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山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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■ゆめ機構・代表 

シュースター「卓越歯科医業学」-164

2019-05-31 | シュースター「歯科開業学」
歯科医師・山田忠生


勝者というのは、積極的に期待する力を発揮する。また、一貫して人々の中に最善を求めるなら、それが得られるということを学んで知っている。”勝者”となる歯科医師は、すばらしく準備ができている。彼の患者は自分の歯を保護し、守るためにはどのようなことがしてもらえるのかを知りたいと考えている。患者は、通常は勝者である歯科医師の忠告を受け入れる。
一方、消極的な歯科医師は準備することもなく、患者が最善を尽くさないから、自分は最善のものを提供しないのだと結論する。したがって、患者は忠告を受け入れない。「敗れるものは、計画することはできない」といわれるが、彼は”敗れるように計画した”ともいえる。彼は自分でワナを仕掛け、”自分自身”をいつも落とし入れているのである。


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タタミの上を、ゲタを履いて歩く:1

2019-05-30 | はなしにならない「歯医者」のはなし
歯科医師・山田忠生


少し前なら、といってどれ程になるかは正直よくわからないが、当時は私も「畳の上を、下駄を履いて歩く」と書いていたのではと思う。
それが今では畳はタタミと、下駄はゲタと書くのが何となく伝えやすいと感じてしまっている。それはそれとして、この文章表現も少し変なのである。何を履いていようと素足(これもスアシか)であれ、歩くのがカーペットか、タタミであれば、「タタミをゲタで歩く」でわかるはずだが、何となく「タタミの上を、ゲタを履いて歩く」という表現の方が、これからの話につき合っていただけそうなので、このタイトルで進めていくことにする。


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パンキー歯科診業哲理:219

2019-05-29 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
歯科医師・山田忠生


3・治療の概略を適切な順序で描く.その症例を頭の中で具体的に描くことができれば、次の段階としては、その目標に向けた行動計画を作ることである。この時点で治療順序を認識し、それを記述しておくべきである。詳細な記録である必要はないが、歯周処置、歯肉治療、矯正などを明確に図解してく方が良い。

4・最終的な修復処置を始める前に、組織が健康であることを確かめる.組織が健康でなければ、修復物のマージンをどこへ、どのように位置づけるかを決定するのか困難になる。また、出血に対する気づかいもいらなければ、容易に正確な印象をとることができる。つまりは組織が健康であれば、治療のスピードもそれに対応して速くなるのである。






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デンタル・コミュニケーション:60

2019-05-28 | デンタル・コミュニケーション
歯科医師・山田忠生


感情移入


広範囲修復治療をしている患者が、このように言った。「もう、この椅子に座っていることに耐えられません。私は椅子から降りたいのです。」

質問:感情移入をもった対応とは。

回答:あなたの対応は、患者の感情を認識し、それを受け入れていることを表しているか。患者は落ち着かずにパニック状態で、イライラしている。というのもこの治療を受けなくてはならず、歯科的問題を抱え、それらをあなたに頼らざるを得ないからである。あなたの対応を以下と比較せよ。
  ●あと2~3分で、この治療は終わります。
  ●このようなことをしなくてはいけなくて、しかも誰かに頼らざるを得ないとは、おもしろくないことですね。

ここで用いられている感情移入は、患者の感情をオープンに、わだかまりなく取り扱い、さらに直接的に表現するように援助するものである。
感情移入のある対等とは、忠告や安心を与えようと意図したものではなく、感情をあやつろうとせず、ましてや感情の是非を話すことでもない。それは単に感情を認識し、患者がそれを表現することを受け入れることなのである。



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バークリー予防歯科の概要:169

2019-05-27 | 好結果をもたらす予防歯科医業:ロバートF.
歯科医師・山田忠生


この理論を裏書きするものとしては、1965年にプラックと唾液中のstreptococcus salivariusの差温材と疾患に及ぼす影響ということに関する、カールソンの論文中に示されている。彼の研究によって次のことが明らかになった。Str.Salivariusだけでなくその他の多くの細菌も、ショ糖から細胞外の多糖類をつくる。これらの有機体はレンサ球菌であることが判明した。また、それらのほとんどがStr.Sangiusの典型的な特質をもっている。これらのレンサ球菌はプラック中のレンサ球菌の半分を占めており、1946年にホワイトとニーベンによって詳述された亜急性細菌性心内膜炎を連想させるレンサ球菌と同一のように思われる。

家庭での管理で直面する問題の一つは、歯肉縁下のプラックを上手にコントロールしているという、目に見える証拠がないということであった。1965年、ハラルド・ロー先生は人体実験による歯肉炎について報告した。完全にプラックをコントロールし続けていた患者が、突然それをやめたときには、市s肉炎はアーニムが見出した時刻表をまったく同じような経過で歯肉溝からの出血状態に移行する。しかし、プラックコントロールを再開すると出欠は5~6日でとめるということを、ロー先生は発見した。


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