歯科医師・山田忠生
■2019年8月、請願の採択を受けて宝塚市の対応について問い合わせたところ、別紙のような「将来に向けた課題であると考えている。」という回答を得た。
(次回に、回答書を掲載する。)
歯科医師・山田忠生
■2019年8月、請願の採択を受けて宝塚市の対応について問い合わせたところ、別紙のような「将来に向けた課題であると考えている。」という回答を得た。
(次回に、回答書を掲載する。)
歯科医師・山田忠生
確かに逆の反応を認識し、それが生じる前に避ける方策を立てることは一層賢明なことである。こうしたことを念頭に置いて一連の3回来院方式というものが、広く教育上の問題を未然に防ぐためにも立案されたのである。予期されない問題が生じても、患者の必要性が必ずしも失われなくても、歯科医師が状態を理解し冷静さを失わないように備える。専門的な権威者は思いやりのある敵意のない状態をしましながら、通常は完遂するのである。
この章では、歯科医師が最も一般的に直面しがちないくつかの難題の取り扱いについて話し合うことにする。
歯科医師・山田忠生
あなたに診てもらうため約束をして訪れる新しい患者に、自分をおいてみることだ。すぐに処置が必要な問題をもっていることもあれば、最近引っ越しをしてきて定期診査で来院しているのかもしれない。あるいは1日延ばしにしてきたしょちを受けようと考えていることもある。以前の歯科治療に満足できないので、初めての歯科医師を訪れようとしているのだ。患者としてのあなたは、この初めての歯科医師にわずかとはいえ不安を抱いていることもあれば、死刑執行の銃殺隊に直面しようとしているように感じているかもしれない。そのような自分をどうすれば元気づけて、気持ちを楽にさせられるだろうか。
歯科医師・山田忠生
職務の明確化.それぞれの職務間の関連事項を確認することが大切である。私の考えでは、予約担当者がチェアサイドアシスタントに直接会って、歯科医師が治療にどれだけの時間がかかるのかを確認して、話し合うことが重要である。「あなたの仕事がうまくできるようにするのに、日程はどのようにしましょうか。それに私の方は能率的に日程を組みたいのですが、そちらの方でそのために何かできることはありませんか。」また、技工助手が直接に技工士とスケジュールについて話し合うことも大切である。つまり、技工士が予定通りに修復物を完成するためには私たちはどうする方が良いのか、私たちがスケジュール通りに仕事をするには技工士に何ができるかということを話し合う。
歯科医師・山田忠生
援助は成果が最大のところよりも、その必要性が最大なところへと進む、というドラッガーの言葉はほとんどの学校での貧困者プログラムや、初回からしょちを行うことのような誤った歯科プログラムに完全に当てはまる。限られた資金は保護者へよりも、子どもの口の中に費やされ、結果的に2~3年後には努力が払われたという形跡をほとんど残すこともないのである。そして、子どもたちも本当の意味での自立的な健康に近づくこともなく、むしろ実際には以前にもまして人に頼りがちになってしまうこともある。子どもたちは教訓として、修正歯科治療が無駄であることを見抜いてしまうだろう。貧困者が切実に必要としているものは、歯が生活の中で果たす役割を見る目と、健康になってその状態を維持する能力の2つである。私たちは一心不乱となって、盲目的に彼らに歯科医学的な援助を与えてきた経験から、次のことがわかったのである。