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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

シュースター「卓越歯科医業学」-42

2015-06-30 | シュースター「歯科開業学」
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


私たちが出会った患者の多くは、画家が描いた絵のような口をしている。…最初の歯科医師が手をつけて止めてしまい、次の歯科医師には自分が何を考えていたのかを伝えそこなって止めてしまう。…次の歯科医師も手をつけては、自分とそれ以前の歯科医師が何を考えていたかを伝える前に止めてします。

以下、同様のことが繰り返される。こうしたことは、私たちの中では日常茶飯事に起こっている。その結果、ほとんどの患者に多大の時間と労力と金が、目的をもたない修理中心の歯科医学に費やされてきたことを知り、患者のための利益になっているかどうか常に疑問に思わずにはいられないのである。

どうして、このようなことが起こるのであろうか。多くの歯科医師はさまざまな方向の脇道にそれて、自分が何をしようとしているのかを実際に理解しようとしないので、このようなことが起こるのだと私は考える。診療にあたっての明確な方向をもっていないので、ちょうど風になびく木のように、患者はどこかへたどり着くのを援助することができるにしても、その前には明確な目標と目的をもたねばならない。頂上に達する歯科医師が、なぜこのように少ないのkあ、疑問に思わないのだろうか。


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五代目「桂文三」の宝塚ホテルビアケラー寄席を企画ー9

2015-06-29 | ごまめの歯ぎしり(ブラキシズム)
歯科医師・山田忠生


会場のスペースと、ホテルがそこに備えている椅子の数も考慮して、参加者は50人までということに決定した。といって、50人が集まるかどうかは大問題だが…。私のこれまでの経験から5人の次は20人、そして次の目標は50人、80人、100人というのがクリアする数字をいえるだろう。当面、20人がクリアできれば、目標の50人が見えてくる。

私が歯医者という職業を離れて、一市民の立場から活動をする中で、一般市民の方々を対象とする事業を開催した最初は、1998年の「宝塚市歌・讃歌を聴きましょう、歌いましょう」というイベントだ。このときの会場は「べがホール」で、宣伝らしい宣伝もしなかったが約300人を集めた。人を集める楽しさと、むずかしさを味わった。




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パンキー歯科診業哲理:88

2015-06-27 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


すばらしい目標に向かった一段階としての職業人生であること.人間が他の生物から区別されることの一つとして、目的や運命を意識していることがある。アルバート・シュバイツアーはそのことを的確に表現している。“単に存在しているだけでは十分ではない。「私は生活していくため、それに加えて家族を養うために十分な収入をあげている。仕事はうまくいっている。良き夫であり、良き父である。そして、良き信者である。」といっても、それで十分ではない。確かにすべてはうまくいっているのだ。しかし、あなたはそれ以上に何かをしなければならない。
いつか、何かすばらしいことができるように、いつも捜し求めていよう。自分の独自の方法で、人格を高め、本当の価値を認識するために、人は捜し求めていかなければならないのだ。”

あなたの職業人生は、どうだろうか。挑戦するべきことがありすぎないだろうか。あるいは不十分ではないだろうか。退屈しているのか、それとも刺激的なのだろうか。毎朝、目覚めたときに、仕事についてどのように感じているのか。仕事が終わったときは、どうだろうか。仕事が価値のあることだと考えているか。何かをやり遂げているだろうか。患者や同僚については、どのように感じているか。承認や報酬に満足しているか。仕事と人生とに関連性はあるか。どのようにあるのか。


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宝塚ホテルが消える?

2015-06-27 | 歯医者人生、思いつくまま
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


1926年(大正15年)に開業して、来年が設立90周年を迎える「宝塚ホテル」が移転するという報道が、この5月の新聞各紙に掲載された。
宝塚大劇場・西駐車場地に新しく建設されるということを、阪急電鉄が決定したということである。そして、今の「宝塚ホテル」は姿を消して、跡地は住宅地になる予定であり、いずれの時期も未定とのこと。

私にとって「宝塚ホテル」は、市民文化活動の拠点会場として、5回開催をした“宝塚アートマラソン”、ソーシャルクラブ主催の“日本の歌を聴きましょう、歌いましょう”コンサート、ゆめ機構企画のPAKオケを迎えた“夢のコンサート”、そして今年も10回目を予定している『口福寄席』&“歯福の講演会”など。それ以外にも数多くのイベントの会場として利用してきた、とても愛着のあるホテルだ。

阪神大震災から20年を経過した今日、改めて宝塚を見渡すと、宝塚らしい建物、景観がドンドンと消えていき、あまりふさわしくない景観が増えてきているように思われてならない。

かつては60数軒を誇った宝塚温泉街の旅館の消滅、そして宝塚ファミリーランドも2003年に姿を消し、今また「阪神間モダニズム」文化の宝塚における象徴的建物である「宝塚ホテル」が風前の灯にある。

“宝塚らしさ”は、誰がどうすれば維持していくことができるのだろうか。 行政…? 市民…?


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パンキー・マン・スカイラー哲学による咬合再構築:補遺Ⅱ-12

2015-06-26 | 咬合病・修複歯科関連分野:論文など翻訳紹介
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


スプリント

スプリントが必要であるとき、咬合高径は必要最小限度で増加するべきである。スプリントが使用できている間は、好ましい前歯の関係と、前歯部誘導は確立されている。確立された前歯部誘導は、決して下顎の位置や顆頭に影響を及ぼさない。このような前歯部誘導は咬合力の一層好ましい分散と、安定した完全な機能的上下顎関係を約束し、歯列弓の陥没を予防する。

しばしば咬合再構築を計画するにあたって、臼歯部が前歯や前歯部誘導要因に十分配慮を払うことなく修復されることがある

臼歯部咬合面形態が、咬合器上の根拠のない前歯誘導コントロールに合わせて修復されると、審美性も前歯部のコントロールも犠牲にならざるを得なくなる。


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