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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

パンキー・マン・スカイラ―哲学による咬合再構築:補遺Ⅱ-37

2016-06-30 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


結論

完全な咬合再構築は歯科医師に高度で、複雑な治療を必要とさせるものの一つである。それを成功させるためには多大な研究、研鑽の結果得られる知識、判断力、機敏性を必要とする。私たち歯科医師にとって完全な咬合再構築は複雑な咬合器を使用するよりも、機能的誘導経路テクニックで一層満足のいく結果を得ることができる。
それは短期間のうちに問題となることも、失敗することもほとんどなく、患者にも歯科医師にもあまり負担をかけることなく完成することができる。

昨今では、臨床の姿勢として自然歯の維持に多くが費やされている。自然歯を維持することが、完全な咬合再構築にとって必要であると強調されている。近代臨床歯科医療では修復処置とは切り離せない治療期間や、それに伴う患者の不快感も取り除きます。

咬合の調和が歯科医学の展開にあたり最も重要で、最も複雑な方向の一つであると認められている。多くの咬合器や、テクニックが臨床歯科医師の間に混乱を起こさせている。咬合の調和を目指す以上は、複雑でない方法こそが患者にも歯科医師にも満足感を与えてくれるものである。


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バークリー予防歯科の概要:87

2016-06-29 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


患者がカウンセリングと予防教育に対して歯科医師に支払う代価は、現在治療に対して支払っている代価に匹敵するものでなければならないが、この代価を個々の患者はいうまでもなく、とりわけ保険会社、労働組合、政府機関が知ることが重要である。彼らは二度と治療の必要がないように、歯をできるだけうまく修復させるために、快く歯科医師に払い戻しを行うべきである。現在、私たちが直面している治療が加速的に増えていくような事態から逃れられる道はない。
国民の大多数に適切な歯科医学を施そうとしてきた国々で、すでに行き詰っているように、私たちの地位も維持できなくなる。私たちはますます低下する歯科医学を、ますます多量に提供するようになるだろう。この本で後述するのは、保険会社が受け入れて支払いを行うような明確な処置をすることで、歯科的健康が思わしくない依頼人も欲求不満が解消されるだろう。処置が標準化されると保険会社も支払ができるのである。負担を加えるのではなく、現行の給付を下げたり、取りやめたりする処置は次の契約時を待たなくても直ちに下げられるのである。いかなる団体も、新しい給付に反対しないだろう。事実、このような中間契約を付加すれば保険団体と、被保険者間のきずなを強めるのに役立つのである。歯科保険分野における競争が激しくなるにつれ、これは決して小さな要素に留まらないだろう。

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議場の開かれた活用を考えるー24

2016-06-28 | 議場の開かれた活用を考える
歯科医師・山田忠生


「市議会議場」の活用を求める請願:8

以上、4回に分けて紹介したのが私の請願趣旨である。ここでは、すでに紹介してる「状況調査」を踏まえての提言であり、それなりに説得力をもったものではないかと自負している。
歯科医学の臨床展開を生業としている私にとっては、何よりも証拠に基づいていることを重要視しており、単なる思いつきなどで主張することは好まないのである。

また、そのスタートをたどれば1992年であった文化活動は、紆余曲折はあれ20年を越えている。その間に経験したことも、すべて集約してこの請願に込められている。
つまり、机上の空論を述べているのではなく、あえて生意気な表現を許していただければ、私の経験知からの、私にしか提言できない内容である。


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マークス「完全歯科医業学」概要:202

2016-06-27 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


最後に注意をひとこと。総時間――総料金を基本にして診療をする場合には、それぞれが完了するごとに、将来の評価の指標として見積もりに対する実査愛の消費時間をチェックするべきである。時間を基本にした料金表を設定しているのであれば、それぞれの料金の根拠となっている平均時間に対する実際の使用時間をチェックすることは常に継続して実行していくべきである。

私たちは診査時間というのは、時間当たり比率の計算から除外される管理上の時間であると指摘してきた。それでも診査費用から年間で4ケタの数字となり得る利益がある。この収益を身氏できるか。私たちはできると考える。歯科医師はこれを奉仕的な診療、病気によるキャンセル、見積もりの誤り(通常は見積もりが低めのため)などから必然的に生じてくる損失に対する”バランス”とかんがえるべきである。


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歯科医師・山田忠生が提唱する”5つの歯周病予防の対策”

2016-06-25 | 「歯福のひととき」レターより転載
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


2・せっかくなら効果を期待

グッドナイトブラッシングで、プラックをコントロールするときにはペースト(ジェル)などは不要です。

しかし、それ以外のブラッシング(食後など)には、ペーストを使用しても問題はありません。そして、せっかく使うのなら効果の期待できる「薬用ペースト」を使用しましょう。高齢者のムシ歯予防には高濃度フッ化物含有のペーストを薦めます。


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