歯科医師・山田忠生
1番目の補助者は最初の患者を秘書に引き渡してから、2人目の患者のレントゲン写真を現像し、診療室を清掃する。このレントゲン写真が出来上がるまでの半時間、予定の患者を迎え入れるための部屋の準備を終える。2人目の患者の現像済みのレントゲン写真を歯科医師に手渡した後、補助者は3人目の患者を腰かけさせ、必要なレントゲン写真を撮影する。そして5分ほど患者と話をして、くつろがせる。40分過ぎまで歯科医師は2人目の患者の診療を終えて、3人目を診る用意をする。2番目の補助者はレントゲン写真を現像し、生産性アポイントメント用に診療室を整える。次の患者が椅子に座って準備ができるまでに、歯科医師は3人目の診療を完了している。麻酔が必要であれば、3人目の患者を終える前にしておく。この種の患者はしばしば診療時間を長引かせ、予定のペースを崩してしまうものである。この方法で実施すると歯科医師はかなり速いペースで働くことになるが、せいぜい1時間ほど続くだけで、午後や翌日にまでえ繰り返されるものではない。