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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

人は思考するように:9

2011-03-31 | 人は思考するように:ジェイムズ・アレン著
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


思想と性格は一体である。そして、性格は環境や状況を通して外に現れてくるものであるから、生活の外的状態は、その人の内面状態と常に調和がとれていなければならない。
これは、人間のある時点での環境が、その人の全人格を指し示すものであるということではなく、その環境というものは、その人の内部のある種の重要な思考要素と非常に深い関わりをもっているので、当面その関係はその人の成長には欠かすことができないということである。

人間は自らが存在している法則によって、どこにいるのかは決められている。つまり、自らが性格の中につくった思想が、自らをそこに連れてきたということである。
そして、人間の生活様式の中には、偶然という要素は存在しない。すべてが過ちのない法則の結果なのである。このことは周囲の環境に満足している者も、また自分は周囲と“協調していない”と感じる者にもいえる。



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マークス「完全歯科医業学」概要:87

2011-03-30 | マークス「完全歯科医業学」概要:パンキー
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


一般の歯科医師に、診査とはどうあるべきかなどということを断定的に押し付けようとは思わないが、完全な診査には、どうして、なぜ3回もの来院が必要なのか、そしてそれには患者が新しい考え方と、より多額の支払いを、それも強制的に決められたという印象をもたずに受け入れる機会を、同時にもつことになるのだが、その正当な理由を提示するつもりである。

何か強制的なものを感じた患者は、「よく考えてみます。」と答え、しばしば来院しなくなる。患者の利益となる完全な診査の必要性を患者にわからせる責任があると認識している歯科医師にとっては、新しい考えに患者が適応できるように時間を提供するのは、“歯科医学を売る”ための方策ではなく、心からのサービスを患者に感じてもらうためである。

診療所の規則がどのようなものであろうとも、患者には診査の段階や手順を通して、何が期待できるかを事前に知らせていくべきだと考える。中には、“2回来院”の手順で、研究用模型をとらない方法を支持している歯科医師もあるかもしれない。その場合には、それを患者に提示しなくてはならない。しかし、実例にかなうものとして臨床的にも効果のあることが実証されている、完全な3回来院の方式について提示することにする。


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『口福寄席』と桂文三さんー24

2011-03-30 | 笑われる「歯医者」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


第1回『口福寄席』を、2006年に開催ー9

患者さんへの案内文(3)

以上のように、すこやかに老いるためには、“笑う”ことが何よりの特効薬ということであります。そこで、1日でも長く、1歯でも多くの歯を保っていただきたいという思いから、新たな事業を開催することにいたしました。第2回の口福倶楽部の集いとして、大いに笑っていただく機会の、その名称も『口福寄席』とし、これを開催いたします。

漫才も漫談も、そして吉本新喜劇も好きですが、それ以上に私の好きな「落語」で大いに笑っていただきたいと考えました。

この機会にぜひともご参加いただき、楽しいひとときを過ごしていただきたいと思います。



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パンキーフィロソフィ(44)

2011-03-29 | L.D.パンキー歯科診療哲学:講演抄録
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


Ⅱ:口腔の臨床旅行

この診査で使用するものは、次の通りです。
マウス・ミラー、ダブルエンド・エクスプロラー、メモリ付きぺリオドンタル・プローブ、舌圧子、2×2ガーゼなどで、これらをブラケット・テーブルにならべ、まず口唇の状態を診ます。次に、口腔の臨床旅行を始めます。私の考えでは、この診査から大きな成果をあげる必要はないと思います。
実際、私は診療所以外のところで診査したことがあります。

それは魚釣りの旅行に、2人の男性と出かけたときのことでした。その内の1人は下顎に1本の歯もなかったのです。そこで、私はこう話しました。 「あなたのかかっている歯医者は、どのように話しているのですか。」 彼が言うのは、「先生がどうしたらいいか判らないと言っているのに、私にわかるはずがないでしょう。」
そこで、私は懐中電灯とスプーンを使って、彼の口の中を調べてみました。ここでは大よその見当をつければいいわけですから、正確な診断をする必要はないのです。その後、彼は私の診療所を来院しましたので、レントゲン診査やその他の診査もして、彼の仕事場に近いワシントンの歯科医師を紹介しました。



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タタミの上を、ゲタを履いて歩くー(21)

2011-03-29 | やさしい修複歯科(審美修復治療・機能修復
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


このような場合でも、これは歯の寿命ではなく、その歯の歯周病がそこまで進んでいた結果である。結局、私は歯医者として何もすることがなく終わったと記憶している。

かつて、歯医者は「寿命です」といって歯を抜いていた。多分、私が歯医者になる前のことだと思う。というのは、私が「寿命です」といって歯を抜いた記憶がないからだ。

大学卒業当時からしばらくは、まだ「歯周病」という病名は一般的ではなかった。当時、歯科大学の診療科目でも「歯周病科」ではなく、「歯槽膿漏科」であった。そこで、「歯槽膿漏が進んで、どうしようもありません。」などと話して、納得をしてもらったのだと思う。



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