宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
やはり考えてみましょう。”ふつうの歯科診療”と、”通常必要な歯科診療”は、同じことを意味しているのではなく、大きな違いがありそうです。
私たち歯科医師にとって、その患者さんへの”最良最適の歯科診療”が、何も特別な歯科診療ではなく、それこそが”ふつうの歯科診療”であります。
しかし、この”最適最良の歯科診療”を、”通常必要な歯科診療”とは、私たち歯科医師は決して表現しないと思います。
同時に、患者の立場から考えてみても、”通常必要な歯科診療”という表現からは、どのおような印象をもたれるでしょうか…。まずまずの治療、あるいはベターな診療という程度の歯科治療を意味していると理解されるのではないでしょうか。
間違っても、最良の歯科治療とか、ベストな診療などというようには感じられないのではないかと推察します。