山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

ホールが創る文化ー1

2012-06-30 | 市立ホールが創る文化の薫るまち宝塚
歯科医師・山田忠生


宝塚市には「市民ホール」、あるいは「文化ホール」と称するにふさわしい施設がないことは、多分多くの宝塚市民はご存じではないかと思います。しかし、宝塚市は広報誌やインターネットなどを通して、あるいはその件でコメントを求められたときなどに、財政がきびしい状況にあり、とても「市民ホール」の建設など取り上げる環境にないと主張し続けております。

また、俗に「箱もの」はもう沢山だという、いわゆる無計画とは言わないが建設後の管理運営を考えないままの公共施設の建設に、大きな疑問や不信をもった、あるいはそのようなマスコミ報道などの影響もあっての付和雷同的賛同意見が、宝塚に限らず全国各地の市民の多数意見となっているようであります。



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マークス「完全歯科医業学」概要:121

2012-06-29 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


歯科医師は予防処置の前に口腔を観察しておきたいはずであり、そうしてはいけない理由はない。予防処置が完了すれば、歯科医師は患者の許に行き(あるいは患者が歯科医師の許に行く)、そして研究用模型のための印象を撮り、問題点に対して応急的な軽減をはかり(必要ならその間に1枚のレントゲン写真を現像する)、概略の調査とそれに伴う教育を始める。

しかしながら、初回来院時の予防処置はスケジュール上に問題を生じることになることを認識しておかねばならない。歯科医師は患者と、予防処置の前に30分、その後で30分をとらなくてはならない。結果として新患者の初回に、総時間として2時間以上となり、最初の30分で患者が歯科医師のプログラムを拒否すれば(患者が適切に取り扱われていれば、あまり起こることではないが)、かなりの時間を無駄にすることになる。

加えて、新患者が電話でアポイントメントをしたときは、2時間かかるとは告げられない。そのようなことを告げられたとすれば、患者はおびえて来院しなくなるかもしれない。そして、来院したとしても患者には2時間もの時間はとれないであろう。



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バークリー予防歯科医業の概要:22

2012-06-27 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


得られた結論は、「馬は水際まで連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない」という古い諺によって最もよく表現されている。これについて、”諺使いの名手”であるボブ・レーボイは次のように付け加えている。「その馬に先ず渇きを覚えさせれば、あとは簡単だ。」
そこで、取り組むべき課題は、患者それぞれに健康で問題の無い口腔が、自分の努力で達成できる目標であると認識させることであり、私はここに力を入れたのであった。

健康な口腔がどのようなものであるか、その真の価値を認めるには、まずは患者が少なくとも一度は経験する必要がある。私はそれまでよりさらに集中的な教育プログラムを目指して行動を起こした。患者は週に1回(重症の場合は2回)の割合で来院した。徐々に成功率は上がっていったが、まだ多くの失敗もあった。

これらの失敗のすべてとは言えないにしても、失敗が生じる多くの理由は、ある興味深い一連の出来事を通して見いだされたのである。実験によって、適切な口腔管理を中止すると歯肉炎が広がったというハロルド・ロー先生の研究論文を読んで、私はその中で特に患者が歯肉溝からの出血を経験したということに関心を抱いた。そして、プラック・コントロールを再開して5~6日後に歯肉溝からの出血は止まった。このことから、プラックが存在するというより、歯肉溝から出血がないということを、適切な清掃が続けられていることを示す目安として用いることを思いついた。

初期のころのいくつかの失敗を思い出しながら、あるいは患者が連毒して6日間清掃を行うのを観察しながら、私はささやかな研究を始めた。ロー先生の観察結果と同じように、ほとんどすべての患者からの出血は5日から6日目に止まった。



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ぺリオ(歯周病)のレッスンー2

2012-06-26 | 「歯福のひととき」レターより転載
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


歯周病は歯肉の疾患として知られていますが、歯を支えている歯肉と骨に影響を与える慢性的な細菌感染症です。歯周病は1歯のこともあれば、多数の歯にも影響を与えます。プラック(歯の表面に常に形成されるネトッとした無色のフィルム)の中の細菌が歯肉に炎症を起こしたとき、歯周病が始まります。

この歯肉炎から歯周病へと進行します。プラックは歯肉の下へ広がり発育します。そして、歯を支えている組織と骨を破壊します。歯肉は歯面から離れポケットが形成され、感染を起こします。進行するにつれポケットは深くなり、より多くの歯肉と骨が破壊されます。しばしばこの歯快適過程において、症状は穏やかです。そしてついには歯はブラブラになり、抜歯しなくてはならなくなります。



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パンキーフィロソフィ(77)

2012-06-25 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


Ⅴ 診査・診断・治療計画の立て方

もう一度、これまでのことを振り返ってみましょう。診査手順を3つの部分位分けることにしました。

1・診療前 
  A 照会
  B 秘書/受付
  C アシスタント
  D 歯科医師
  E 問題点


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