歯科医師・山田忠生
最近、憲法改正はできないだろうと思うようになった。
さまざまなアンケートの回答は、ほとんどが二択ではなく、「どちらともいえない。」などという、およそ回答にならないような回答が、その割合ではかなりを占めている。
多分、日本人は明白な態度表明を躊躇する人が多いということだろう。
しかしというか、残念ながらというか、憲法改正には「どちらともいえない。」というような選択はないはずである。
この条文をこのように変えるのに賛成ですか、反対ですかということで、いずれかを選ばなければならない。
そうなれば「どちらともいえない」人々は、どうするのだろうか。棄権してしまうのだろうか…。
改正案が投票数の二分の一を越えたときには承認されたことになるのだが、このどちらともいえない棄権票が、大きく過半数を越えたようなときにはどうなるのか、それでも有効なのか、ここには規定されていないようだが…。
日本人に合った制度は、少々乱暴だが誰かに一任するということがある。つまり、憲法改正については、その内容も含めて、私は自民党に一任する、いや立憲民主党に一任するなど。
誰かに責任を任せて、多分間違いのない憲法にしてくれるだろう、万が一間違っていても私のせいではない、党が悪いのだということができる。
それこそ極端なことをいえば、「私は憲法改正については、安倍さんに一任します。」という国民投票をして欲しいものだ。それが通れば憲法は改正できるだろう。
「どちらともいえない」日本人は昨今、右往左往しているようだ。そして、永遠に憲法は改正されないだろう。
最近、憲法改正はできないだろうと思うようになった。
さまざまなアンケートの回答は、ほとんどが二択ではなく、「どちらともいえない。」などという、およそ回答にならないような回答が、その割合ではかなりを占めている。
多分、日本人は明白な態度表明を躊躇する人が多いということだろう。
しかしというか、残念ながらというか、憲法改正には「どちらともいえない。」というような選択はないはずである。
この条文をこのように変えるのに賛成ですか、反対ですかということで、いずれかを選ばなければならない。
そうなれば「どちらともいえない」人々は、どうするのだろうか。棄権してしまうのだろうか…。
改正案が投票数の二分の一を越えたときには承認されたことになるのだが、このどちらともいえない棄権票が、大きく過半数を越えたようなときにはどうなるのか、それでも有効なのか、ここには規定されていないようだが…。
日本人に合った制度は、少々乱暴だが誰かに一任するということがある。つまり、憲法改正については、その内容も含めて、私は自民党に一任する、いや立憲民主党に一任するなど。
誰かに責任を任せて、多分間違いのない憲法にしてくれるだろう、万が一間違っていても私のせいではない、党が悪いのだということができる。
それこそ極端なことをいえば、「私は憲法改正については、安倍さんに一任します。」という国民投票をして欲しいものだ。それが通れば憲法は改正できるだろう。
「どちらともいえない」日本人は昨今、右往左往しているようだ。そして、永遠に憲法は改正されないだろう。