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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

デンタル・コミュニケーション:158

2025-02-25 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生

質問:治療についての指示を与えるとき、患者はどのような姿勢でいることが望ましいのか。患者は横になっているべきか、座っているべきか、立っているのが良いのか。目の高さはあなたと同一か、それとも上なのか、あるいは下か。

回答:ほとんどの場合、患者に指示を与えるときには、患者の理性的なコンピューター部分に話しかけたいはずである。
患者がチェアに横になているときには、患者は依存的な小児的自我状態にありがちである。あなたがこの管jあに指示を与えたとすれば、患者は小児のそれと同様な反応をするであろう。
他方、管jあがあなたを見下ろすように立っているか、コントロールしやすい状態にあれば、あなたの指示に対して親が子どもにするように反応する。
そこで患者を座らせ、あなたと同じ目の高さで指示を与えることにより、理性的に実行されていく可能性が高くなる。患者をそのような状態にすることで、患者は大人のコンピューターの自我状態になり、より一層理性的に対応するようになる。


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デンタル・コミュニケーション:157

2024-08-01 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生

患者がどちらの姿勢をしているかということは、治療に関しての指導をしていくときには非常に重要なことである。

質問:指示を与えようとしたとき、患者が閉鎖的な姿勢をとっていたとすれば、あなたはどうするか。
回答:患者が何を考え、心に何が起こっているのかを読み取り、開放的になるまでその問題点に対処する。その後に指示を与える。開放的にならないようであれば、今後の治療についての指示を与えてよいかを患者に尋ねる。

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デンタル・コミュニケーション:156

2024-06-21 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生

開放的・閉鎖的
人が新しい考えや思想に対して開放的であるのは、その状況に満足して、安心しているとき、そして恐怖心や心配もなく、新しいことを考えるのに必要なエネルギーのあるときなどである。
ひどく疲れているときや、ひどい痛みのあるとき、あるいは恐れ、憤り、悲しみが大きいときには開放的にはなれない。しばしばこのような内面状態は、身体の姿勢に現れるのである。

質問:都議の図は開放的、閉鎖的のどちらを現した姿勢かを決定せよ。
回答:図1、2,5は新しい考えや、思想に対して開放的な姿勢であると考えられる。そのほかは閉鎖的であると思われる。図3、4のような姿勢をとる人が開放的であることは少ない。



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デンタル・コミュニケーション:155

2024-04-25 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生

非言語コミュニケーションを解読するための体系
非言語的手がかりから、それがどのような意味かを解釈するには、それについて一つの体系をもっていることが有効である。非言語情報を組織化する有効な方法としては、そのような表現を行うときにその人が新しい考えや、思想に対して開放的か、閉鎖的かを考慮することがある。他の方法としては非言語表現をするときのその人の情緒(感情)によって、情報を構築する方法がある。


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デンタル・コミュニケーション:154

2024-02-14 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生

7.患者は、あなたが患者を人間として、そして個人として関心をもっていることに感謝の気持ちをもつのであって、歯、歯をもった身体、歯科の症例としてのめずらしさ、あるいはウカへの関心に対して感謝の子持ちをもつのではない。
8.コミュニケーションに複数のチャネルを同時に持っていると、より一層信頼のケル情報が手に入る。
9.あなたの手や道具が口腔内にあるときは患者は話しにくいので、患者からえられるものは、ほとんどの場合、非言語メッセージからということになる。


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