山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

宝塚芸術文化ホール(宝塚市民ホール)の提言:14

2010-03-31 | 宝塚芸術文化ホール(宝塚市民ホール)の提言

ゆめ機構(夢のまちづくり「宝塚」市民機構)代表ー歯科医師・山田忠生

「新市民ホール運営検討にあたっての提案」2000年6月 山田忠生

その8

F・市民参加のあり方について

 3:市民の文化活動支援組織を創設

市民のさまざまな形での文化活動を、主に財政的にバックアップするための支援機関をつくる。市、市文化振興財団より独立した権限をもち、文化活動で財政的支援などを求める個人、団体よりの要請をうけ、十分な審査を行い、適当と判断した後、活用を委託された補助金などをそれらに与え、市民の文化活動を支援する組織である。

複数名よりなる、そのような第三者機関を設置することが新市民ホールの市民による活発な利用につながると思われる。

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マークス「完全歯科医業学」概要:22

2010-03-31 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

2)歯科医師は考えられる、すべての反対意見やそのタイプをあらかじめ予測し、対処することによって、患者との間で”論争”するような事態をさけなければならない。

患者が異議を唱えたり、提案に逆らったりすることができるようになると、歯科医師は守勢に立たされ、不快な感じをもつことになる。患者の理解をこえた技術的な決定をする分野でのコントロールは、患者を無視することになる。さらには、議論や論争が許されるようになれば、それは人間関係に不和をもたらすことになりかねない。

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プラック・コントロール:(13)

2010-03-31 | 山田忠生:一般向き海外論文翻訳など

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

Dr.バスは研究室のドアに、次の言葉を掲示している。

「患者に教育しなくてはならない。毎日、就寝前に、適正な形態の歯ブラシとフロスを使って、きちんと清掃しなければならないということを。」

プラックの組織を破壊するために、毎晩、歯を清掃することが強調されている。これは、ベットに入ってから朝までの時間、歯が食物、つまり細菌が成長する培養器から解放されるためである。

完全に歯を清掃すると、口腔に食物が入るまでの間、細菌の成長はわずかなものになる。Dr.バスは、この組織破壊を芝刈りにたとえている。長い繊維を切り取ってしまうと、再び組織ができるまでは、酸を産生する能力が減少するのである。

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「世間体」の構造ー(6)

2010-03-30 | 山田忠生:論文・提言などなど(過去から現

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

そして、ウチの集団とソトの集団は同心円的に重層化した構造をなしており、ウチに対してソトであった集団が、じつはさらにソトの集団に対してはウチの集団となる。

このような構造はその論理的帰結として、かならずやこれ以下は《ウチ》としかいいえないような小さな集団の単位と、これ以上は《ソト》としかいいえないような大きな集団の単位が残るはずである。

前者の概念の総称が「ミウチ」ないしは「ナカマウチ」であり、後者の概念の総称はおそらく「タニン」ないしは「ヨソのヒト」である。そして、その中間帯の世界こそが、私のさがしもとめていた「セケン」(せまいセケンとひろいセケン)にほかならない、と井上は述べている。

その結果、「世間」観についていえば、「せまい世間」に固執しようとする世代に反発している若い世代も、「ひろい世間」にとらわれていることでは、まったく同様であり、ソトなる「世間」の価値にコミットすることによって、ウチなる自分を見つめるという、わが国の人びとに特有な「準拠集団」の構造の本質は、戦後もいっこうに変わっていないと井上は述べている。

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ステファンに罪はない、でもステファンって誰ー(4)

2010-03-30 | 本当の予防歯科・他

宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生

ここで前述した20世紀の歯科界の知性(と私が呼んでいる)である”バークリー歯科医師”の指摘を思い出していただきたい。「アメリカの歯科医師会は100年以上にわたって、1日に3回食後にブラッシングすることをキャンペーンし続け、一方では”ムシ歯”は増え続けた」ということである。

一般の人々を対象にしたのではなく、同業歯科医師へ向けた、このバークリー歯科医師の自戒を込めた痛切な言葉は大きな意味をもっていると思う。

ただただ通り一遍のお題目を、科学的根拠もあいまいなまま、金科玉条のように唱えているだけでは、上述したような事実も明らかにされてきているので、人々にはこれまで以上に説得力もなければ、誰も信用しなくなるのではないだろyか。

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