歯科医師は3人目の診療を完了している。麻酔が必要であれば、3人目の患者を終える前にしておく。この種の患者はしばしば診療時間を長引かせ、予定のペースを崩してしまうものである。この方法で実施すると歯科医師はかなり速いペースで働くことになるが、せいぜい1時間ほど続くだけで、午後や翌日にまでえ繰り返されるものではない。

 

 

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パンキー歯科診業哲理:259

2021-04-27 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新

歯科医師・山田忠生

 

密な関係の構築

あなたは誰かに出会って、すぐ強く親近感を覚えたことがあるだろうか。”この人の考え方は、私と同じだ。”とか、”すぐ信頼できた。”、あついは”まるで昔からの知己のようだ。”などと思ったことがあるかもしれない。あなたは、その人に密な関係を感じたのである。すべての人との間に、このような密な関係を維持するのは現実的ではないが、注意深く耳を傾け、観察をしていくことによって、もっと多くの患者と積極的な人間関係をつくりだしていけるようになるはずである。密な関係--相手を信頼し、好感をもてる感覚--を築く条件を以下に掲げてみる。

1.相手に心からの好意と関心をもつこと

2.あなたの個人的な協議したい事柄から離れ、相手を重要視できるようになること

3.あなたの人々への好奇心や楽しみを、その人の話を聴き、その行動を観察するということに使うこと

4.あなたの言語、ペース、態度を相手に合わせること

 

 

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デンタル・コミュニケーション:105

2021-04-26 | デンタル・コミュニケーション

歯科医師・山田忠生

 

質問:下記の各組より、一層明確な情報が得られるしつもんを選び、それに役立つ言葉を記せ。

  A.あなたがケガをしたとき、あなたに落ち度があったと考えられますか。

  B.あなたがケガをしたとき、あなたにも落ち度があったと考えられますか。

  C.歯肉が痛かったのですか。

  D.いつもよりは歯肉に痛みがあったのですか。

  E.アスピリンでは治らないような痛みがあったのですか。

  F.頭痛がありますか。

回答:B、あなたにも

   D、いつもよりは

   E、アスピリンでは治らないような

 

ここまで私たちは誤りを非難して、患者が反発を感じることや、精神的に負担をかける言葉で患者をおびえさせてしまうような質問を考察してきた。また、質問内容が患者の経験上から「はい」と答えるだけでよいものかどうかを、患者自身が決定せざるを得ないような質問について検討を加えた。そして最後に提示した質問に関して言えば、話し始めたばかりのときには一般的で、あまり明確でない質問の方が適当であるが、話題が進んでいくにつれてより明確な質問を行っていくことの方が適切である。

 

 

 

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睡眠時ブラキシズム:2

2021-04-24 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介

歯科医師・山田忠生

 

ブラキシズムとは何か

人々は起きているときにも歯をこすり合わせるが、睡眠中のブラキシズムは一般的にはより大きな健康上の懸念となる。睡眠中のブラキシズムをもった人々は、自分がこすり合わせていることを知らないかもしれない、そこでその行動を何年も続けることができるのである。

治療をしないままにしておくと、睡眠中のブラキシズムのため歯の破壊が進み、動き出すことや、歯のエナメル質や人工冠、充填物がすり減ることがある。また、頭痛、顎の痛み、そして顎関節症を引き起こす原因となる。

また、睡眠中のブラキシズムは睡眠の質を妨げる。睡眠中には身体はリラックスする必要があるが、歯をこすり合わせることは筋肉を緊張させ、深く安らかな睡眠で身体をリラックスできる能力を阻害することになる。

 

 

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エクセレンスの追求:36

2021-04-22 | APAプロフェショナル・シンポジウム:ロッカード講演録

歯科医師・山田忠生

 

次に、時間の管理の方法についてお話をしたいと思います。もちろん、1日は24時間であるということはご存じであるわけですが、その24時間が、86.400秒にあたるということを気が付いておられないかもしれません。毎朝、起きると86.400秒が与えられるわけであります。そして1日が終わると86.400秒は戻ってこないのですが、新しい86.400秒が次の日に与えられるということになっています。ここで、86.400秒というのを円に置き換えて、86.400円が毎日与えられているのだというように考えてみてください。この86.400円のうちで使い切れなかったものは取り上げられてしまうというように考えていけば、もっと真剣にその使い道を考えるのではないかと思います。

歯科医師にとってその問題の一つとなることは、歯科医師であると同時に父親であり、人を管理するマネジャーであり、また収入を管理するビジネスマンであるというところにあります。頭の中には決定を下さなければならない問題が数多く山積されており、混乱している状態になっている場合があります。

ここで頭の混乱を避ける方法をお話ししたいと思います。

最初の方法というのは、”今、行う(DO IT NOW)”ということであります。

 

 

 

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